菊花賞2017予想
穴狙い過ぎたか。だがしかし

ヨルゲンセン
16期 予想歴9年

◎クリンチャー
  2着/10人気

○スティッフェリオ14着/14人
▲ポポカテペトル3着/13人
△ブレスジャーニー12着/12人


ココも やっぱり難しい気がしているが
相も変わらず 自作ツールで解析していく。


ラップ適性解析は
◎スティッフェリオ
◎ポポカテペトル
○クリノヤマトノオ-
▲トリコロールブルー
▼ベストアプローチ
△クリンチャー
△マイネルヴンシュ
△プラチナヴォイス
△サトノアーサー

上位2頭は甲乙つけがたい感じ。
△は順不同かな と。


調教適性解析は
◎クリンチャー
○プラチナヴォイス
▲キセキ
▼ダンビュライト
★アルアイン
☆サトノアーサー
△サトノクロニクル
△アダムバローズ
▽スティッフェリオ
▽トリコロールブルー


データ解析に関しては
どうも順列を付けづらいというか
抜けたのがいないというか
一長一短な馬ばかり。
プラス材料が多い馬には、必ずマイナス材料があり
マイナス材料が案外無い馬には、プラス材料も少ない。
枠を考慮しなければ
やはり 
アルアイン
キセキ
辺りが上位
続くのは
クリンチャー
トリコロールブルー
マイネルヴンシュ
サトノクロニクル
ミッキースワロー
(馬番順)
注目は ブレスジャーニーかな
とか思ったり。
挙げてない馬も、
そこまで悪いのはあまりいない印象。
マイナス材料はどれにもあるので
マイナス材料が複数あるからと言って斬り捨てると痛い目をみそう。
それでいうと、
ブレスジャーニーは、不確定要素は多いものの
明確なマイナス材料はないので
データ的にはコレが一番アツいという考え方もできる。


問題は血統。
菊花賞では、一番ココに重きを置きたいが
最近は
血統マニアが意気消沈するような決着ばかり。
(あくまでも主観ではあるが。)
母父バクシンオーと母父Storm Cat で決まった時は
もう菊花賞は終わったな と思ったモノだ。
が、今回は
馬場の悪化も確定的だそうで
それならばもう一度、
血統を詳解してみる価値はあると思いたい。
とはいえ…
実は、見る人によって、
どの馬をどう評価するか というのは 
案外変わりそう。
自分としては
クリンチャーを最上位評価とした。
次点は
スティッフェリオ
マイネルヴンシュ
サトノクロニクル
ウインガナドル

それに続くのは(馬番順)
ブレスジャーニー
トリコロールブルー
アダムバローズ
クリノヤマトノオー
ベストアプローチ
ミッキースワロー
ダンビュライト

あとは
判断が難しいが 注目できそうなのが
ポポカテペトル

挙げなかった馬でも
見るべき点があるのは一応いるが
ココまでにしておく。



さて、
問題は、
これらの結果を
最終的な印 あるいは馬券に
どう落とし込むか。


実は、秋華賞、富士ステークスと続けて
調教解析で最上位の馬が来ている。
(ディアドラ・リスグラシューがワンツー)
(クルーガー・エアスピネルが1・3着)

という点も加味して
(富士Sはキングマンボ馬場だったからというだけかも知れないが…)

◎クリンチャーとした。
割と分かりやすい血統の良さを持つ馬が人気している印象だが、
それならば、
クリンチャーがこの人気は何故なのか といったところ。

○スティッフェリオも。
コレに関しては、ラップ適性解析が最上位。

▲ポポカテペトルも同じく。
ラップ適性解析が最上位で
私的血統評価では判断に迷うが注目というコトで。


残りの一枠は
素直にいけば サトノクロニクル
でなければ 
マイネルヴンシュ
トリコロールブルー
というところだが
なんとなく気になって
△ブレスジャーニーに。
全然順調ではないが、
明確に判断できない要素が多く
それで人気ならば不安だが
人気薄ならばそこは買い要素だろう と。
思ったよりも人気してるイメージではあるが。
あとは
血統も、実はこういうのが走りやすい馬場になっているのではないか
とか思ったり。
ずっと表に出てきてなかったケド
まだ底を見せていないってトコで
終わってみれば世代最強はブレスジャーニーでした。
みたいなオチとかね。


