昨今回避馬が多く、がっかりメンバーになりがちだった有馬記念が久しぶりに豪華メンバーに。これほどのメンバーは5年ぶり。
5年前も今年と同じ傾向があり、いずれも凱旋門賞に3頭が挑戦した。当時はゴールドシップ・ハープスター・ジャスタウェイのうち2頭が出走し上位人気に。勝ったジェンティルドンナが4番人気になるほどのハイレベル戦だった。
今年もフィエールマン・キセキ・ブラストワンピースのうち前者2頭が出走しメンバーレベルを引き上げてくれた。凱旋門賞出走組はローテーション的にジャパンカップは間隔が短すぎて出走が困難なため、有馬記念を次の目標にすることが多い。凱旋門賞挑戦馬の増加が有馬記念繁栄に繋がるようになるとは意外な結果だ。