京阪杯2017予想

ビートブラック
17期 予想歴7年

◎セイウンコウセイ
  7着/5人気

○メラグラーナ
▲イッテツ3着/14人
△ソルヴェイグ9着/1人



ラインスピリット、ソルヴェイグ、フィドゥーシアあたりがハナを切るのではないでしょうか。ネロはダッシュがつかなくなってきた感がありますし、ここは外からフィドゥーシアがあっさりとハナを切ると思います。内からラインスピリット、その外にソルヴェイグ、セイウンコウセイ、タマモブリリアンが続く形になる想定でいきます。前半は34.0~34.5程度で、全体で1.08.5程度になると予想します。


◎セイウンコウセイ
○メラグラーナ
▲イッテツ
△ソルヴェイグ、ヒルノデイバロー、ビップライブリー、ラインスピリット、アットザシーサイド


◎セイウンコウセイ

5~7走前に京都1200で好走しているこの馬がまともなら抜けていると思います。5走前のシルクロードステークスは、3番手外から動いて行って抜け出すもダンスディレクターの強襲を受けて2着でした。前後半のバランスが33.9-33.9というある程度時計が出やすい馬場で、京都における末脚の切れ味ならトップクラスのダンスディレクターに差されるのは仕方ないです。それ以外の馬は完封しているわけで、前のほうから脚を繰り出せば簡単には差し切れないと思います。
函館スプリントは函館とは思えない超高速馬場の激流を先行して4着と強さを見せつけましたが、時計勝負は分が悪いです。スプリンターズも高速馬場の中山で後半33.7というキツさ。
ただ一つ、スワンステークスは負けすぎな感があるのでそのあたりは不安ですが、しっかりと立て直して、ポジションを取りきることができればここでは頭一つ抜けているはずです。


○メラグラーナ

最近やけに後ろから行くようになっていますが、すべて前半3Fが33秒台です。今回はそこまで上がりきるとは思えないメンバー・コースなので、中団前くらいはとれると思います。
6走前、中山1200の33.2-35.2というハイペース戦に、自身も33.5-34.9の前傾バランスで対応していますが、基本は後傾バランスのときに破壊力のある脚を繰り出す馬だと考えています。この点で京都は全体でもハイペースになりにくく、ポジションを取りやすいので合っていると思います。
不安は後半にハロン10秒台の切れ味を要求されることですが、最終週の京都の馬場でそれは考えにくく、心配はないと思います。昨年の京阪杯は1番人気で惨敗してしまいましたが、重馬場の大外枠、34.1-36.2のハイペースで外を回らされ続けてはどうしようもありません。なかなか人気が落ちないので美味しくはないですが、条件はかなりいいので期待します。


▲イッテツ

今の最終週の馬場なら時計的にも十分足りると思います。
前走のオパールステークスは高速馬場、34.3-33.2のスローペース。後半の3Fは11.2-10.8-11.2という切れ味勝負でした。これを4番手内で進めて、直線はソルヴェイグの直後からワンテンポ遅れて仕掛け、完全にキレ負けての3着。
その前に馬券に絡んだのは3走前のUHB賞。札幌にしてはかなりの高速馬場で、33.5-34.2のハイペース。ラスト3Fで10秒台を踏むことはないレースでした。これを2番手から早め先頭、ヒルノデイバローを振り切っての1着でした。
これに対して2走前のキーンランドカップはUHB賞よりも時計がかかる馬場で、前後半も33.5-35.5という完全なハイペース。この馬自身も34.1-35.9というハイペースバランスで、ラストは脚があがって完敗でした。
函館スプリントはレコードの出るような高速決着でしたが、その中でラスト1Fまで差してきているように、重賞戦線でも食らいつけるだけの力は見せています。今回は時計がある程度かかり、かつペースが上がり切りにくい京都1200の舞台です。キレ負けや激流の心配もありませんし、ゲートが不安定なヒルノデイバローに対して直線で馬場の良いところを選べそうなポジションをとれるであろうこちらが優位であると考え、3番手評価とします。


△ソルヴェイグ
前走はすべてがハマりきっての勝ちでした。高速馬場、スローでハナ、内伸び。今回はそんな接待競馬にはならないはずで、そうなるとラスト甘くなりがちなこの馬に対して優位に立つ馬は多いと思い、この評価とします。


