ファンタジーS2010予想
距離を短縮して出走する意味がわからん!

はまちん
10期 予想歴25年

◎マルモセーラ
  1着/4人気

○ツルマルワンピース6着/3人
▲ハピシン4着/11人
×ケイティーズジェム


いつも通り2歳戦は過去のレースを映像で振り返って検討したい。りんどう賞は過去にも多くの馬がステップレースとしているが、今年は不良馬場だけに評価は微妙。しかし勝ったツルマルワンピースはスタートしてスッと番手にとりつき、楽に抜け出してゴール前では抑える余裕があった。未勝利勝ちの1.21.6は同日に行われた古馬500万が1.20.4だから、褒められるものではないが、勝ち馬のアンティフリーズは、その後1000万を勝ち秋華賞までいった馬だし、1.21.6というタイムは例年のこのレースの勝ちタイムとさほど変わらないもので、坂のある阪神で出したものと考えれば、例年の勝ち馬レベルと考えてもおかしくはないかと。同じ1400mでも脚質的に外回りに替るのは嫌味だが、そう簡単に崩れるタイプでもないだろう。
 オープン特別勝ちのあるホエールキャプチャとサクラベル。前者はスローペースでの逃げ切り勝ちで、後者はスローペースで番手からの差し切り勝ちと内容的にはイマイチで軸としての信頼は薄い。マイネイザベルは重賞勝ち馬で実績は一番だが、この時期の関東馬の西下は総じて良い結果にはならず、割引きが必要だろう。本番に向けての輸送のシミュレーションと考えるのが妥当だな。それでも新潟2歳Sは直線だけの競馬とはいえ、最後はガチンコ勝負で出走馬の中で一番厳しいレースだったことは間違いなく、押さえは必要かなと。
 一発の魅力を感じるのがマルモセーラ。新馬は2着に負けたが、デイリー杯2着のアドマイヤサガス、野路菊S3着のモスカートローザなどを退け、11着、13着馬などが未勝利を勝ちあがり、16着馬が3着に入るなど、非常にレベルが高かそうだなと思えるメンバーだった。自身の未勝利勝ちは稍重で1.21.9と好タイム。現時点ではスピードを活かして逃げるのがベストと思えるが、メンバーを見渡しても他に逃げたい馬は見つからず、楽にハナを切れると思う。スピードの違いでの逃げ切りに期待。心配なのはテンから飛ばす馬で、前走も4角手前では鞍上が必死に手綱を押さえてたのと、ツルマル同様に内→外は有利とは言えないな。
 穴っぽいのはハピシン。前走はツルマルと同じりんどう賞で3着。しかし枠的に終始外々を回されてのもので、通ったコースを考えればツルマルとそんなに差はないと思える。また外枠に入ってしまったのは痛恨だけどな。
 過去に1200mしか使っていない馬や、距離短縮で初めての1400mだった馬も馬券にはなってはいるが、一部例外を含めて、そういう形で馬券になった馬は重賞級の馬ばかり。前者はアストンマーチャン、後者はイクスキューズなどだな。これに引っ掛かるのがケイティーズジェム。新馬はマイル戦でスローの流れを番手から上がり33.9を出しての勝利で、”なかなかやるじゃん”と思わせるものではあるが、このレースには向かない流れでの勝利。マルモセーラがそれなりに引っ張るペースになるだろうから、前走より序盤からペースが上がるのは必至で極端に言えば、追走に手間取ってもおかしくないかなと。まあそれでも馬券になるなら、能力が一枚上ということで、今後も重賞で活躍できる馬なんだろうなと。適性距離はマイル以上と思うし、ここでは全く買う気にならんわ。


tipmonaとは?

ファンタジーS2010回顧
レースが終わってもやっぱり意味がわからん!

はまちん
10期 予想歴25年

次走狙い:ホーマンフリップ
次走狙い:ケイティーズジェム
次走危険:マルモセーラ
次走危険:ツルマルワンピース


 昨年もタガノエリザベートが本命だったし相性が良いレースだな(⌒∇⌒)
ペースは全体的に平均で流れて、純粋に現時点での力勝負になったと思う。
 勝ったマルモセーラはスタートして一旦はハナに立ったが、”絶対に逃げなければいけない”という感じではなく、自分のペースで出たなりの位置で勝負するような考えのような位置取りだった。直線を向いて最初はインを突いたがスペースがなく外へ。ゴールでは最後に差されて2着だと思ったので、”イン突きしなければ”と思ったが勝ってたからいいや。好位から競馬をできたのは収穫だけど、今はスピードを活かす競馬があっているようで、1400mまでが限界かな。差しをマスターすればマイルまで。どっちにしろ平坦が向いていると思う。
 ホーマンフリップは新潟2歳ステークスで除外だったが、対抗評価していて、潜在能力は買っていた馬。騎手は嫌味だったが、除外から2ヶ月開いていれば状態に問題はないと思っていたし、思ってた以上に力を発揮してくれた。姉はアニメイトバイオ(父ゼンノロブロイ)で自身はフジキセキ産駒だからマイルがベストか。勝ち馬よりもこっちのほうが本番では楽しめそう。
 ホエールキャップは人気薄で武兄様がよくやるパターンで突っ込んできたがギリギリ届かず。最後に前にいたハビシンがふらついて進路を塞がれたのが痛かったな。クロフネ×SSは昨年のベストクルーズと同じで、自身も完成度が高く成長力に疑問が残る。3歳春までは重賞でも掲示板に載るくらいの活躍はするだろうが、勝ち切るまでいかんだろ。
 ハビシンは外枠を懸念したが、すぐ内目の好位をとれてロスなく競馬はできた。そのおかげで見せ場たっぷりの4着だったな。使われつつ体重が増えているのは好感だが、非力さは否めない。脚質的にも京都なら内回り、ローカルの平坦がベストだろう。
 ケイティーズジェムはこんなもんでしょ。思っていたように道中は前走より後ろからの競馬になり、33秒台の上がりを必要とするレースにならないんだから負けてあたりまえ。明らかに距離不足で、なんでここを使ったのかレースが終わってもわからんなぁ。この時期の中距離戦はほとんどスローになるんだから、牡馬が相手とはいえ、そちらを選択するべき。
 ツルマルワンピースは中途半端な位置だったけど、同じ位置にいたホーマンフリップが頑張っているから評価はできないな。う~ん・・・揉まれ弱いのかも。
マイネイサベルは輸送などを考えれば悪くはないが、抜けた存在ではないのは確か。あとはお話しにならんな。
 レースレベルは平均的に流れたものの勝ちタイムは平凡。翌日に行われた2歳未勝利戦に0.2劣るんだから『1』でもいいのだが・・・『2』にしとくか。
 次走の狙い馬は本番でもホーマンフリップ。自己条件で1800m以上ならケイティーズジェム。
 危険馬は本番を条件にマルモセイラとツルマルワンピースとします。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >