展開はこの枠ならエーシンダックマンがハナを主張しきれるだろう。内からオーセロワがどこまで競ってくるかだが、坂スタートならエーシンダックマンはテンが速い馬なので、行き切ってマイペースに落とせるだろう。平均よりスローで想定、ポジショニングとトップスピード重視で良いだろう。


◎エーシンヒットマンは京都1200巧者で、基本的に序盤ペースが上がらない方が持ち味の要所の脚を活かせるタイプ。彦根Ｓ勝ちでは平均ペースから10.9 - 11.1 - 11.3 - 12.0のラップと京都にしては割とＬ１落ち込む厳しい競馬になったが、２列目からしっかり逃げるジュエルオブナイルを捕えている。前走オーシャンＳはタフな馬場で超ハイペースを追走して脚をなくした形。この馬としてはある程度時計が出る馬場で平均ペース、楽にいい位置を確保してというタイプの馬だけに、京都1200でペースがそれほど上がらなかった時が一番競馬がしやすいだろう。一発。


〇エーシンダックマンは坂スタートの京都1200は鬼。平坦からのスタートだと序盤で脚を使いすぎてハイペースで甘くなることが多いが、京都1200や新潟1000で楽にハナ、或いは２番手につけているように坂スタートの適性がきわめて高い馬。シルクロードＳでも11.1 - 11.0 - 11.3 - 11.9と厳しいラップを刻んでロードカナロアにトップスピードの差で出し抜かれるも、３着以降はしっかり抑えた。マイペースで運べれば強い馬、二の脚もある程度速いので、マイペースから直線で出し抜く競馬を期待。


△スギノエンデバーはトップスピード馬だが序盤のポジションがかなり悪くなる馬なので、京都1200だとどこから伸びてくるかというのがポイント。この馬はペースが上がるよりもスローで団子の方が届くタイプで、高松宮記念のようにペースがあまり上がらずに団子状態で直線を向ければトップスピードの差でまとめて面倒を見れるだろう。ただ、単にトップスピード型というだけでなく、高速馬場ならペースが上がっても良いタイプでもあるので、とにかく届く位置にいるかどうかだけ。能力はここでは最上位だけに。



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05/05 13:26

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