△個人的に短距離は手広くいくのが鉄則だと考えているので、ヒルノデイバロー、ビップライブリー、ラインスピリット、アットザシーサイド、ティーハーフ、ダイシンサンダーまで馬券ではおさえる予定です。


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京阪杯2017回顧

ビートブラック
17期 予想歴7年

次走危険:イッテツ



予想としてはイッテツしか当たらず、非常に悔しい結果になりました。ちょっとネロを舐めすぎましたね、、、


12.3-10.7-11.3-11.0-11.2-12.3・・・1.08.8
前後半:34.3-34.5

前半の3F目は過去10年で2番目に遅い11.3でした。一番遅かったのは2012年の11.4です。ネロがすんなりハナを奪ったので隊列がすぐに決まったことが、遅くなった原因かと思われます。

前半は34.3とかなり遅いですが、後半は34.5もかかっています。2012年も前半34.3で、後半は34.2でしたが、時計のかかる馬場状態でした。今回も時計のかかる馬場であったことがわかります。

ラスト1Fは12.3かかっており、これは昨年の13.0に次いで過去10年間で2番目に遅いです。重めの馬場においてラスト1Fで踏ん張るパワーが求められるレースで、軽い上がりは全く必要ありませんでした。



1着 ネロ

最近スタートももっさりしてきていて、ハナは無理かな?なんて思ってたのですが、、、笑 
でもよく考えてみれば、京都のスタート直後は坂があるのでもっさりしていてもパワーでハナを切りやすいですし、そもそもここ最近前へ行けなかったレースの前半3Fは33秒台でしたから、ここでハナを切れるのは何もおかしくないですね。
昨年ほどの馬場ではないにせよ、今年も時計のかかる馬場で、パワー型のこの馬には非常に向いていたと思います。
次走多少は人気すると思いますが、馬場傾向を特に注意して見極めたいです。


2着 ビップライブリー

ちゃんとポジションとれるかな?という不安があったので評価を下げていましたが、やはり前行ければ強かったですね。馬場も大いに味方したと思います。
3走前の準OP勝ち上がりの白秋ステークスでも直線途中までじりじりで、ラスト1Fでの差し込みが光っていましたし、時計のかかり気味の馬場で、ラスト1F強襲、という競馬があっているのではないでしょうか。高速馬場の京都とかだと今のところは不安です。


3着 イッテツ

最終週の馬場、平均ペースの2つがかみ合っての3着です。3着であることにかなり自信を持っていたので、馬券はイッテツ3着固定の馬券でしたが、頭が見事に外れたので紙くずと化しました笑
デビュー以来、芝1200に限ると激流になったレース以外は大きく崩れていない馬です。OP昇級初戦のラピスラズリSは33.2-35.2で、この馬自身も33.6-35.4とハイペースとなり、直線狭くなる場面もありましたが脚色悪く敗戦。函館スプリントも激流でした。UHB賞は33.5-34.2と完全なハイペースまではいかない程度で、ヒルノデイバローを競り落としています。キーンランドCは激流。
前走は予想でも書いた通り完全なキレ負けです。壬生特別や前走のオパールステークス、あとは高尾特別でもキレ負けてしまっている様子が伺えます。
つまりラスト3Fで速いラップを記録せず、かつ無理のないペースのレースなら、ある程度のレベルまでならOPクラスでも通用する、ということです。次走以降そこそこ人気すると思いますが、高速馬場であったり、完全なハイペースに振れるレースなら軽視すべきだと思います。


アットザシーサイドはイッテツの競馬ができていれば、、、といったところでしょうか。ただ高速馬場の京都だと間に合わない可能性が高いので、阪神替わりでの一発に期待します。

ソルヴェイグは高速馬場のほうが向いてると思います。前走の高速馬場での接待競馬から一転、タフな馬場でのレースですからねえ。

メラグラーナは非常に残念です、、、スナッチマインドを下した京都1400からずっと応援していて、高松宮記念は内枠を引けていれば、、、と思うくらい強い馬でした。天国でゆっくり休んでください。今までありがとう。


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