日本ダービー2012予想
東京優駿 ディープインパクト産駒vsステイゴールド産駒。

軍神マルス
08期 予想歴14年

◎ワールドエース
  4着/1人気

○ゴールドシップ5着/2人
▲トーセンホマレボシ3着/7人
△ディープブリランテ1着/3人
×フェノーメノ


★傾向分析★
2007年 タイム 2'24"5 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.13
テン35.8-中盤74.3(前半36.8-後半37.5)-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 11-8
2着アサクサキングス・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔4-g〕 1-1
3着アドマイヤオーラ・・・アグネスタキオン×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 7-9

2009年 タイム 2'26"7 (良) 1FAve=12.23 3FAve=36.68
テン35.5-中盤74.8(前半38.1-後半36.7)-上がり36.4 『前傾・中弛み』
1着ディープスカイ・・・アグネスタキオン×Chief's Crown=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔23-b〕 14-15
2着スマイルジャック・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔15-a〕 3-3
3着ブラックシェル・・・クロフネ×ウイニングチケット=ヴァイスリージェント×グレイソヴリン 〔3-l〕 12-13

2009年 タイム 2'33"7 (不良) 1FAve=12.81 3FAve=38.43
テン35.6-中盤78.4(前半36.7-後半41.7)-上がり39.7 『前傾・中弛み』
1着ロジユニヴァース・・・ネオユニヴァース×Cape Cross=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔B3〕 3-3
2着リーチザクラウン・・・スペシャルウィーク×Seattle Slew=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔23-b〕 2-2
3着アントニオバローズ・・・マンハッタンカフェ×Kingmambo=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-d〕 5-5

2010年 タイム 2'26"9 (良) 1FAve=12.24 3FAve=36.73
テン36.1-中盤77.4(前半39.0-後半38.4)-上がり33.4 『加速・中弛み』
1着エイシンフラッシュ・・・King's Best×Platini=ミスプロ×ハンプトン 〔8-a〕 9-11
2着ローズキングダム・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-w〕 9-6
3着ヴィクトワールピサ・・・ネオユニヴァース×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔8-d〕 7-9

2011年 タイム 2'30"5 (不良) 1FAve=12.54 3FAve=37.63
テン36.8-中盤77.2(前半38.6-後半38.6)-上がり36.5 『中弛み』
1着オルフェーヴル・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔8-c〕 14-12
2着ウインバリアシオン・・・ハーツクライ×Storm Bird=サンデーサイレンス×ストームバード 〔19-c〕 15-15
3着ベルシャザール・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-e〕 5-5


 先週のオークス同様に中盤が弛む『中弛み』が基本の流れ。比較的先行が強く差しも決まるが、差し馬は皐月賞で速い上がりで好走していた馬が多い。

 血統の傾向は、サンデーサイレンス系の好走が多いが、その中でもスタミナ型サンデーサイレンス系が一番適性が向くと考える(=アグネスタキオン、ネオユニヴァース、スペシャルウィーク、マンハッタンカフェ、ステイゴールド、ハーツクライなどの好走から)。
また近年(=07年・08年・10年・12年)は、母父サンデーサイレンスも好走が多い。近走好走歴のある馬なら要注意。

また欧州型スタミナ血統(=サドラーズウェルズ系、リファール系、グレイソヴリン系、ロベルト系など)も好走多し。
 
 牝系の傾向は、No.〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔8〕〔23〕が好走馬多し。
No.〔1〕の牝系は、この時期の成長力と完成度でアドバンテージのある牝系。重賞好走歴がある馬なら能力は信頼してよいと考える。
No.〔2〕の牝系は、瞬発力勝負に強く広いコースの末脚勝負に向く。この時期の成長能力も優れた牝系。
No.〔3〕の牝系は、クラシック春シーズンに身が入る成長力を有し、直線の長いコースで能力を発揮する。
No.〔4〕の牝系は、スタミナ豊富で距離延長に向き、3歳春シーズンの成長力が豊富。
No.〔8〕の牝系は、オークスと相性良い馬が多く、スタミナ型の適性を有している。叩き良化型で、高速時計にも強い。
No.〔23〕の牝系は、スピードの持続性能に長けた牝系。『前傾』の流れが複合すると好走しやすい。
その中でも特注はNo.〔3-l〕。No.〔3〕の牝系は、ダービー馬でメイショウサムソンやウオッカやスペシャルウィークがいる牝系。分枝記号lはクラシックで好走が多く、クラシックでは要注意。