あとは
上で挙げた
サトノクロニクル
マイネルヴンシュ
トリコロールブルー

それ以外ならば
クリノヤマトノオー
ダンビュライト


人気馬は
別にそう悪いとは思わない。
だが、この条件で信頼して買える程か?
と言えば、全くそんなコトはないだろう
という判断。
そこはまぁ
実際のオッズの割れ方にも出ているが。


人気馬が外に振られたのは
罠なのか何なのか。
外枠だからと言って
嫌ってしまう
というのが罠な気もしつつ。

やはり ココは穴を狙うしかあるめい。


tipmonaとは?

菊花賞2017回顧
爆当たりありがとうございます。

ヨルゲンセン
16期 予想歴9年

次走狙い:キセキ
次走危険:クリンチャー



かなり綺麗に予想がハマった。

正直、クリンチャーには結構自信があったが
ポポカテペトルも来れたねぇ~

当たった人の多くは
キセキからの馬券だと思うので
私のようなパターンは珍しいと思うが
クリンチャー軸
副軸ポポカテペトル経由の
キセキがヒモという当たり方だった。


1頭目クリンチャー
2頭目ポポカテペトル・スティッフェリオ・サトノクロニクル
3頭目手広く
という形


さて、クリンチャーだが
コレは、予想で書いた通り
ピックアップの理由が
調教適性解析と
血統評価。


調教解析は
いつも言っている通り
デキ・調子 の 良し・悪し
を測るモノではない。
私は馬を見ても分からない人なので
基本的に、数字か、それに準じる客観情報を扱う。

私の言う 調教適性とは
「今回のレースで好走するパターンの調教を積んでいるかどうか。」
縦の比較というコトでもない。

ただ、コレに関しては
解析法がまだ完全に確立されたワケではないので
そこまで重視はしていなかった。
ここ数回の重賞レースでハマってたので
今回はチョット重めに扱ってみた という程度。


問題は血統。
メンバーをパッと見て
最初に目についたのがクリンチャーだった。
注目したのは母父ブライアンズタイム
古くからのベタな菊花賞血統。
もうコレだけでクリンチャー◎にするわ
と思ったが、
今回は、割と菊花賞に向きそうな血を持つ馬が多かった。
道悪適性ともリンクする部分はあるし
その中からどれをピックアップするか
というのは
非常に難しかったと思う。

中枠から外にはトニービン持ちまみれ
例年なら激アツの内枠に
激アツのステイゴールドが整列
欧州血統が極まったベストアプローチ
血統をどう判断するか次第で
どれからでもいけそうだった。
それはつまり
逆に、血統では判断しきれないと考えるのが妥当だったのかも知れない。


血統予想家でなくとも
競馬予想をしている人ならばそれなりの血統知識はあるだろう。
父・母父をパッと見ただけで
簡単な血統イメージを描ける人も多いと思う。
ウインガナドルが穴人気してたのなんかは典型で
(確かにこの血統表はニヤニヤできるが…w)
分かりやすい血統は人気になる。

そうなれば 
他の人が目をつけない盲点を突くしかない。

私が注目したのはダート指向。
クリンチャーの父ディープスカイは
芝で大成した馬だが、
産駒は割とダートでの好走が多く、
種牡馬としてはダート指向が強く出ていると言える。

菊花賞では、割とダート中距離の血が生きてくるコトがある。
加えて、土曜の終盤から
分かりやすい欧州血統やキングマンボ・トニービンに加えて
ダート指向のきいている馬場傾向が出ていると感じた。
だが、ただダート指向が強い馬を選べば良いのではない。
血統の大枠としてはサンデー系であり、
自身も芝で走ってきて
芝を走れる下地があっての、
スパイス的に効いてくる ダート指向
である。

