遊パチのCMをご存知でしょうか?
「遊パチは、健全で低射幸性のパチンコです」っていう。

高齢者を取り込む試みなんでしょうかね?
パチンコのことはよくわからないのですが。
「低射幸性」
この言葉が売り文句になっていることにぼくは感動しました。
これは英断!
ここ数年JRAが進めてきたことは、全く逆の「高射幸主義」です。
馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単。
矢継ぎ早に高射幸性の馬券を売り出してきました。
個人的には、こういう方針には賛成ではありません。
競馬の楽しさは、射幸性の高さではないはず。
ぼくは、「高射幸性」に関しては、宝くじやtotoやロトにかなうものではないし、そちらに任せておけばいいんじゃないかと思っているからです。
本当に詳しくないのであれですが、
たしか300円で6億円になるものとかがありますよね。
えっと、計算が弱いのであれですが、
200万倍ですよね。
万馬券とかなんとかいうレベルでないことは確かです。
射幸心の高い人は、そちらを買えばよいのでは、とぼくは思います。
競馬の楽しみは、3連単で100万馬券を当てることでしょうか?
否。競馬の本来の楽しみは、
「1頭の馬に夢を託す」
これじゃありませんか!
レース中、
「5番・9番・17番・・・あれ?・・・当たってる?あれ?いま何番だった?え?」
みたいになるのが3連単ではありませんか?経験あるんじゃありませんか!?
そんなぼくはフォーメーションとかマルチの塗り方がわかりません。
NHKマイルは、ブラックシェルで、「単複宣言」
胸を張って、飽くまでもクラシックスタイルに拘って、「競馬」していきます。
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パチンコで行き過ぎた高射幸性を規制する動きはもちろん監督省庁からの圧力ですが、これによってパチンコ店の収益性は著しく悪化。中小のホールは閉店に追い込まれ、体力のある大型チェーン店だけが生き残る淘汰の時代に突入するそうです。
いまパチンコ業界を襲っている荒波は、まったくもって、対岸の火事ではありません。
そう考えると、レジャーの多様化の中で馬券の種類を増やし、商品力をアップしようというJRAの方針は間違っていないと思います。