エリザベス女王杯2012予想
ヴィルシーナは小跳びで堅実だが爆発力なし また差される

編集長おくりばんと
08期 予想歴22年

◎エリンコート
  14着/12人気

○クリスマスキャロル13着/13人
▲マイネオーチャード4着/15人
△レインボーダリア1着/7人
×ヴィルシーナ
×マイネジャンヌ


エリンコート
この馬がオークスを勝った理由は雨だったと思っている。小さなフットワークで、ガサがあり、パワーがある馬。
他の3勝も、重い春の阪神の馬場と、洋芝札幌でのもの。
オークスの勝利以来初めてこういう得意とする馬場が巡ってきた。
そしてガサがあるので、GⅠのような重い斤量向きの馬。56キロはこの中では最も背負い慣れている。これはチャンス!距離、馬場、斤量、条件が揃った。

クリスマスキャロル
小さく硬い走りで道悪が上手そうなフットワーク。前走は東京の瞬発力勝負で合わなかった。ダートでも勝っている馬でパワーがある。この馬場なら。

マイネオーチャード
渋った馬場で鮮やかに差して勝ったことがある。道悪ならひょっとする。相手なりに走る馬だし、このメンバーでも。

レインボーダリア
フットワークからも、戦績からも、道悪上手なのは間違いない。ちょっと人気しすぎた感があるが。

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ヴィルシーナは、
跳びが小さい馬で、
レースセンスがよく、いつも堅実で、
確実に力を出し切れるところが長所だが。
逆にいうと爆発力のある脚を持っていない。
京都2200外回りのような広いコースだと、
強い末脚を持った馬に最後に交わされるというシーンは想像できる。
ずっと一線級でジェンティルドンナの2着してきているとはいえパフォーマンスの差はある。
東京2400のオークスではちぎられてしまっているし、
阪神1800のローズステークスも差をつけられた完敗だった。
フットワークからはレースセンスを最も活かせる内回りコースの秋華賞がベストだと思うので、
前走以上のことはない。
ここなら負ける可能性も十分ある馬だと思う。

小跳びの分、ゲートで出遅れる可能性はかなり低いと思われ、
このメンバーなら放っておけば前につけてしまうだろうし、
前走も前前のレースで成功しているから、
きっと番手にいくだろう。
圧倒的人気で逃げるまでは度胸がいるから、
2~3番手が無難だろう。

そこでヴィルシーナを負かすとすれば、後ろから一気の末脚で交わすタイプだろう。
同じようなところから同じような競馬をする×マイネジャンヌは、
これもレースセンスタイプだから、上回れる可能性は低いだろうということで消した。

◎マイネイサベル
素晴らしく綺麗な大飛びの差し脚自慢の馬。
大飛びな分あたりはずれが大きいが、
はまれば前走のように鮮やか。
距離に関してもオークスで6着。2000の重賞で3着がある。
2200の速い馬場で緩めの流れなら十分守備範囲だろう。
ガサがあり56キロのこのGⅠにも適している。


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