となれば
菊花賞でこそ この馬場でこそ の
クリンチャーが この人気で内枠ならば
ココからいくしかない と判断した。


あと 好走の理由としては、
ジョッキーの好騎乗もあったと思う。
私は、騎乗に関しても分からない人なので
良かった・悪かった
上手・下手 
というコトはあまり言わない。
ただ、今回に関しては
前に行けなかったところでダメかと思ったが
結果、前に行けなかったのが功を奏したようだし、
弛んだところでしっかり前に追っつけていって
全馬がバテバテの中
前に出てからは、キセキ以外の馬には抜かせなかった。
この馬の良さが最大限に引き出された好騎乗だったんだろうと思う。

馬も騎手も よくやってくれた。



次にポポカテペトルだが
コレはまず、ラップ適性解析結果が最上位だった。
この馬の好走ラップを詳解すれば
前2年の菊花賞はともかく
2014年以前の菊花賞のラップ傾向に綺麗に合致する
という判断。
(2013年などは同じ不良馬場)

更には ココも血統。
予想で書いた通り、
判断に迷うが 注目 という感じだった。
他に食指が伸びそうな血統が多い中では
あまりに普通な ディープインパクト。
「血統で選んで」 と言われて
敢えてココを選ぶコトは無いと思う。
注目したのは やはりダート指向。
ラップ解析からすれば
馬の適性は菊花賞の傾向に合っているハズであり、
そういうタイプのディープに
母方のダート指向性。
(母自身は芝で好走していたが)
更には、兄がマウントロブソン。
兄もキレで勝負するような典型ディープでは無い。
加えて、兄は前週に重馬場で勝利していた。
(1番人気ではあったが)

実は最初、マイネルヴンシュを▲にしていたが
上記の理由から、
スグ思い直してポポカテペトルの評価を引き上げた。
(まぁマイネルヴンシュも結果悪くなかったが)



実際、何が要因で好走したのか なんて
後付けで何とでも言えるし
結局は本当のところが分からないのかも知れないが
こじつけだとしても
理由付けができるコトは重要だと思う。

今回のレースで言えば
キセキの単複 という馬券以外では
クリンチャー
ポポカテペトル
これらをピックアップできたかどうかが全てなワケで。
後付けでも こじつけでも
説明はできるようにしておきたい。



さて、キセキだが
コレは、強かったと思う。
私は 馬の 強い・弱い という判断もしない人だし
そういうのが どちらかというと分からない人なので
あまり 強い 弱い という言い方はしたくないのだが
(本当に強い馬は誰もが知っているし、強い馬はピックアップせずとも勝手に上がってくるから。)
今回は完全にクリンチャーのレースだったと考えているので
それをしっかり抑え込んでの完勝は
強さの証明だと感じた。

今回のレースの疲労がどうかというようは話は置いといて
次走以降も期待したいと思う。
妙味という意味であまり重い印は打たなそうだが。。w



クリンチャーに関してだが、
コレは、フロックではない。
というか、フロックという片付け方は、
その後の競馬予想において
非常にマイナスだと思う。
それがまぁ、後付けでもこじつけでも理由づけしたい
というトコに繋がるワケだが。

クリンチャーには力がある。
だから、この2着も
皐月賞の4着も
伊達じゃない。
だが、この馬の本当の良さ・実力が生きるレースは
現状の日本の競馬には ほとんど無いと思う。
そういう意味で GⅠ2着の実績馬とは言え
次走以降は厳しい結果が続くかも知れないという評価。
ただ、どこかでハマれば
また激走してくれないかなと期待もしている。


ポポカテペトルに関しては
クリンチャーよりも好走パターンの幅は広いと思われるので
次走以降危険とまではしないでおく。


tipmonaとは?

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