日曜競馬開催直前のダートの馬場状態は稍重。
多少の降雨はあるものの１ミリ程度という事で、馬場に影響は無さそう。

私的の感じる府中ダートマイルのイメージは、しぶとさを生かす競馬ならターントゥ系、キレを生かすならフォーティナイナー系やゴーンウェスト系といった感じである。
今回のメンバーで言うと、前者ならアルタイル(父カネヒキリ)やノボバカラ(父アドマイヤオーラ)。
後者ならノンコノユメ(父トワイニング)。

メンバーを見てみると、ラインルーフ、ピンストライプ、アキノクレッセント、ミッキーシーガル、ブチコ、ノボバカラ...など、ダート戦らしく先行馬が揃った。
このメンバー構成で数少ないダート重賞となると、スローの流れは考え難い。
馬場も今以上に高速化するとも考える難く、キレ勝負というよりはしぶとさタイプにヤマを張って予想してみたい。
これまでの競馬から、ゴールデンバローズのパフォーマンスは圧倒的だが、海外での前走が示すようにメンバー強化で怯む典型的な淡白主導タイプ。
力で押し切れなかったタイミング。
枠順が枠順だけに、スタートは控えて流れの外から差して来る競馬になるだろう。
狙いはゴールデンバローズの死角から抜け出して来る馬だ。

◎②ダイワインパルス
父ヴァーミリアンは体力ゴリ押しタイプであったが、どうもこの馬にはその面影はない。
母父アフリートの産駒はダートでしぶとい走りを見せていたが、代を経ると更にしぶとさが増す。
ヴォーグトルネード、パワーストラグル、アスカクリチャンあたりがその代表であろう。
２走前に見せたしぶとさや、前走を馬群から突き抜けた集中力に期待したい。
ターントゥの血はかなり薄めだが、集中力系の内枠、格上げステップ、ほぼ馴染みの無いメンバーとの対戦で精神的な鮮度も高いタイミングで高いテンションでの出走が期待出来る。
06/21 11:08

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