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展開は逃げたいアナバティックにウィリアムズなのでこれがどういう競馬をするかによる。タイキエイワンの方が外なので阪神1800の形態を考えるとこちらの方が逃げるという点では有利で、アナバティックは逃げられないと３角で窮屈になってポジションが下がる可能性が高くなる。更にレインフォールやカレンミロティック辺りが番手で突きそうで、アナバティックがハナから後方に下げる競馬にならなければペースは平均ペースになるし、逆にタイキ単騎ならスローもありうるので、両方に対応できるタイプが理想。


◎ジェントルマンはその両方に対応できる馬。前走八坂Ｓでは11.7-11.9-11.0-11.3の流れで外から伸びを見せたが、届かず、逆にデスペラードのキレに屈した。この馬は下鴨Ｓで現級勝ちしていて、ここでは11.6 - 11.4 - 11.3 - 11.3 - 12.0とロンスパ戦でＬ１落ち込むポテンシャル勝負になっていて、きっちり２列目から捻じ伏せた内容。トップスピードもある程度あるが、ポテンシャル勝負で結果を出せている馬なので、本質的には時計勝負向きだろう。ただ、京都と違って阪神はＬ１が落ち込みやすいので、こういった展開に強いロベルト系のシンボリクリスエス産駒という点でも後押しできそう。叩き２走目定量戦。条件は良いし、今回目くらましになる馬も多く人気もそこそこなので。


〇カレンミロティックは３走前が圧巻。平均ペースで刻まれて、これをきっちり番手で追走し、直線で千切り捨てる内容。11.9 - 11.6 - 10.9 - 12.2のラップ推移だからペースも早い中でトップスピードの高さも見せていて、かなりのポテンシャルを感じさせた。実際同日の準OP西宮Ｓよりも時計は圧倒的に早く、ラップ推移からも優秀。ただし、トップスピードの質はここでは見劣る面もあるので、ペースがある程度早くなってポジションの差で押し切れれば。タムロスカイらと互角に戦ってきた馬なので、ここは力負けしないはず。


△ミカエルビスティーは３走前のストークＳを評価。11.8-11.3-10.6-11.5の流れで最速地点で最内窮屈でポジションを落としながらＬ１で盛り返しての２着。Ｌ１で伸びてきている点と、トップスピードの持続力は魅力的。今回は外枠なので、３～４角をスムーズに回せるという点でも大きい。相手関係は強力だが、武器が限定されている馬だし、嵌れば一線級相手に通用する馬なので。


ランリョウオーはまともな状態でスローなら確実に来ると思うんだけど、前走２Ｆ勝負でポジション負けしたとはいえ、伸び自体が平凡だったのが気がかり。引き続き人気なのでここは様子を見ておきたい。


http://blog.livedoor.jp/catassan/archives/6781317.html
12/02 14:26

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