 ステップの傾向は、
・皐月賞直行組が中心。皐月賞5着以内or敗退していても5番人気以内の馬なら反撃可能という感じで、その中で小回りコースでスピードの持続性能を問われる皐月賞で速い上がりを使った馬が、直線の長い東京コースで能力全開という感じで嵌ることが多い傾向。
・青葉賞組は1着馬がダービーでは2・3着になることが多く、同距離・同コースを使うことでのストレスのせいではないか?と考えます。対抗or連下候補が妥当。青葉賞2・3着馬は、前走にてすでに勝負付けが済んでいるような感じで、好走馬は少ない。
・京都新聞杯組も1着馬は青葉賞同様2・3着になることもあるが、近5年では好走馬がいないステップ。ここでも2・3着馬はすでに勝負付けは済んでいるような感じです。
・NHKマイルC組はダービー馬もいるが、敗退もあり。ペースと距離適性によって好走可能と考えます。

★予想★
ステップの傾向から、狙える馬としては、皐月賞1着馬ゴールドシップ、2着馬ワールドエース、3着馬ディープブリランテ、4着馬コスモオオゾラ、5着馬グランデッツア、青葉賞1着馬フェノーメノ、京都新聞杯1着馬トーセンホマレボシ。この中から軸を考えるべきと思います。

◎ワールドエース・・・ディープインパクト×Acatenango=サンデーサイレンス×ハンプトン 〔3-d〕
 前走皐月賞2着(=中山芝2000m:0.4秒差)。全5走(3-2-0-0)と安定感が高く、毎回末脚が鋭く上がりは2位以内と末脚勝負に向く馬。東京芝コースは初で、芝2400m戦も初。前走皐月賞でも4コーナー15番手から上がり2位34秒9にて鋭く伸びての好走。小回りコースの中山芝2000mよりも広い東京芝2400mに向くタイプと考え、好走に期待して評価する。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Acatenangoはハンプトン系で、重厚でありながら優れたスピードも持つドイツ血統。ノーザンダンサーやミプタープロスペクターやサンデーサイレンスなど、主流の血統を内包せず完全な異系血統。そのため本血統との配合で、肉体的にも精神的にも健全さが増す。持久力や底力もより備わる。また近年ダービーやオークスでは、母系ドイツ血統の馬の好走が多く、本馬は母系がドイツ血統。スタミナ豊富で、さらに末脚のキレの増す配合で底力も十分。好走に期待する。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。牝系からは成長能力もクラシック春シーズンでは上位の牝系でもあり、中山芝コース→東京芝コース変わりはプラス要因となる牝系であること、前走好走からの分枝記号特性による好走が期待できることから、皐月賞→ダービーでゴールドシップを逆転できる馬として信頼できると考えて期待する。

○ゴールドシップ・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔16-h〕
 前走皐月賞1着(=中山芝2000m)。全6走(4-2-0-0)と安定感の高い馬で、東京芝コースは(1-0-0-0)、芝2400m戦は初。前走皐月賞は、前々走共同通信杯1着(=東京芝1800m)からやや間隔が開いてのステップで、後方からインをついて鋭く突き抜けて1着好走。先行も可能で、またマクっての好走もしている馬でもあるので位置取りは問題ない馬であり、また重馬場でも苦にしない馬場不問の馬でもあり、死角は少ない馬と考えて評価し、好走に期待する。
 ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。今回4番人気でこの特性を活かしやすい状態だったと思われ、この特性をプラスとして考えられなかった点は反省する。母父メジロマックイーンは晩成型の成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統だが、2歳~3歳時にも第1次の成長段階がある。叩き良化型で、中長距離での好走が多い。この母父の成長能力にも期待して、クラシック春シーズンに期待する。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳秋以降に本格化する成長力があり、また叩き良化型のステイヤー特性がある。そのため距離延長で本領発揮のタイプが多い牝系。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには駆けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。距離延長に向く牝系でもあり、さらに前走好走によりさらに上昇する可能性も秘めた牝系でもあり、また分枝記号特性より中山→東京芝コース向きのタイプと考えて、ダービーに向け軸として死角なしと考える。

