2014年　タイム 1’45”9 (良) 1FAve=11.77 3FAve=35.30

ラップ
①12.2-②10.4-③11.6-④11.9-⑤12.1-⑥12.3-⑦12.0-⑧11.7-⑨11.7
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-1.4 ③-0.2 ④+0.1 ⑤+0.3 ⑥+0.5 ⑦+0.2 ⑧-0.1 ⑨-0.1
テン34.2-中盤36.3-上がり35.4　『前傾・中弛み』

『前傾』・・・逃げ×　先行△　差し○　追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎　先行△　差し×　追込○

1着ウインマーレライ・・・マツリダゴッホ×Fusaichi Pegasus=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔14-e〕　２－３
2着クラリティシチー・・・キングカメハメハ×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス　〔2-f〕　１４－９
3着ウインフェニックス・・・スズカフェニックス×アグネスデジタル=サンデーサイレンス×ミスプロ　〔12〕　７－３

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。展開的には、追込が最も恵まれ、次いで逃げ、先行・差しには厳しい流れと考える。

1着ウインマーレライは、前走青葉賞8着(=東京芝2400m：0.3秒差)からの好走。福島芝コースは(1-0-0-0)、芝1800m戦は(2-1-0-2)でした。前走は青葉賞8着だが、0.3秒差には好走していて、好走歴があった福島芝コースに変わることで侮ってはいけなかった馬だったと反省する。前走からの距離短縮もプラス要因として期待できたし、追込み一手ではなく先行もできる脚質であった点はもっと評価すべきでした。福島芝1800m好走歴があった馬は本馬と3着ウインフェニックスしかいない中、2頭とも上位に好走していてコース経験は重要だったと考える。これまでは重賞で今一つな戦績だったが、今回の好走である程度のスタミナを秘めた馬と考えられるので(=福島芝コースはスタミナの要る馬場でもあり、春のクラシックシーズンに間に合わなかったステイヤータイプが好走しやすいので、好走することでスタミナの裏付けがあると考えられる)、今後の成長には期待したい。
　マツリダゴッホ産駒はサンデーサイレンス系で、今年が初年度産駒。いまだ未知数な点は多いが、母系にアファームドやグロースタークなどを内包した馬力型を有し、ゼンノロブロイ産駒に近いタイプ。ゼンノロブロイ産駒と同じイメージなら、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くタイプ。母父Fusaichi Pegasusはミスプロ系で、アジアやオセアニアでＧⅠ馬を輩出しているが、日本ではダートの鬼血統。といってもダート血統に見られるような叩き上げ型ではなく、準オープンまでなら昇級の壁も感じさせず、一気に上り詰め、オープン突破にも時間を要しないし、人気での信頼性も高い。ただし、オープンや準オープンまで行くと不可解な敗戦があるので注意が必要。パワーとスタミナ豊富でＤ1900m以上でも狙え、短距離でも追走に手間取りながら、5回に1回ぐらいは差しを決める。高齢まで走る。
　No.〔14〕の牝系は、早い時期にも活躍する馬もいるが、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。

2着クラリティシチーは、前走500万条件戦1着(=東京芝1600m)からの好走。福島芝コースは初で、芝1800m戦は(1-0-3-0)でした。急坂小回りの中山芝コースでは(0-0-2-1)で、スプリングＳ3着好走歴もある馬で、福島芝コースは中山芝コースに形態が似ているので適性は高いと考えて好走に期待し、結果2着好走。ただ詰め甘な戦績から1着というよりは3着内好走の可能性が高い馬として考えたが、今回は差しに回り上がり最速34秒8を繰り出したが、届かず2着の内容。今後もまだこの詰めの甘さを解消するには時間がかかると思われるが、それでも崩れず好走している点には期待したく、今後の成長に期待する。
　キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父スペシャルウィークはスタミナ型サンデーサイレンス系で、長い末脚を使い、嵌った時の強さは破壊力十分で、カミソリというよりはナタの切れ味。その分、小回りコースでの取りこぼしやスピード競馬での不安定さがある。一方で2歳戦に強い早熟性も有するが、古馬での成長力は豊富。
　No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

