ニューイヤーＳ見ると結構時計が出るような感じではあるが、それでもオープンクラスがガッツリ前傾ラップでも33秒切れない馬場って言うのは確かで、少なくとも少し時計は掛かっているのは確か。問題はこれをジョッキーがどう判断するかの方。


　展開はホルボッシュが内枠から主張するが、これにアグネスドリームが加わってくる形。どちらもある程度飛ばしても問題ないタイプではあるが、共倒れは避けたいのでホルボッシュはある程度までなら番手でもという意識はああるはず。アグネスが逃げる可能性の方が高いかなとは思う。ただ本質的には坂スタートでテン１Ｆ12.5ですっとハナを取り切っているホルボッシュの方が速いかなという気はするし何とも。いずれにせよ序盤はそこそこは流れるかなと。問題は仕掛け所だが、ホルボッシュが主導権を握る展開で各馬早仕掛けを意識するだろうが、ホルボッシュが前走そのまま早仕掛けで押し切る競馬をするとは馬場を含めて考えにくい。仕掛けは遅れるんじゃないかなと思う。中弛みになる可能性が高く、器用さが欲しい。


◎キングズオブザサンは前走の葉牡丹賞を高く評価する。序盤そこそこ流れた中でしっかりと先行、２列目で壁がある状況で12.4 - 12.6 - 12.2 - 12.0 - 12.1と加速して行く流れ。直線ですっと外に進路確保すると後は突き抜けて他馬を寄せ付けなかった。走破時計も早いが、中盤少し緩む競馬で前後半速い流れに付き合っての完勝だけにこれは高く評価したい。黄菊賞は高速馬場で明らかに基礎スピード面で苦戦していたが最後までばてずにジリジリとは伸びていた。この馬場状態なら極端なトップスピードを問われることもないし、前走からも基礎スピード不足に陥ることもない。要所でペースアップ出来、そこからばてないと現状タフな馬場下での中山2000なら隙はないかなと。素直に本命。


〇ホルボッシュは前走かなり強い競馬をしているんだが今回外差馬場のイメージもあるのか全く人気していない。前走の時計は優秀で、2:00.8。同日1000万下が2:01.4で、現時点で1000万下を超えてきていることからも重賞級の期待はできる。それに、前走は12.3-11.4-11.9-12.2-12.1-12.7と向こう正面最速11.4とかなり強烈なラップを刻んでいて、それで最後まで踏ん張ったというのはかなり評価できる。この仕掛けを遅らせることができれば魅力的だし、ペースアップの競馬ができているということも当然歓迎材料。２走前の未勝利勝ちが12.1-12.4-11.8-11.9と２Ｆ戦でスッと抜け出せていてこの辺から距離延長で良さが出ると思っていたのが前走で嵌った形。もっと仕掛けを遅らせても対応できるはずで、何故か人気が無いが素直に評価して対抗。


続きは↓
01/19 14:30

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