このコースはコーナーの600～800でペースが一気に13秒台に落ちるのだが、例年だとその後２ハロンくらいは13秒台前半で推移するところを今年は12.5-12.8とやや加速気味に。そのおかげで最後の１ハロンはバテバテになったわけだ。全体的には厳しい流れで、差し馬に展開が向いたレースだったと思える。
　勝ったキングスエンブレムは休み明け後２連勝。休養して一皮むけたか。しかし抜け出してから差を詰められ、実際に時計がかかったのはやや不満。2000mは微妙に長いのかもしれない。これでＪＣＤで勝ち負けできるか？と問われたら答えはNoだけどな。
　ラヴェリータは牡馬相手に56.5kgを背負って、距離も微妙に長いと思っただけにここまでやれるとは・・・。乗り替りもマイナスだと思ってたしな。まあ高いレベルで安定していて、さらなる相手強化だと厳しいが、交流重賞ならまだまだ荒稼ぎできるわ。
　チョイワルグランパの好走はビックリ。距離の長いダートがよほど向いているんだろうが、ハンデもよかったか。小回りのほうが良さそうで、府中の2100だと斬れ負けしそう。適鞍が少なくて不憫だな。
　サクラロミオは殿から直線何頭交わせるかという競馬で評価はできない。マイネルアワグラスはこれで伸びないんだから良化途上か。グリッターウイングはキツイ流れを追走してのものだけに、ここまで粘れば評価するべき。モンテクリスエスは何を血迷ったのか先行しちゃうんだもんな・・・（;´Д｀）
　ワンダースピードは休み明けでガツンといってしまった感じで参考外とも言えるが、次走が重要だな。
　レースレベルは最後の１ハロンもそれなりに持ちこたえていれば評価できるが、アマアマだったので『３』
　次走の狙い馬は９着ながら勝ち馬とは0.6差で、馬場が湿ればさらに前進が期待できるアドマイヤマジンとさせていただきます。
まあ、最低１頭は推奨しなければいけないから無理矢理とも言えるが・・・(；・∀・)
レースレベル：3
→次走狙い馬:アドマイヤマジン       

◎クリーンは１０着。前走勝利に導いてくれたジョッキーでしたがずいぶん後ろからの競馬になってまくりもしてくれませんでしたね。後ろからズドンができない馬だということは馬格を見ても明らかだと思うのですが・・・馬にやる気がなかったのかな・・・恐らくもう馬券に絡むことはないんだろうな・・・巨漢は大変だな。

勝ったキングスエンブレムは血統的に遅咲きダート馬なのかな。それを考えると下のソリタリーキングは使い出しがダートだったし・・・ってこれは前にも書いたか。
この血統は勝つときはすごいんだけどたまにポカがあるんだよなぁ・・・今後も積極的に◎にしたい馬でないことは間違いありません。

チョイワルグランパは我慢すると伸びるタイプなんでしょうか。軽ハンデの恩恵が多いにあったことは明白ですがさっぱりつかめないですね。ただパワー型でスピード不足のクリーンを買えるなら、長距離戦で好走してきたこの馬は買えるはずなんだが全く見ていませんでしたね。もうちょっとちゃんと予想しないとダメですね。


グリッターウイングはレパードＳで２着した実力がありながら５４キロ。去年準オープンを勝ったワンダーアキュートが５４キロ。ハンデをつけた時点でハンデキャッパーは３歳のレベルに疑問を持っていたのかな。
この時期に阪神の２０００はきついよね。去年はちょっと馬場が湿ってたからスピードで何とかなった部分はあったけど今年は乾いてたし、グリッター自身も鞍上弱化だから・・・まだまだ世代レベルを低いと確定するのは早いと思う。
レースレベル：3    
→次走危険馬:クリーン  

勝ったキングスエンブレムは外から差して快勝。
うーん、やはりダートだと勢いの方が上回るんですかねぇ。
3着のチョウイワルグランパなんて1000万の2400ｍ上がりですし。
4着も休み明けの条件上がりが来てますし。

2着ラヴェリータは先行して。
このタイミングで走れるのは普通に強いですね。
まぁ3着がチョイワルグランパのレースですけど。

モンテクリスエスは前に行き過ぎましたね。
距離短縮、ダートで後方一気でも良いぐらいでしたが、
変に流れに巻き込まれて直線は苦しがってました。
これはもう一回期待したいところ。次は人気落ちるでしょうし。
レースレベル：2
→次走狙い馬:モンテクリスエス