▲トーセンホマレボシ・・・ディープインパクト×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔9-a〕
 前走京都新聞杯1着(=京都芝2200m)。東京芝コースは初で、芝2400m戦は(0-0-0-1)。前走京都新聞杯はスタミナ型の馬が好走しやすい傾向と、半兄トーセンジョーダンが東京芝GⅠの11年天皇賞秋1着・11年JC2着好走歴より、本馬も芝2400mへの距離延長に対応できるスタミナは十分豊富で、東京芝コース向きの馬と考える。また前走はレコードタイムでの好走で、本馬が持続した流れに強い中距離型の適性も秘めていることが証明されたのだが、逆に距離延長でゆったりとした流れからの末脚勝負に対してはやや適性は劣ると考えていたのだが、2着馬ベールドインパクトを物差しに考えると皐月賞2着のワールドエースと互角の能力を秘めていると考えられ(=ベールドインパクトは前走京都新聞杯2着が0.4秒差で、前々走皐月賞は0.8秒差で7着で0.4秒差前には2着馬ワールドエースが好走しているので、単純には比較できないと思うが能力的に判断して)、スピードとスタミナを備えた馬として対応することは可能と考え、能力を評価し好走に期待する。また鞍上ウィリアムズ騎手も怖い存在にて3番手評価。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父ノーザンテーストはノーザンテースト系で、丈夫な体とミラクルな成長能力を有している。2歳や3歳時にも好走する仕上がりの早さはあるが、古馬にて本格化しさらにもう一段階進化する。距離の融通性もある。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

△ディープブリランテ・・・ディープインパクト×Loup Sauvage=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔1-b〕
 前走皐月賞3着(=中山芝2000m:0.5秒差)。5戦(2-2-1-0)と安定感は抜群で、東京芝コースは(1-1-0-0)、芝2400m戦は初。不良馬場や重馬場でも好走していて馬場は不問で、さらに前につけて好走できる馬でもあるのでマイナス要因の少ない馬。溜めれば上位の上がりを使うことはできる馬だが、これまでの好走をみると持続した流れで強さを発揮するタイプと考えられ、今回瞬発力勝負になりやすい東京芝2400mではやや分が悪いと考えるが、それでも先行して粘りこむ能力の高さで3着好走は可能と考えて、連下候補として評価する。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Loup Sauvageはネヴァーベンド系で、大レース向きの芝血統。1600m~2400mまで幅広い距離に対応し、キレよりも力で相手をねじ伏せる。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳や3歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。クラシック春シーズンにはアドバンテージのある牝系だが、皐月賞の結果から皐月賞上位の2頭を逆転することは難しいと考えて、3着候補の有力馬と考える。


他に気になる馬は、ヒストリカルとグランデッツア。
ヒストリカル・・・ディープインパクト×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔9-a〕
 前走毎日杯賞1着(=阪神芝1800m)。東京芝コースは初で、芝2400m戦も初。前々走きさらぎ賞2着(=京都芝1800m:0.2秒差)では1着馬ワールドエースよりも上がりは速く、最速32秒8の上がりで好走。末脚は毎回鋭い馬で、今回やや間隔が開いての異例のステップであることを除けば、能力は高い馬と考えて期待する。半兄カンパニーで、重賞好走の多い一族で古馬で真価を発揮する牝系でもあるのだが、3歳でも重賞好走は可能なのだが、東京芝2400mへの距離延長に対応できるかという点でやや不安が残るのと、やはり間隔が開いてのステップはマイナス要因と考えて評価を下げました。こちらも3着候補の一頭と考えるのが妥当と評価する。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父ノーザンテーストはノーザンテースト系で、丈夫な体とミラクルな成長能力を有している。2歳や3歳時にも好走する仕上がりの早さはあるが、古馬にて本格化しさらにもう一段階進化する。距離の融通性もある。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

グランデッツア・・・アグネスタキオン×Marju=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔9-f〕
 前走皐月賞5着(=中山芝2000m:0.7秒差)。全6走(3-1-1-1)と安定感の高い馬で、東京芝コースは初で、芝2400m戦も初。上がりは毎回上位を繰り出す馬だが、洋芝コースが多かったためか33秒台の末脚は未使用の馬。血統的にも33秒台の末脚は使用可能と思うが、実績がない点を割引し、また半姉マルセリーナより距離延長となる東京芝2400m適性という点で、不安が残ると考えて評価を下げました。皐月賞1番人気馬でもあり、反撃は可能な馬と考えるが、こちらも3着候補の一頭という評価が正しいと考えるのが妥当と評価する。
 アグネスタキオン産駒は、スピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。基本的に人気馬や好調馬を素直に評価すべき順張り血統。高速馬場や瞬発力が得意で、スタミナ豊富とは言えないが芝2200mや2500mの重賞成績も悪くなく、華やかで完成の高いクラシック型。母父Marjuはノーザンダンサー系で、距離は1600m~2400mまで幅広くこなし、また活躍馬は2歳から古馬までと年齢層も厚い。特に高齢馬をなめてかかると痛い目に合う(=セニョールグループの特性で、地味にしっかりと力をつけて高齢でも衰えが少ない)。海外ではGⅠ馬も多数輩出しているが、前哨戦やトライアル的なレースに向いた血統でもある。スピードの持続力があり、時計勝負も得意。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。

