中日新聞杯2010予想

シーバス
09期 予想歴12年

◎バトルバニヤン
  5着/7人気

○ナムラクレセント6着/2人
▲トゥザグローリー1着/1人


小倉2000mは条件クラスであれば開催3日なら前残りと決めつけたい所だが、
重賞となると途端にタフな流れのロングスパート勝負になるコース。
ここはロングスパート勝負になるという前提で予想する。

今年の小倉記念はトニービンの血を持つ馬がワンツーしており、
グレイソブリン系を始めとする欧州のナスルーラ系の血を持つ馬に注意。

本命はバトルバニヤン
今年の小倉記念の2着馬。
小倉は3-3-0-1と大得意のコースで、さらに2000mに限れば1-2-0-0と連を外していない。
斤量を背負って、流石に夏場の激戦疲れも見えてきた前走は度外視。
2ヶ月の休み明けになるが、間隔を空けて使ってきた点は疲労回復という意味でむしろ好感。
新潟記念で一度は上がった斤量が57kgに戻る点もプラス。
父はトニービン産駒のジャングルポケットで血統的な相性も良さそう。
得意とは言えないコースでの近2走の成績と休み明けで人気が落ちるならば、
馬券的にも面白い存在。

対抗はナムラクレセント
前走は馬場の悪い内枠からのスタートで直線でも馬場の悪い内を走らされた。
窮屈な競馬でもあり度外視してよい内容。
今回極端に枠に入ることが無かった点は一安心。
小倉は3-0-0-0と負け無しで、2000mでは今年の小倉記念3着馬スマートギアに勝った経験もある。
菊花賞3着、天皇賞(春)4着と長距離レースでの実績があり、ロングスパート勝負は望むところ。
自在性のある馬で、大崩れは考えにくく複軸として有力。

3番手はトゥザグローリー
前走は道中の後方追走から直線だけの競馬で距離が短かった印象で、距離延長はプラス。
本質的には直線が長く広いコース向きの馬だが、
秋初戦に接戦を演じたトーセンジョーダンはその後アルゼンチン共和国杯を圧勝。
2走前に完勝したナムラクレセントがここでも上位人気となると能力的に評価せざるをえない。
ラジオNIKKEI賞では早めに動いて失敗したが、前走のような脚をためる競馬ならば、
ロングスパート勝負になった時に展開利がありそう。
最内枠スタートから、道中馬場の良いインコースで
どれだけ我慢できるかカギか。
鞍上のデムーロJは07、08年に中日新聞杯を連覇しており、
今回コースは異なるが、鞍上のレース相性は不気味。


血統的に不気味なのはエアシャトゥーシュ。
父はダートのタフな流れの競馬に強いカリズマティックで、
母父は小倉記念と相性の良いトニービン。
ロングスパート勝負は持って来いという血統。
秋2走は力負けの印象で、鞍上も差しに回って頼りになる騎手では無いが、
得意のローカル小回りで人気以上には走ってくるだろう。


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