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　年始の挨拶もそこそこに、中山金杯の予想へ。
ハンデ戦といっても出走馬の過半数が斤量55キロ以下、それだけ確たる実績馬も少ないというのが実情で、人気上位が予想される馬達も、どう乗っても勝てるほどまでの信頼はできない様子。

　ほぼ全馬に重賞勝ちのチャンスがありそうなここは人気薄からのアプローチ。注目してみたいのはレオマイスター。

　アイルランドＴ４着、中日新聞杯５着と、近走の成績を見る限り人気にならない割には大崩れせず健闘している。ただ、この馬の２着３着の数が少ない点に注目すると、ここ数戦は堅実駆けというより、むしろ不適な条件があるため馬券の圏内まで到達できないだけという見方のほうが意外としっくりくる。アイルランドＴは東京の長い直線が不向きで、中日新聞杯では走破タイムが速過ぎたのだろう。

　一方、この馬の勝ちパターンと言えば、阿武隈ＳやラジオNIKKEI賞の例にもれず、中団待機からマクリ気味に進出してのロングスパート。小回りで器用に立ち回れる性質も含めると、未知の中山芝2000という条件はなかなか面白い。メンバー的にも超スローは考えにくく、ソコソコ以上には流れてソコソコには上がりのかかる展開だとすれば、脚質的にもピッタリでは。
　
　16番枠も中山芝2000のコース性質上、引き込み線から正面を比較的長く走るので致命的に不利とも言えず、ましてやインを鋭く突き抜けるタイプでもないので、スムーズな追走が期待できるこの大外枠はむしろ吉兆かと。

　２番手評価は、直線までは死んだフリが前提でアスクデピュティ。中山では東京ほどの好走を期待するのはやや酷だが、軽量50キロなら話は別。中山芝2000にも一応の実績はある。

　格下の身だが、下級条件時代に中山芝2000で高いパフォーマンスを見せているブルーマーテルも警戒しておきたい。ＴＶ静岡賞ではゴールデンダリアの２着。52キロなら格上挑戦でも。

　脚部不安から復活して鳴尾記念を制したアクシオンは、全６勝が全て同じ距離という1800専用機。レース内容からはそうした偏りは感じられず距離適性は菊花賞でも健闘したくらいでむしろ万能な感じに映るのだが、この成績の偏り方はどうしても気掛かり。大崩れはしないだろうが、前走以上に強い競馬を期待するのはどうか。
01/05 03:06

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≪JRA馬主・佐々木主浩本人≫
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KUROSHIMA 予想歴15年 回収率134％	自身が勝手に師と仰いだ某予想家の影響で、◎は原則として穴馬に置くのがモットー。 予想の軸は、展開と馬場状態、各馬の馬場適性およびコース適性と対戦比較、機動力の有無に重点を置く。もしくは人気馬の弱点を狙い撃ち予想を組み立てる。最後の仕上げは直感と当日の駆引き。　総拍手獲得数：2459 過去のベスト予想 　北九州記念2011 ◎トウカイミステリー○エーシンヴァーゴウ 27拍手 1,400円