ここでやや評価を下げたい馬は、フェノーメノ。
フェノーメノ・・・ステイゴールド×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔11-d〕
 前走青葉賞1着(=東京芝2400m)。東京芝コースは(3-0-0-0)、芝2400m戦は(1-0-0-0)。東京芝コースでは先行して鋭い差し脚を使い好走していて、芝2400mでダービーと同コースの好走歴がある点はプラス要因なのだが、青葉賞好走からのステップ馬が良くて2着までというこれまでのステップ上の結果から連下候補と考える。また前走青葉賞2・3着馬は500万条件戦使用馬が人気薄で好走する内容からも、レースレベルには疑問があり0.4秒差をつけ圧勝しているが、やはり割引は必要と考えて、前述のヒストリカルやグランデッツアよりは評価は下げたい。
 ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。母父Danehillはダンチヒ系で、優れたスピードに加え、中長距離でも勝負できるスタミナと底力を備えている。本格化すると連勝街道を走り、一気に登り詰める爆発力と勢いを持つ。ハイペースでもバテないスピード能力が売りで、マイラーは下手に溜めるよりも突っ走らせたほうが強い内容を見せ、高速決着にも強い。弱点は揉まれた時の脆さと、勢いが止まるとしぼんでしまうこと。不調期に入った馬は嫌う方が良い。またダンチヒ系も○×○と交互に好走するリズムを刻む馬も過去には存在し、本馬は父×母父ともに交互に好走するタイプのようで、前走の好走より今回は嫌いたい。
 No.〔11〕の牝系は、3歳春から秋にかけて成長し、古馬でもう一段階成長する。東京や京都などののびのび加速できるコースに強い牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。分枝記号的には期待できるので、侮れない馬ではある。


tipmonaとは?

日本ダービー2012回顧
東京優駿 中距離適性とステイヤー資質の差。

軍神マルス
08期 予想歴14年

次走狙い:ワールドエース
次走狙い:ゴールドシップ


2012年 タイム 2’23”8 (良) 1FAve=11.98 3FAve=35.95

ラップ
①12.8-②10.8-③12.0-④11.7-⑤11.8-⑥11.7-⑦12.2-⑧12.4-⑨12.3-⑩11.7-⑪12.0-⑫12.4
1FAveとの誤差
①+0.8 ②-1.2 ③±0 ④-0.3 ⑤-0.2 ⑥-0.3 ⑦+0.2 ⑧+0.4 ⑨+0.3 ⑩-0.3 ⑪±0 ⑫+0.4
テン35.6-中盤72.1(前半35.2-後半36.9)-上がり36.1 『前傾・一貫』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着ディープブリランテ・・・ディープインパクト×Loup Sauvage=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔1-b〕 4-3
2着フェノーメノ・・・ステイゴールド×Danehill=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔11-d〕 6-7
3着トーセンホマレボシ・・・ディープインパクト×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔9-a〕 2-2
4着ワールドエース・・・ディープインパクト×Acatenango=サンデーサイレンス×ハンプトン 〔3-d〕 10-10
5着ゴールドシップ・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔16-h〕 11-10

流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』と、中盤は前半3Fは速く後半3Fは弛んだことで相殺してほぼ平均ラップと考えて『一貫』の複合ラップ。例年中盤が弛み『中弛み』の流れになることが多いのだが、今年は中盤前半④~⑥の流れが締まり、後半⑦~⑨で弛むもそれでも締まった流れにて、中距離持続型の流れに向くタイプが好走しやすい流れだったと考える。またそのため過去5年と比較しても最も速いタイムで、好走した上位馬はマイラー~中距離で最も能力を発揮するタイプと考える(=時計の速い07年に好走したウオッカなどはマイル~中距離で強さを発揮したので、速い時計で好走することでクラシック距離やそれ以上のステイヤー適性よりも中距離型ではないか?と考える)。展開的には、差しが最も恵まれ、次いで追込、逃げ・先行には厳しい流れと考える。

