毎日王冠2008予想
毎日王冠 ステイゴールドとフジキセキについて。

軍神マルス
08期 予想歴10年

◎サンライズマックス
  14着/8人気

○ウオッカ2着/1人
▲フィールドベアー10着/6人
×ドリームパスポート
×チョウサン


★傾向分析★
2004年 タイム 1'46"0 (やや重) 1FAve=11.78 3FAve=35.33
テン35.1-中盤36.5-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着テレグノシス・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 11-11
2着ローエングリン・・・Singspiel×Garde Royale=サドラーズウェルズ×ネヴァーベンド 1-1
3着ブルーイレヴン・・・サッカーボーイ×シンボリルドルフ=ファイントップ×マイバブー 7-7

2005年 タイム 1'46"5 (やや重) 1FAve=11.83 3FAve=35.50
テン36.9-中盤36.0-上がり33.6 『加速』
1着サンライズペガサス・・・サンデーサイレンス×ブライアンズタイム=サンデーサイレンス×ロベルト 3-2
2着テレグノシス・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 13-13
3着ケイアイガード・・・デヒア×Relaunch=ヴァイスリージェント×マッチェム 5-6

2006年 タイム 1'45"5 (良) 1FAve=11.72 3FAve=35.17
テン34.7-中盤36.2-上がり34.6 『中弛み』
1着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 2-2
2着ダンスインザムード・・・サンデーサイレンス×Nijinsky=サンデーサイレンス×ニジンスキー 4-3
3着ローエングリン・・・Singspiel×Garde Royale=サドラーズウェルズ×ネヴァーベンド 7-5

2007年 タイム 1'44"2 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.4-中盤35.0-上がり34.8 『一貫』
1着チョウサン・・・ダンスインザダーク×サッカーボーイ=サンデーサイレンス×ファイントップ 9-8
2着アグネスアーク・・・アグネスタキオン×ベリファ=サンデーサイレンス×リファール 5-5
3着ダイワメジャー・・・サンデーサイレンス×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 3-2

基本は『加速』の流れで徐々にスピードがあがり、残り4Fからの持続勝負。06年は中盤が弛む中弛みの流れで3Fの上がり勝負になり、その流れを得意とするサンデーサイレンス向きの流れに、対して『加速』や『一貫』の年は、ロングスパートの傾向と考える。
展開は開幕週ということもあり、逃げ・先行馬が有利。
だが過去の連対馬は差し・追込もいて、馬番は内枠が多いので内枠の差し馬はまだ狙えると思います。

血統の傾向は、トニービン・シングスピール・フサイチコンコルド・ブライアンズタイムといった感じから、欧州型向きの傾向。ダンスインザダークもサンデーサイレンス系の中で母父ニジンスキーの影響がよく出ていて、欧州型タイプのスタミナ型。欧州型スタミナタイプは持続型に強い特性があり、向いていると考えます。
またロングスパートに強いファイントップ系のサッカーボーイも向いていると思います。

また過去に連対した馬は、着順を下げる傾向があります(エイシンプレストン:01年1着→03年3着、バランスオブゲーム:03年1着→05年4着、テレグノシス:04年1着→05年2着→06年6着、ローエングリン:04年2着→06年3着)。
なので老馬の法則は活きると思います。逆に以前に毎日王冠で負けた馬が、本格化で巻き返すことはありますが、2年連続連対はならず(ダイワメジャー:05年5着→06年1着→07年3着)。

★予想★
◎サンライズマックス・・・ステイゴールド×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール
前走エプソムC1着からの休み明けでの出走。ステイゴールド産駒で、ステイゴールドはサンデーサイレンス×ディクタス配合で、母父ディクタスの影響がよく出ている。ディクタスはサッカーボーイの父で、ステイゴールドはサンデーサイレンスにサッカーボーイ風味加えてみました!の要素が高く、格上挑戦で激走する集中力型の要素も強い。強い相手に全力で挑む傾向から激走後に狙うより間隔を開けたときの方が好走しやすく、また短期なら休み明けも苦にしない産駒が多い点に期待する。ディクタス系は、夏から秋にかけて上昇する傾向もあり、その点にも期待する。母父ダンシングブレーヴは持続型の流れで本領発揮するタイプが多く、適性はあうはず。

○ウォッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕
前走安田記念1着からの休み明けでの出走。タニノギムレット産駒で、タニノギムレットは母父グレイソヴリン系でトニービンと同系。東京や新潟の広いコースで好走が多く、阪神コースもこなすのはトニービン系に似ていて適性は高いと考える。母父ルションはネヴァーベンド系で、持続型。きつい流れで速い上がりを使うのが最も得意な流れと考え、前走内容のように好位で立ち回るなら堅軸と考える。
母系はNo.〔3〕の牝系で、分子記号lはスペシャルウィークやメイショウサムソンと同じ。4歳秋は充実していて、東京コースなら崩れない傾向から母系からも期待する。

△フィールドベア・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン
前走札幌記念3着。サマー2000シリーズを使い連続好走中のフジキセキ産駒。フジキセキ×トニービン配合は安定度が高く、ドリームパスポートMk-Ⅱ。休み明けの出走が多い中、夏を使った強みに期待して評価する。

