フェブラリーS2014予想
JCDから勢力図は変わってないでしょ

やまっくす
12期 予想歴15年

◎ベルシャザール
  3着/1人気

○ニホンピロアワーズ8着/4人
▲ワンダーアキュート6着/5人
△ホッコータルマエ2着/2人


過去5年のフェブラリーS馬券対象馬からみた傾向になります。


まず、消去データから挙げますと、
×ダート重賞未勝利
×前走GⅠで6着以下またはGⅡ以下戦で4着以下
×前走6番人気以下
×当日10番人気以下
となります。

ダートの強豪が集まるGⅠなので、当然ながらダート重賞実績は必要不可欠です。また、ダート重賞は格も大事ですが、似通ったメンバーになりやすいことから、とにかく近走好調な成績を挙げてる馬が良い傾向です。また、人気も重要で、とにかく人気で好走している馬というのが、フェブラリーSでは好走してます。

消去データに引っかかる馬としては、
アドマイヤロイヤル、エーシントップ、ケイアイレオーネ、コパノリッキー、ソロル、ダノンカモン、ダブルスター、ドリームバレンチノ、ナイトフッド、ノーザンリバー、ブライトライン、レーザーバレット
になります。


次に、減点データを挙げますと、
①△ダートGⅠで3着以内の経験が無い
(馬券対象馬15頭中14頭がダートGⅠで3着の実績が有り)
②△前2走でダートGⅠ未出走
(馬券対象馬15頭中14頭が前2走でダートGⅠに出走)
③△関東馬
(過去5年で関東馬は2着に1頭だけ)
④△7歳以上
(過去5年の勝ち馬は4~6歳馬)
⑤△前年のJCD未出走
(馬券対象馬15頭中12頭が前年のJCDに出走。特に勝ち馬は全て前年のJCD出走馬)
となります。

消去データから残った馬のなかで、減点データに該当しているかをまとめますと、

【該当なし】
ベルシャザール、ホッコータルマエ
【1つ該当】
ニホンピロアワーズ④、ワンダーアキュート④
【2つ該当】
なし
【3つ該当】
グランドシチー①③④、シルクフォーチュン②④⑤、ベストウォーリア①②⑤
【4つ該当】
ゴールスキー①②④⑤

という感じになります。
以上を踏まえた印と見解をまとめます。


◎ベルシャザール
かつてダービー3着の実績がありながら、ダートに参戦して一気にJCDまで制覇と、ダートに関しては勢いもあるが底を見せてない馬と言える。
ベルシャザールが高いパフォーマンスを見せたと思えるのが、いずれも左回りで行われたレースということで、今回の舞台は非常に向いているコースといえる。
JCDとフェブラリーというJRAのダートGⅠが約3か月の間隔しかないので、芝路線とは違い、一気に勢力図が変わるというのはまずないと思う。そういうこともあり、JCD勝ちからの直行馬がフェブラリーSでも勝ちを収めている傾向があると思う。


○ニホンピロアワーズ
前走は不安視されてた左回りで完勝ということで、年齢の割にまだまだ奥行がありそうな感じがする。
芝スタート、初の1600mに不安はあるが、地方回りで実績を上げてる馬よりは、中央の早いダートを使って、実績を重ねている分、十分に勝負になるだろうとみる。
また、フェブラリーSというのは、ある意味ダート路線の最終戦なので、昨秋からGⅠ連戦で使い込んでいる馬よりは、今回で休み明け4戦目となり、上昇度も見込めるうえ、消耗度が少ないこの馬のほうが勝負になるとみる。
あとは、東海SがフェブラリーSと似通った条件になったことで、直結すると見込んでるので、とにかく減点材料、不安材料はあれど、無視できない1頭だと思う。


▲ワンダーアキュート
現在のところGⅠ3連続2着と勝ち身に遅いところはあるが、逆に言うと年齢を重ねてもまだまだ一線級の存在であるということ。
フェブラリーSでは、過去2年連続で3着ということで、ちょっと勝つまでには考えられないが、毎度毎度、最後は確実に伸びる分、馬券圏内には絡んできそう。


△ホッコータルマエ
データ的には死角がないが、ぶっちゃけ個人的にはこの馬は中央のダートGⅠは勝てないタイプだと見てる。
なぜなら、最後の踏ん張りが足りない印象があり、坂のあるコースや長い直線があるところでは、しょうもない負け方をしている。
また、長めの距離で強い競馬をしてるので、1600mという距離に対しても疑問があるし、JCDとは違う早い展開に馬が戸惑う可能性もありそう。


あとは、減点データで3つ該当している3頭については、3連単の3着付けとかで狙いたいかなぁと思ったりする。


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