
1レースから最終レースまで、競馬は出走するすべての馬に勝つチャンスがあります。
では、勝つために、どうやってレースを組み立てていくのか。
最新コラムの続きは、、
勝負が大きくなればなるほど、感じるプレッシャーも大きくなります。勝負を前にしたときは、サラリーマンも騎手も関係ないし、男も女も同じです。
感じていないフリはできますが、抵抗すればするほど大きくなるのが、このプレッシャーという奴です。
では、どうやったら、このプレッシャーを克服できるのか?
僕の場合は、レース前日から、いいイメージ......真っ先にゴール板を駆け抜けるイメージを頭に描くようにしています。
失敗したらどうしようとか、負けたらみっともないという負のイメージが先に立った時点で重圧に負けてる証拠。気負うのは当たり前。慌てず、騒がず、できれば笑みを浮かべる感じで大勝負に臨んでください。
とはいっても僕も人の子です。プレッシャーで体が、ガチガチになったこともありました。
初めてオグリキャップの調教に乗った日は、栗東トレセン始まって以来というマスコミの多さに、「ケガでもさせたら大変だぞ」と変な汗を流したし、人気のあるなしにかかわらず、ダービー当日は、いまでも緊張感でいっぱいです。
そして、もう一つ、ディープインパクトをパートナーに臨んだ三冠レース、05年の「菊花賞」もそのひとつでした。
あの日、、
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