ドリームパスポートは、休み明け前の成績状態から集中力の切れたフジキセキ産駒と考えて消しにて勝負。どこまで気持ちが戻っているか?で好走が決まるように思います(=配合的にはフィールドベア評価しているので、走っても不思議ではないし母母父サッカーボーイでより適性はあると思いますが、それ以上に集中力が切れたフジキセキの復活は難しいと考えました)。

キャプテンベガやトーセンキャプテンも気になるのですが、天皇賞秋ほどサンデーサイレンスが強くなく、欧州型の要素が必要と考えてサンデーサイレンス×グレイソヴリン配合は天皇賞秋でということで消しにて勝負。

チョウサンは、老馬の法則とダンスインザダーク産駒の好走が裏路線から鮮度を活かしてが多いことから消し。


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毎日王冠2008回顧
毎日王冠 ウオッカについて。

軍神マルス
08期 予想歴10年

次走狙い:ウオッカ
次走危険:アドマイヤフジ
次走危険:ドリームパスポート


タイム 1'44"6 (良)
1FAve=11.62 3FAve=34.87

ラップ
①12.7-②11.5-③11.6-④11.9-⑤11.6-⑥11.5-⑦10.5-⑧11.3-⑨12.0
1FAveとの誤差
①+1.1 ②-0.1 ③±0 ④+0.3 ⑤±0 ⑥-0.1 ⑦-1.1 ⑧-0.3 ⑨+0.4
テン35.8-中盤35.0-上がり33.8 『加速』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×

1着スーパーホーネット・・・ロドリゴデトリアーノ×エルセニョール=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ 〔8-f〕 5-5
2着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 1-1
3着アドマイヤフジ・・・アドマイヤベガ×Be My Guest=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔1-l〕 3-3

流れはこのレースの基本形の『加速』。開幕週ということもあり逃げ・先行が非常に有利な展開で、その上『加速』の流れはさらに前有利から、差し・追込が壊滅なのも仕方ないかと思います。

スーパーホーネットは、前走安田記念8着からの休み明けでの好走。侮ってはいけないセニョールグループだったにも関わらずまったくのノーマークにして、予想してしまったことは反省します。安田記念予想で評価しているのだし、本格化したセニョールグループは追いかけて良いのはメイショウドトウで学んだはずなのに...。また毎日王冠は、大系統ノーザンダンサー系の好走が多い重賞だったことも忘れていました(=欧州型向きと書いていましたが、よく考えると大系統ノーザンダンサー系の好走馬が多いです)。マイル実績のある大系統ノーザンダンサー系にも要注意!と反省します。
次走は天皇賞秋なら、人気がおちてなめられたセニョールグループという感じなら怖い存在なのですが、天皇賞秋は圧倒的にサンデーサイレンスのキレが活きる傾向からは割引が必要と思います。

ウオッカは、前走安田記念1着からの休み明けでの2着。タニノギムレット産駒は、府中コースと相性の良い産駒が多く(=ダービー2年連続連対馬をだしているので)、イメージは一昔前のトニービン産駒(=タニノギムレットの母父がトニービンと同じグレイソヴリン系でもあるので)。ロベルト系なので、叩いての良化も望めるし天皇賞秋でも好走必至と考えます。また安田記念も毎日王冠も先行しての好走。本格化モードと思いますし、タニノギムレット産駒は強気に前で勝負が本質ではないか?と考えます。
No.〔3〕の牝系で分子記号lは、スペシャルウィークやメイショウサムソンと同じ牝系。2頭ともダービー馬でもあり、さらに4歳秋の東京コースでは崩れていないため、ウオッカも天皇賞秋→JCともに好走可能と期待する。
それからウオッカが好走するときには、父か母父に大系統に大系統ノーザンダンサーが多いです。ダンチヒ系(アルマダ・エイジアンウインズ)・ノーザンテースト系(ダイワスカーレット)・リファール系(アサクサキングス)など。クラシックでは馬の完成度もあるので一概には言えないと思いますが、古馬になってからダンチヒ系やノーザンダンサー系との好走が多いのは、今後も活かせるのではないか?と考えます。


アドマイヤフジは、前走宝塚記念6着からの休み明けでの3着。アドマイヤベガ産駒は、中山コースや阪神芝2200mでの好走が多く持続型の流れで好走が多い傾向。過去の好走馬は中山コース巧者(=中山芝1800mや2000m実績馬)も多く、適性は高かったと反省する。また久しぶりに中距離(2000m以下)に路線変更したことでの鮮度の高さは、警戒すべきだったと反省する。持続型の流れではまだ好走可能と考えるが天皇賞秋はサンデーサイレンスが強い流れになりやすいので、適性が異なりそうと考えます。

ドリームパスポートは、休み明けで路線変更(距離短縮)しても11着。集中力型のフジキセキ産駒の燃え尽き症候群ではないか?と思います。イメージはナリタトップロードと思うので、復活は難しいかも。

来年へのまとめとして、
①開幕週のため、逃げ・先行馬有利。差し・追込馬なら内枠でないと物理的に無理。
②欧州型血統向き。その中でも大系統ノーザンダンサー系。
③中山コース巧者(=芝1800mや2000m好走馬)は注意。
④芝2400m以上の実績よりも芝1600m実績重視(=2000mよりマイル寄りの性質)。
⑤老馬の法則は活きる。


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