1着ディープブリランテは、前走皐月賞3着(=中山芝2000m:0.5秒差)からの好走。5戦(2-2-1-0)と安定感は抜群で、東京芝コースは(1-1-0-0)、芝2400m戦は初でした。不良馬場や重馬場でも好走していて馬場は不問で、さらに前につけて好走できる馬でもあるのでマイナス要因の少ない馬と考え、溜めれば上位の上がりを使うことはできる馬と考えてもいたが、これまでの好走をみると持続した流れで強さを発揮するタイプと思われ、瞬発力勝負になりやすい東京芝2400mではやや分が悪いと考えて連下候補として考えていたが、今回は締まった流れとなったことで中距離の適性が問われたことが本馬にとって一番の好走要因と考える。展開的にはやや不利な流れでの好走から、本馬の能力を高く評価したいと思います。秋シーズンに向けては、菊花賞よりも天皇賞秋に向いた馬と思うので、ぜひ中距離路線に向かって欲しいと考える。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Loup Sauvageはネヴァーベンド系で、大レース向きの芝血統。1600m~2400mまで幅広い距離に対応し、キレよりも力で相手をねじ伏せる。
 No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳や3歳のこの時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。牝系の成長力的には、こののちは緩やかに成長するタイプでもあり、3歳時が安心して勝負できる期間になると思われるが、秋シーズンは過信は禁物と考えたい。

2着フェノーメノは、前走青葉賞1着(=東京芝2400m)からの好走。東京芝コースは(3-0-0-0)、芝2400m戦は(1-0-0-0)でした。東京芝コースでは先行して鋭い差し脚を使い好走していて、芝2400mでダービーと同コースの好走歴がある点はプラス要因だったが、青葉賞好走からのステップ馬は良くて2着までというこれまでのステップ上の結果が今回も当てはまり、本馬は2着。青葉賞好走馬は1着馬ならダービーで2・3着に好走可能だが、やはり突き抜けにくい。また青葉賞2・3着馬はすでに勝負付けが済んでいて、ダービーでの好走馬は難しいということが証明されたと思います。上がり33秒9と上位の上がりで好走し、またやや不利な流れの先行しての好走は評価したい。秋シーズンでも活躍可能と考えて、今後に期待する。
 ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。母父Danehillはダンチヒ系で、優れたスピードに加え、中長距離でも勝負できるスタミナと底力を備えている。本格化すると連勝街道を走り、一気に登り詰める爆発力と勢いを持つ。ハイペースでもバテないスピード能力が売りで、マイラーは下手に溜めるよりも突っ走らせたほうが強い内容を見せ、高速決着にも強い。弱点は揉まれた時の脆さと、勢いが止まるとしぼんでしまうこと。不調期に入った馬は嫌う方が良い。またダンチヒ系も○×○と交互に好走するリズムを刻む馬も過去には存在し、本馬は父×母父ともに交互に好走するタイプのようで、前走の好走より今回は嫌いたいと考えたが、人気的に逆に買いのタイミングだったと反省する(=人気だったら嫌うべきだったが、今回のように穴人気の場合は期待値が高くなると考える)。またサンデーサイレンス系×ダンチヒ系配合は、やはり安定性の高い配合でありGⅠでも要注意と反省する。
 No.〔11〕の牝系は、3歳春から秋にかけて成長し、古馬でもう一段階成長する。東京や京都などののびのび加速できるコースに強い牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。分枝記号的にこの特性が活きた結果と考え、やはり侮ってはいけない馬だったと反省する。

3着トーセンホマレボシは、前走京都新聞杯1着(=京都芝2200m)からの好走。東京芝コースは初で、芝2400m戦は(0-0-0-1)からの好走。前走京都新聞杯はスタミナ型の馬が好走しやすい傾向と、半兄トーセンジョーダンが東京芝GⅠの11年天皇賞秋1着・11年JC2着好走歴より、本馬も芝2400mへの距離延長に対応できるスタミナは十分豊富で、東京芝コース向きの馬と考え、結果3着好走。また前走はレコードタイムでの好走で、本馬が持続した流れに強い中距離型の適性も秘めていることが証明されたのだが、逆に距離延長でゆったりとした流れからの末脚勝負に対してはやや適性は劣ると考えていたのだが、今回は1着馬ディープブリランテ同様に中距離型の適性が問われた流れで好走しやすくなったと考える。また前走2着馬ベールドインパクトを物差しに考え、皐月賞2着のワールドエースと互角の能力を秘めていると考えたことも(=ベールドインパクトは前走京都新聞杯2着が0.4秒差で、前々走皐月賞は0.8秒差で7着で0.4秒差前には2着馬ワールドエースが好走しているので、単純には比較できないと思うが能力的に判断して)、本馬の能力をうまく把握できたと考える。本馬もディープブリランテ同様、秋シーズンは菊花賞よりは天皇賞秋に向く馬ではないかと考えるが、半兄トーセンジョーダンが12年天皇賞春2着馬でもあり、成長能力的には菊花賞をこなしても不思議ないと考える。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父ノーザンテーストはノーザンテースト系で、丈夫な体とミラクルな成長能力を有している。2歳や3歳時にも好走する仕上がりの早さはあるが、古馬にて本格化しさらにもう一段階進化する。距離の融通性もある。
 No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。

