アルテミスＳは本命のレッツゴードンキが２着。加速ＳＨＰ馬なので後方からではやや辛いのですが、よく追い込んできてくれました。最終コーナーに向けて、積極的に外に出そうとしていってますので、単純に内を突っ込んできた４着馬以上の内容と考えます。本賞金を加算できたので、今後はＧ１に向けて調整されるのだと思います。テイエムオーシャンやヤマニンシュクルのような活躍を期待しています。

　勝ったココロノアイは９番人気まで下がっていましたが、新馬戦では早めに追い出されてはいるものの、直線後半は流す余裕があり、底を見せていたわけではありませんでした（これを拾えるかはレースを見ているかどうかですね）。

　11番人気のトーセンラークは、北海道からの臨戦だったので自分も指数の高さほど信用していませんでしたが、今回は天星指数の精度を証明した形。馬券の本線にした２頭軸の相手はシングウィズジョイでしたが、この馬の指数と0.1しか変わらない指数を出していました。

　４着のフローレスダンサーは、負荷の少ない競馬による好走という面もありつつ、オープンクラスの指数を出してきたのは流石はダンスインザムードの仔といったところ。５着のスマートプラネットも僅差で来ていましたが、距離延長で長い直線では決め手に劣りましたね。６着のシングウィズジョイは道中、引っかかってしまったのがロスと見えました。

　時間がなくて予想では書けなかったのですが、未知馬の中で消していたメイショウメイゲツは上がり連対実績がなかったのが理由です。先週のスミレタンポポで狙いすぎ、学んでいたのが活きました。

　勝ったココロノアイは末脚が持続するタイプで、先行もでき幅を広げましたね。ただ、重賞勝ちとなり今後のレースレベルを考えると狙い馬まではどうか。今回は捌くのに少し手間取って脚を余したように見えたレッツゴードンキのほうがまだ狙えるかなと思っています。
　危険馬はいませんが、フローレスダンサーが引き続き重賞に出てきた場合は危険かも。
レースレベル：3
→次走狙い馬:レッツゴードンキ       

勝ったココロノアイは早めに動いた、というより完全に暴走。
しかしステゴ産駒らしい気の強さでもう一度伸びてきました。
凄いのは凄いですが、今後の扱いは難しい馬ですね。
少なくとも次走は反動がかなり出そうです。

2着レッツゴードンキは中団から差し込み。
やはりキンカメ産駒らしい完成度の高い馬でした。
ただ、こういうタイプは崩れないものの勝ち切れない傾向。

3着トーセンラークは先行して一旦は先頭に。
欠点が無く、とても競馬センスの良い馬なので、
しばらくは安定して走ってきそうな感じです。

テンダリーヴォイスは中団から伸び切れず。
さすがに終始大外で差してくるほどの強さはなくて、
強引な本命だったと反省しています。

相手3頭で決まり、馬券こそBOX買いで救われたものの、
予想的には何とも格好の悪い形になりました。

まぁテンダリーが内枠ならBOXで買わなかったかもしれませんし、
内枠でも来なかったという可能性も十分あるので、
ある意味運が良かったとも言えますが。
レースレベル：4    
→次走危険馬:ココロノアイ  

　実馬券では9－16のワイドで獲れました。除外は悲しかったですが、良しとします。


　1着：ココロノアイ

　予想では対抗に推した馬。

　父：ステイゴールド(Tサンデー)
母父：ディンヒル(ダンチヒ)
ファミナン：バランス系14号族
近親：マックスビューティ、マックスジョリーなど

　ディンヒル及びダンチヒはオセアニアで繁栄していて、2歳戦・短距離に強い血統。


　2着：レッツゴードンキ

　父：キングカメハメハ(キングマンボ系)
母父：マーベラスサンデー(Lサンデー系)
ファミナン：バランス系4号族
近親：クィーンスプマンテなど

　コディーノに似た血統だと札幌2歳では語ったが、だとするならばこの時期の東京も合うはず。

　1番人気だから嫌ってみただけで、まだまだ走れるでしょう。


　3着：トーセンラーク

　父：アルデバラン２(ミスプロ系)
母父：タバスコキャット(ストームバード系)
ファミナン：極軽系2号族
近親：エイティグロー、タケイチイチホースなど

　ミスプロでもアルデバラン２は米国系だし、ストームバード系もヨハネスブルグしかり、米国血統で、2歳戦・短距離には強い血統。


　したがって、1着馬と3着馬は、2歳戦に強い血統。2着馬もコディーノに似ていることを見れば、2歳戦向きか。
→次走狙い馬:レッツゴードンキ