日本ダービー2015予想
『決めていた二頭』

朝霧博人
14期 予想歴17年

◎ドゥラメンテ
  1着/1人気

○リアルスティール4着/2人
▲サトノクラウン3着/3人


過去五年間のダービーのラップは以下の通り

2010年エイシンフラッシュ 12.6 11.3 12.2 12.7 12.8 13.5 13.1 12.9 12.4 11.3 10.8 11.3
2011年オルフェーヴル 12.7 11.3 12.8 13.1 12.5 13.0 13.2 12.8 12.6 12.3 12.2 12.0 (不良)
2012年ディープブリランテ 12.8 10.8 12.0 11.7 11.8 11.7 12.2 12.4 12.3 11.7 12.0 12.4
2013年キズナ 12.3 10.5 12.2 12.5 12.8 11.9 12.7 12.3 11.9 11.6 11.7 11.9
2014年ワンアンドオンリー 12.5 10.6 11.8 12.2 12.5 12.1 12.7 13.6 12.2 11.6 11.1 11.7

ダービーらしからぬスローペースとなった2010年は 13.5 13.1 12.9 とラップが続いた区間があった。
ダービーのラップバランスとしてはラスト800mから11秒台が連発するラップとなっている。
道中でも持続力が求めれて、その後の急加速のラップが求められる。

この急加速を示したレースがある。それは共同通信杯です。

2015年共同通信杯 
12.7 - 11.1 - 11.4 - 12.2 - 12.6 - 12.6 - 11.8 - 11.0 - 11.7

ラスト800mの12.6秒から急加速の11.8秒となり、そこから11.0 - 11.7となっています。
ラップバランスはかなり似ていると思っています。このときの1着馬がリアルスティール、2着馬がドゥラメンテでした。共同通信杯後にはこの二頭を皐月賞の結果がどうであれ狙うつもりでした。
しかし、皐月賞では1着ドゥラメンテ、2着リアルスティールとなりました。
皐月賞では持続力が求められるラップバランスで急加速を求められるラップバランスではありませんでしたが、その皐月賞でも持続力を示したのですから、この二頭はまずダービーでは狙う候補の筆頭になりました。

2015年皐月賞のラップ
12.5 - 10.7 - 12.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.7 - 11.4 - 11.6

1000m通過が59.2秒とありますが、前後半のラップをみるとそこまで前傾ではありません。
このことから、どの位置の馬もそこまでの有利不利はなかったのではないでしょうか。

皐月賞後のドゥラメンテ、リアルスティール、サトノクラウンの感想を書いていきます。

・サトノクラウンについて
四コーナーを周るまでに外に出されつつ、そこにドゥラメンテが内から外に膨れてまた外に行きました。
そんななかで、34.5秒というリアルスティールと同等の上がりをつかっているので、着順ほど負けていないという印象です。
しかし、共同通信杯のような急加速を要するラップバランスを経験していなく、ダービーではそのようなラップバランスになるのでダービーを勝つまでは厳しいと思います。
よくて三着でしょうか。


・リアルスティールについて
リアルスティールは新馬戦から福永騎手が懸命に教育していることがわかります。
今回の皐月賞では完璧な騎乗をしたのにも関わらず、ドゥラメンテの規格外の末脚の屈したのは仕方がないでしょう。
理想的なローテーション、競馬としてきているので、ダービーでは狙いたいところですが、福永騎手のダービーはいい印象がないので、単勝を購入するかはかなり悩みます。


・ドゥラメンテについて
ドゥラメンテの素質はセントポーリア賞から共同通信杯にかけてかなりのパフォーマンスをみせました。
皐月賞ではラスト200mからの脚は異常です。
例年の傾向通りのラスト200mのラップではスピードが結構落ちるのですが、11.6秒と実際に数字でみると凄いです。

☆サトノクラウンの皐月賞回顧をグリーンベルトにアップしました。ご参考になればいいですが・・・。

競馬ブログ 朝霧博人の自問自答 http://blog.livedoor.jp/gamble_hiroto-keiba/


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