4着ワールドエースは、前走皐月賞2着(=中山芝2000m:0.4秒差)からの好走。全5走(3-2-0-0)と安定感が高く、毎回末脚が鋭く上がりは2位以内と末脚勝負に向く馬。東京芝コースは初で、芝2400m戦も初でした。前走皐月賞では4コーナー15番手から上がり2位34秒9にて鋭く伸びての好走でしたが、今回も上がりは最速33秒8を繰り出したものの前にて展開した馬をとらえきれずの内容。天皇賞秋で末脚の鋭いステイヤータイプの馬が届かずの内容になるのとよく似ていると思いました。今回は問われたレース質の差での敗退と考え、距離が延びる菊花賞に向けては期待ができる内容と考え、秋シーズンの巻き返しに期待して、今後の成長を望みます。
 ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。母父Acatenangoはハンプトン系で、重厚でありながら優れたスピードも持つドイツ血統。ノーザンダンサーやミプタープロスペクターやサンデーサイレンスなど、主流の血統を内包せず完全な異系血統。そのため本血統との配合で、肉体的にも精神的にも健全さが増す。持久力や底力もより備わる。
 No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。

5着ゴールドシップは、前走皐月賞1着(=中山芝2000m)からの好走。全6走(4-2-0-0)と安定感の高い馬で、東京芝コースは(1-0-0-0)、芝2400m戦は初でした。前走皐月賞は、前々走共同通信杯1着(=東京芝1800m)からやや間隔が開いてのステップで、後方からインをついて鋭く突き抜けて1着好走。先行も可能で、またマクっての好走もしている馬でもあるので位置取りは問題ない馬であり、また重馬場でも苦にしない馬場不問の馬でもあり、死角は少ない馬と考えて評価し好走に期待したが、4着ワールドエース同様に上がり最速33秒8を繰り出すも届かずの内容。本馬も4着ワールドエース同様に菊花賞に向けては期待できる馬と考え、今後の成長に期待する。
 ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。今回4番人気でこの特性を活かしやすい状態だったと思われ、この特性をプラスとして考えられなかった点は反省する。母父メジロマックイーンは晩成型の成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統だが、2歳~3歳時にも第1次の成長段階がある。叩き良化型で、中長距離での好走が多い。この母父の成長能力にも期待して、クラシック春シーズンに期待する。
 No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳秋以降に本格化する成長力があり、また叩き良化型のステイヤー特性がある。そのため距離延長で本領発揮のタイプが多い牝系。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには駆けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。

今回好走した上位5頭は、それぞれ今後に期待できる馬と思うが、中距離ならディープブリランテやトーセンホマレボシ、クラシック距離以上ならワールドエースやゴールドシップが信頼性が高いと考える。フェノーメノについては中距離~クラシック距離に向いた馬であると思うが、それぞれの距離で前述の馬を逆転するにはワンパンチ足りないような器用貧乏のように思います。

ダービーのポイントは、
①流れは『中弛み』が基本。先行・差しは不利な流れだが好走馬が多く、皐月賞で速い上りで好走した馬は要注目。
②スタミナ型サンデーサイレンス系が中心。
③欧州スタミナ型血統もポイント。
④No.〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔8〕〔23〕の牝系は好走が多い。この時期の成長力に優れた、スタミナ型の牝系がポイント。
⑤前走トライアル好走ならば、分枝記号dの馬に要注意。クラシック特注の分枝記号lにも注目。
⑥皐月賞からのステップ馬は、5着以内or5番人気以内だった馬なら反撃可能。
⑦青葉賞・京都新聞杯からはともに1着馬なら狙える。ただしダービーでは2・3着になりやすい傾向。


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