3着ウインフェニックスは、前走ＮＨＫマイルＣ11着(=東京芝1600m：0.6秒差)からの好走。福島芝コースは(1-0-0-0)、芝1800m戦は(1-2-0-0)でした。近2走は重賞でともに0.6秒差と大きく負けてはいないし、好走歴のある福島芝コースで崩れていない芝1800m戦なら反撃は可能と考えて評価し、結果3着好走。外枠よりも内枠の好走が多い馬でもあり、今回も先行して好走。小回り急坂コースの中山芝コースで(1-0-2-1)と好走が多かった点もコース適性として嵌ったと考える。これまでも重賞で僅差には好走している馬だし、能力はある馬なので今後の成長には期待します。
　スズカフェニックス産駒はサンデーサイレンス系で、今年の産駒が初年度産駒。スズカフェニックス自身はマイル以下で活躍したが、母系がフェアリーキング×アレッジドというスタミナ豊富な血統配合。いまだ未知数な点は多いが、基本的には芝向きマイラーで、鋭い脚を欠く馬はダート替わりで持ち味を活かす。洋芝や時計のかかる芝がベスト。母父アグネスデジタルはミスプロ系で、アグネスデジタルは現役時代に芝・ダート兼用型でマイル～中距離で強さを発揮した異能のオールラウンダー。産駒もその特性を受け継いでいるようでマイル～中距離で強さを発揮し、また軽いスピードを披露しながらすぐに差しを覚える産駒も多く、脚質の幅と学習能力の高さを有している。基本は人気馬が信頼にこたえて好走することが多く、人気薄での好走がかなり稀であり、またローテーションも間隔を詰めたときに好走が多いのも特徴。前走と同じ距離を走った時の成績が良く、変化や刺激を好まない。また各馬に得意の距離が存在する。
　No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

ラジオＮＩＫＫＥＩ賞のポイントは、
①コース形態から『前傾』や『一貫』といったテンの速い流れになりやすい。しかし3歳戦ということもあり『中弛み』も複合しやすい。
②「ローカルコースの鉄則」が当てはまりやすく、4コーナー5番手以内に位置した馬の好走が多い。
③欧州スタミナ型血統が好走しやすい。大系統ノーザンダンサー系(=リファール系、サドラーズウェルズ系、ニジンスキー系など)、ロベルト系、グレイソヴリン系などに注目。
④近走条件戦好走のハンデが軽めの勢いのある馬。ハンデの重い実績馬は割引すべし。
⑤中山芝コース好走実績はプラス要因。
⑥基本は内枠の先行馬。
⑦福島芝1800m好走実績にも注目。芝1800m実績が良い馬、福島芝コース好走実績がある馬にも注意。
→次走狙い馬:ウインマーレライ,クラリティシチー     

勝ったウインマーレライは好位からインを抜け出し。
ローテが抜群でしたし、乗り方も完璧で言うことなしでした。
もうこれ以上は望めないと思うので、少なくとも次は買わないでしょう。

2着クラリティシチーは外を捲り気味に差し。
圧勝後のキンカメ産駒で実績上位でしたし、
何となく消してしまうのは少し無謀でしたね。

しかし、それでも結局勝ち切れませんでしたし、
これからも何となく消し続けてしまいそうです。
弱い相手には堅実に走るので厄介なタイプ。

3着ウインフェニックスは早めの競馬で粘り。
枠を生かしてうまく立ち回りましたが、これが精一杯。
次は1000万に出るでしょうから、何とも言えませんが。
レースレベル：3    
→次走危険馬:ウインマーレライ  

