有馬記念2019枠順から展開予想「逃げ宣言アエロリットがどこまで粘るか」中枠アーモンドアイ・リスグラシューはスムーズ

 テンの速さでは一番と目されるアエロリットが大外を引いたことで展開予想は一筋縄ではいかなくなった。
 津村騎手のコメントでは「やることはひとつ。逃げます」ということなので、大外からクロコスミア、キセキを交わしてハナに立つでしょう。
 スティッフェリオ丸山騎手は内枠が欲しかったと発言していますし、距離が長いのも認識している。天皇賞秋では力負けしたことも認めているので、最内を選択するはず。ということは、アエロリットの外にはつけずに真後ろか。
 

 キセキ、クロコスミアは外から交わされているはずなので、少なくとも1馬身以上後ろ。アエロリットが単騎で4コーナーを回ってくるのでは。
 アエロリットも距離が長いので一息入れたいはずで、途中ペースダウンすると、その後ろで渋滞が起きそう。
 絶対的に内で脚を溜める岩田騎手スカーレットカラー、前走内突きで勝っているスワーヴリチャード、ロスなく回りたいという武豊騎手のワールドプレミアあたりが内に密集していると見られるので、馬群が淀んで不利を受ける可能性もありそう。ひとつ外の方がスムーズに回ってこれそうなイメージがある。

 あとはアエロリットがどこまで頑張るか次第。
 ①アエロリットが2000以上は未知なので、もしも仮に早めにバテてしまうようなことがあると、内で構えていた馬達は勝負ところで動けず、大きな不利ということもなくはない。スティッフェリオとて、距離は未知数。早めにバテる可能性もゼロではない。
 最初からアエロリットのひとつ外を回ることになりそうなキセキ、中枠のリスグラシュー、レイデオロ、アーモンドアイ、サートゥルナーリアあたりが無難か。あるいは思い切って後方待機に賭ける馬が、3~4コーナーからスムーズに外を回って追い上げるとハマるかもしれない。

 ②馬場が内伸びバイアスでアエロリットとスティッフェリオが直線途中ギリギリまで粘る展開なら、内伸び馬場ということだから、内の各馬の伸びだろう。ただ、こちらはこの2頭ともバテない場合なので、やや可能性は低めか。

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