京王杯2歳S2014予想
総力を懸けて。

スカイポット
14期 予想歴17年

◎ニシノラッシュ
  3着/1人気

○ワキノヒビキ7着/2人
▲アポロノシンザン5着/8人
△アクティブミノル6着/3人


 東京1400mは長く研究対象としてきたが、その意欲の根源は初めて10万馬券以上の大穴(17万馬券)を的中できた2004年の京王杯2歳Sに端を発しているのかもしれない。京王杯2歳Sはその後も10万円以上の3連単配当を量産しているのだが、それ以来は2008年にゲットフルマークスを含む3連複を当てたくらい。高配当の感激をまた味わうために、今年も渾身の予想で臨みたい。

 京王杯2歳Sの過去10年の3着以内馬30頭を分析し、以下の観点で予想を進めていく。

<上がり実績>
 30頭中28頭が上がり連対実績を有する。また、残る2頭はテイエムオオタカとエーシントップだが、逃げて上がり3位の実績は持っていた。この条件は基本、クリアできるのが普通だが、ゴールドペガサスは新馬戦の上がりが4位であり、これだけで嫌えると考える。また、ダート臨戦のウォリアーズソウルとケンブリッジゴールも逃げてだが3位までで、末脚の持続力が求められる東京では厳しいか。

<血統系統>
 30頭の父及び母父の系統を分類すると、SS系が11、ND系が19、ミスタープロスペクター(MP)系が13、プリンスリーギフト(PG)系が3、ネヴァーベンド(NB)系が2といった分類となる。多くのレースではSS系が断然多くなるのだが、ND系やMP系のほうが多いというのは特筆すべき傾向。なお、くるみ賞でも類似の傾向が見られ、東京1400mの傾向と考えておいて良いと思う。
 重要なのは、ND系、MP系、SS系、(MP系代替系統である)PG系であり、どれも持っていなかった馬はゼロ。ただ、そうしても今回の出走馬は全てクリアしているので次に続ける。

<距離変更>
 1400m戦が難しいのは、1200mからの臨戦馬と1600mからの臨戦馬が入ってくることで、距離延長及び距離短縮のリスクが発生し、能力変化が激しいことにある。ただ、血統系統を使って少し解明してみようと思う。
 過去10年の3着以内馬30頭中、200m以上の距離短縮だった馬は14頭いる。半数近くいるということで、基本、短縮は狙いやすいのだが、この14頭のうちMP系又はPG系を有していた馬は9頭で、更にこれが父系となると7頭になる。今年、このパターンに該当するのはヤマニンマンドールだったが回避。なお、MP系又はPG系のない圏内馬は母系がND系だった。
 一方、200m以上の距離延長で馬券に絡んだのは6頭。うち母系にND系が入っているか、父系がSS系の馬が5頭。今年、このパターンに該当するのはサフィロス。

<指数>
 1400mからの臨戦馬であれば、1400mでの指数評価を用いて問題ない傾向。指数上位馬を選択する。

<データアート>
 昨年作成したデータアートによれば、枠順も反映した上での期待値はニシノラッシュが他馬を抜け出ていて、次にアクティブミノル、ワキノヒビキ、アポロノシンザンが並ぶ。その下に、サフィロス、オープンザウェイ、ロンバルディアがいる。

<TBI>
 トラックバイアスだが、過去10年の指数を出してみると横軸に偏りが出ることが多く、ここ2年は内有利だが、その前の2年は外有利だった。当日の馬場傾向で事前に把握することはほぼできるので、当日に判断したい(前週となる前日の馬場傾向とのリンクはあまりない)。

暫定の印
◎ニシノラッシュ
○ワキノヒビキ
▲アポロノシンザン
△アクティブミノル
注サフィロス
注オープンザウェイ
注ロンバルディア
注コウソクコーナー

あとは、極端なバイアスが発生していれば調整する程度です。


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