勝ったベルカントは好スタートから粘り込み。
昨年ほど圧倒的な勢いはありませんが、
これぐらいの相手で1000なら勝ててしまいました。

2着ネロは大外逃げと直千の勝ちパターン。
これで負けてしまうあたり、どうも底力不足ですね。

2頭とも相手に恵まれた印象が強く、
この後のサマースプリントで活躍できるかとなると…

ローズミラクルは上位馬と同じような位置で、
手応えも悪くなかったものの伸び切れず。
フジキセキの底力を出すには直千は単調すぎるのでしょう。
レースレベル：2    
→次走危険馬:ネロ,ベルカント

「３」＝13頭立てで枠順の差がなくなって馬の能力と騎手の実力通りの決着にて例年並み＝平均並みと判断。

狙い＝プリンセスムーン
人気通りの決着で、４着以下は今後の短距離路線では一息足りないレベルにあると言わざるを得ない。
よって同馬が一番の狙い馬となるはず。

危険＝アットウィル
４着が２馬身差付けられている事から、同馬以下は重賞では一息足りない２・３着馬に足りないレベルと言わざるを得ない。
よって４着の同馬以下は全て危険馬にしかならないはず。

※良い参考になる基準！
ほぼ人気通りに収まった事からも、馬の能力差と騎手の差が共に３着以下にあるのが示されたのが今後の参考になると思われる。
要するに、北村友以下はジョッキーとして大した差はなく、やはり元地方と名手外人は実力が違っていると言う事。
プリンセスムーンの能力に期待したい所もあるが、結局３着までにしか成れないのではジョッキーのレベルが足りないとしか思えない。
今回の結果はこの意味でも非常に分かりやすい実力差と言えるだろう！
レースレベル：3
→次走狙い馬:プリンセスムーン  
→次走危険馬:アットウィル  

54.1 (32.8-31.9 ※3F目重複カウント）のスローペース、高速瞬発戦。レベルは平均程度か。

ベルカントがネロとのマッチレースをアタマ差制し、見事連覇達成。内枠からスッとネロの番手に付けると、狙ったようにゴール前で差し切った。
５５キロと斤量をもらっていたこともあり、着差以上に強い競馬だったと言える。

ラップを見ると例年よりも前半が緩く、ラストの落ち込みが少ない。昨今の芝短距離戦の傾向を反映したようなスローのレースとなった。L3⇒L2で▼５と、瞬発戦のレースとして分析できなくもないが、そこは特殊な千直のラップ。あまり早急に一般化するのは控えた方がいいか。トップスピード持続戦の適正が測れた、ぐらいに緩く捉えておく程度がいいかと。


人気通りの決着で、狙い場危険馬を挙げづらいが、ベルカントは秋まで主役の１頭となるだろうし、それに応えうる実力もある。妙味はないだろうが引き続き期待したい。
ネロは、最も適正がありそうな条件でG3に届かないという結果になってしまった。このままオープン大将キャラになってしまいそうな感じ。
レースレベル：3
→次走狙い馬:ベルカント  
→次走危険馬:ネロ