有馬記念、先行して２着のブエナビスタは前に行った組がバテバテなＨペースの展開で唯一連に絡み「負けて強し」の内容。だけどドリームジャーニーに負けた事は事実。今度はドリジャニより早くは動けないし、ドバイに向けて勝たなければならない一戦。リーチザクラウンもクイーンスプマンテもいない展開なら冒険は避け、正攻法の「追込み」に徹するとみる。

もちろん３戦連続出遅れのドリジャニが前に行けるハズも無く、ブエナビスタとほぼ同じ位置取り。絶好調“池添と横山”お互いが動くタイミングを測って直線勝負！

人気２頭が「後ろ」なら武豊サンライズマックスは当然仕掛けて前へ。でも本来は馬も騎手も「追込み型」。先行して７着だった２走前の鳴尾記念もあるし、中団７～８番手くらいか？

他の人気上位馬、ジャガーメイル・トウショウシロッコ・ホワイトピルグリム・ミッキーパンプキンも中団より後ろが定位置。

おやおや？　意外と前が楽に行ける展開か？
「差し馬天国」の堅い重賞だと思いきや、もしかしたら中波乱もあるか？？

枠順にも左右されるが、逃げ馬はただ１頭…ホクトスルタン。
４ヶ月の休み明けでも他に行く馬もいないし、一人旅濃厚。
かといって、本命にしたい要素もないしデータ的にも逃げ馬は３着が精一杯だし、粘って３着▲単穴予想。

本命は、逃げ馬の後ろ２～３番手につける展開的に最も有利な実力馬…
◎アドマイヤコマンド。
前走ＡＪＣＣでも本命に押したが、さすがに脚部不安で１年８ヶ月も休んでいただけあって、勝ったネヴァブションに１３馬身遅れることブービー１２着。
しかし先週の調教を見る限り、確実にブランクを取り戻した感。
思い起こせばデビュー戦７馬身差圧勝、続く２戦目の毎日杯では後のダービー馬ディープスカイの２着（４着ヤマニンキングリー）、３戦目でダービートライアル青葉賞ＧⅡ優勝。ダービーこそ７着に敗れて長期休養に入ったが、人気２頭にも負けない戦歴。
本来ならあと１～２戦様子見が妥当かもしれないが、穴党の悲しい性。Gallop誌上“無印”なら、ここが買い時。三連単の頭で勝負。

データ的にも有馬記念組が強く、１～２着馬が揃って負ける事は考えづらい。どちらを選ぶか？
対抗にはブエナビスタを取る。
ウオッカやカワカミプリンセスが惨敗した牝馬鬼門のレース。
ただし有馬記念２着馬の年明け初戦のデータなら、ダイワスカーレットが勝っている。（産経大阪杯）
前走の先行、エリザベス女王杯のマクリと自在性もあり、仕掛けが遅れても２着には届く。

逆に評価を下げたいのはドリームジャーニー。
有馬記念の「出遅れて優勝」はペースに恵まれた部分が大きい。
スローペースの取りこぼしも多く、５９キロもどうか？
好調な鞍上の過剰人気もあるし、グランプリ連覇の実力を認めても△押さえまで。

他、△押さえは
同じ京都でもＨペースだった日経新春杯より展開が向きそうなトップカミング。
武豊が先行すれば残り目もあるサンライズマックス。
７ヶ月休み明けの前走が別馬のように強かったホワイトピルグリム。
格下で超人気薄だが５ヶ月休み明けでも鉄砲実績があり、調教でブエナにクビ差（相手は馬なりだが）先着したシルバーブレイズ。
“同厩舎２頭出しは人気薄から”の格言通り、BT×SSなら大穴の資格十分。

ダイヤモンンドステークス出走取消のジャガーメイルと中山好走中のトウショウシロッコには厳しいでしょう。怖いけど消し。

◎アドマイヤコマンド
◯ブエナビスタ
▲ホクトスルタン
△ドリームジャーニー
△トップカミング
△サンライズマックス
△ホワイトピルグリム
☆シルバーブレイズ
枠番確定後変更もある？
一応、馬券は三連単◎◯軸固定流し▲を厚めに６点で勝負予定！
02/17 02:15

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