ラジオNIKKEI賞を勝ったのはウインマーベラスでした。

去年の新種牡馬であったマツリダゴッホ産駒、

最初は出来がよいと言われていましたが最近はめっきり話題がありませんでした。

そんな中での重賞勝利ということもあり、

今後のマツリダゴッホ産駒の評価アップにもつながりそうです。



中山と福島を勝っているこの馬ですからパワーが必要な馬場は大得意。

今回の福島も開幕週ではありましたがそれほどスピードが必要ない馬場。

このような馬場であればウインマーレライのようなパワータイプでも問題ありません。

後はどの馬にもそれほど実力差がないですから

前に行った馬の方が有利ですよね。

コース取りもロスがなかったのも勝利要因だと思います。



２着のクラリティシチーはなぜ後ろに行ったのか・・・

小回りの福島で追い込むのは難しい、かつ実力もそれほど変わらないメンバーなのに

わざわざなぜ・・・

次は今回以上の結果が出るとは思いますが内田騎手だと心配です。



私の本命、トシザキミは最下位の１６着。

ヨシトミ先生、どうして減量までしたのにこんな結果になっちゃったんですか。。。

これなら若手が乗っても変わらないです。

ブログやってます！
http://iekai.minibird.jp/
→次走狙い馬:クラリティシチー       

まあ、とりあえず馬単本線でＯＫと。
◎ウインマーレライは思ったより前目の位置にはなったけど、単騎大逃げの形で２列目がペースを抑えた分追走に余裕はあったし、コーナーで勝ちにいきたいところをよくインで我慢できたと思います。良いときの松岡は芝の上級レースでこの攻めのコースができていたし、マイネルフロストのダービーといいようやく「らしさ」が戻ってきたかなと。今日は上手く脚を残しました。馬自体は脚の使いどころがネックなのは相変わらずなので、広いコースでは額面通り実力を受け取らない方がいいですね。
ウインフェニックスはぎりぎりで消してもったいなかったかなと。ＮＺＴ３歳Ｓの時とは違って要所で我慢が効いていたし急激な加速を問われなかったのもプラス。加速の遅いタイプで小回りでここまで走れたし次回はどのコースでも走ってくれるはずかなと。
馬券的には▲ミヤビジャスパーがもうちょっとだったんですけど、４コーナーではじき飛ばされた分のロスですね。あそこでブレーキがかかってしまったのが全て。こちらも次回は。
レースレベル：4
→次走狙い馬:ウインフェニックス,ミヤビジャスパー
→次走危険馬:ウインマーレライ  

レースレベル「２」･･･いくら軽ハンデ馬が馬券にならなかったとは言えども１・３着馬が同馬主の競馬学校同期ジョッキーでは平均以下の重賞としか評価できない｡
ましてやここから秋のクラシックで好走する馬など滅多に出ないからには２着馬を除きその他の「２」程度の馬としか思えない。

狙い＝クラリティシチー
同馬以外はただの1000万級レベルでしかない。

危険＝ウインマーレライ
危険＝ウインフェニックス
今回好走できたのは、運が良かった事と仲間同士で良い連係が取れたから。
そんな馬たちが３流重賞で好走したからと言って次も好走できると考える方が異常である。

※現状のジョッキーレベルがよく分かるレース！
松若くんは見事に見せ場もなく負け。
三浦と同期の伊藤は上出来も６着まで。
おまけに福島では北村宏が山ほど馬券に絡み、中京では福永息子が腐るほど馬券に絡むという何の特徴的上手さを持たないただ単に馬に恵まれている者たちの活躍ばかり。
お陰で、「今の競馬学校は本当に大したジョッキーがいない＝福永息子以下の下手くその集まり」である事がよく分かった。
「何頭馬を潰せば気が済むの？」と言うジョッキーが活躍できるレベルなど評価する必要もない。プロじゃないのだから！･･･と思わずにいられない！
レースレベル：2
→次走狙い馬:クラリティシチー  
→次走危険馬:ウインマーレライ,ウインフェニックス