天皇賞秋2019予想:展開はダノンプレミアムが鍵握る?アエロリット・スティッフェリオ逃げ馬2騎のペース作りは?

 なんといっても展開のカギを握るのは、逃げ馬2騎アエロリット戸崎騎手・スティッフェリオ丸山騎手だろう。
 まずアエロリットだが、ここのところずっと乗り替り続きで今回は戸崎騎手をチョイス。確かに相性は良い鞍上。アエロリットというとヴィクトリアマイルで横山騎手が殺人的なペースで飛ばして潰れた印象が強く残っているが、戸崎騎手は毎回安定して力を出し切ってくる。
 ただ、溜め逃げというわけでもない。2度の安田記念では34秒台前半のミドルペース。ヴィクトリアマイルでは35.2で入ったが、稍重馬場だったことを考えるとそれなりのペース。溜めて切れる馬ではないことを理解して能力を出し切っている。よって今回もあまり緩いペースで行くということはないだろう。
 そこへスティッフェリオがどう絡むか。前走は久々に逃げる形でレイデオロら強豪から金星を挙げた。実はこの馬ハナに行けると崩れない。5戦3勝2着1回と完璧な成績。丸山騎手もそれを理解しているから、ハナを今回は譲らない可能性がある。となるとまずスローペースの展開は考えにくいところ。
 さらに、万が一ペースが緩むようなことがあればダノンプレミアムも黙っていないだろう。過去には2番手で競馬をしたことが3回あり、今回こそ力を出し切るべく、積極策は考えられる。ダノンプレミアムよりは前に位置取りたいアエロリット・スティッフェリオはペースを上げるしかないだろう。
 G1レースに相応しい厳しいラップを刻むことになり、3強含め有力馬・差し馬も能力をフルに発揮できそうだ。

予想を動画解説


競馬ナンデYOUTUBEメンバーシップ
編集長の渾身予想をLIVE生放送

走法王におれはなる!



佐々木主浩オーナーの馬券

カテゴリ