岩田康の1000勝が懸かっていたので“半ば順当な１着”となったからにはそれほど高レベルとは推察できないので並みの「３」とする。

■＝ランリョウオー
休み明けで四位起用(本当なら浜中)は解せなかったが、人気の一角として２着食い込みできたからには期待値は文句なく上がるはずなので次走期待馬に！

■＝アルティシムス
私には、今回直線で伸び不足４着となったのが秋山くんのマーク馬間違えによる早仕掛けと見えたので次走は巻返しできると判断して期待馬に！

□＝セイルラージ
今回が岩田康の記録懸かりだったのが最大の勝因と思われるのに加え、内を掬った騎乗が上手くハマったと見えたため格上戦となる次戦では苦戦必至と思われるので次走危険馬に！

※秋山くんの騎乗に見た競馬学校の悪い点！
単騎逃げ予想で穴人気となった和田騎乗のプレミアムブルーが、幸騎乗のティアップゴールドに先手を取られたために前が早いペースとなり待機策馬に有利な展開となった今回のレース。
その中で矯めてこそ切れる脚を持つアルティシムスに乗った秋山くんは、先行馬たる酒井騎乗クッカーニャを目標にしてレースを進めてしまい手痛いミスを犯してしまったと思えてならない。なぜなら、せっかく馬は良いデキ【最後は脚が上がっているのに少差４着粘りしているから】なのに、秋山くんが馬ナリ競馬でそのままレースを運んでしまったために末脚を伸ばせなかったと見えたからだ。
この結果から分かるのが、秋山くんは全体の流れ(ペース)を全く読めてないということであり、これが今の競馬学校教育の弊害【馬の具合でレースを進める＝全体のペースを体感できてないので馬ナリで競馬を進めてしまう＝馬の調子に左右される騎乗＝主戦騎手でも馬を把握してない証拠】というのを顕著に表したと言えるだろう。
しかし、今回は秋山くんが目立っただけで別に秋山くんだけが特別悪いという訳ではない。ただ準オープン戦で土曜日と言えどもメインレースなのだから、「もっと自分の馬のことを考えて乗って欲しい」と思った次第。「なぜ伸びなかったのか」をＶＴＲで復習して次戦に臨んで欲しいと願うばかりである！
レースレベル：3
→次走狙い馬:ランリョウオー,アルティシムス
→次走危険馬:セイルラージ