フェイマステイルは昨年10月に東京芝1600で1000万を卒業。当時は3ヶ月間の休み明けだったが、少頭数の中でうまく流れに乗り、好位から後続の追撃を完封した。

　むらさき賞は７着に終わったが、18頭立てで立ち回りに苦労していた様子を考えると人気薄の割に健闘しており、終いはソコソコ伸びており鉄砲にも問題がないことは再確認できた。使い込みたくない傾向があるだけに、この連闘が絶妙なタイミングなのは確か。準オープンではまだ活躍できていないが、かなり手薄なメンバーと少頭数の条件付きなら、もっとやれていい。

　ユジェニックブルーの芝適性はまだ断言できないが、前走の行きっぷりは良く、今回も同様に先手を主張するようなら、開幕週の馬場を味方に粘り込みがあるかもしれない。

　ミカエルビスティーも◎と同じく手薄な対戦相手と頭数減が奏功しそうな雰囲気。ただし、近２走であまり流れに乗れていない点が割引。反対にコース替りで多少前付けが利くようになれば。

　スマートシルエットは開幕週の馬場の条件は良いが、マイルへの距離短縮についてはやや疑問あり。位置取りを下げれば下げるほど追って味がない馬で、１Ｆ短くなってうまく先手を取れるかどうか。淡々とハナを切れる展開が本当は理想的だが、果たして。

　オーストラリアＴで僅差の４着、今回人気に推されているシェーンヴァルトは、その４着でもラストで脚色が少し鈍ったように脚の使いどころが相当難しく、勝ち切る決め手をとにかく持っていない。前走の好走を一旦リセットして考える必要があり、これまでの戦績から上位評価は危険。

　福島民報杯４着が評価されて？人気になっているオールアズワンも、ここまでの戦歴から本質はどう見てもローカル平坦向き。直線に坂のない京都でも前走サッパリで、前々でスピードに乗る競馬ができないこともマイル戦では致命傷。現状では中央場所でいくら相手が弱くなっても評価できる要素が見当たらない。
06/03 11:28

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≪JRA馬主・佐々木主浩本人≫
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KUROSHIMA 予想歴17年 回収率82％	自身が勝手に師と仰いだ某予想家の影響で、◎は原則として穴馬に置くのがモットー。 予想の軸は、展開と馬場状態、各馬の馬場適性およびコース適性と対戦比較、機動力の有無に重点を置く。もしくは人気馬の弱点を狙い撃ち予想を組み立てる。最後の仕上げは直感と当日の駆引き。　総拍手獲得数：2459 過去のベスト予想 　北九州記念2011 ◎トウカイミステリー○エーシンヴァーゴウ 27拍手 1,400円