14期 予想歴38年
◎ウインキートス
1着/8人気
○ヒートオンビート2着/2人
▲トップウイナー16着/16人
×グロンディオーズ
◎ウインキートス
前走は日経賞。
天皇賞(春)のトライアルレースで、G1級のメンバーが集まるレース。
名目的には「G2→G2」だが、今回はメンバーが弱くなり、実質的には格下げステップ。
前走は極端に強化されたメンバー相手に、ゴチャつきやすい小回りで位置取りを悪くし、競馬にならなかった。
今回は伸び伸びと走れる広いコース変わりで、メンバーも弱くなる。
斤量も軽くなり、先行出来ればそれこそ「苦→楽」ステップ。
ゴールドシップ産駒がオークスを制した事も見逃せない事実。
○ヒートオンビート
上がり馬で、リズムの良さをと初重賞のフレッシュさを評価。
2200→2600→2500㍍バウンド距離短縮の体力補完あり。
内枠に入れば更に面白そう。
▲トップウイナー
デビューから数戦芝レースを使われいたが、おそらくはスピード不足感があったのだろう、これまでずっとダートを使われ続けている。
父は凱旋門賞馬、母父はサドラーズウェルズ系のテイエムオペラオーとヨーロッパ色の強い血統背景があり、芝の長距離向きのイメージ。
父母にヌレイエフ、母父にサドラーズウェルズ、母母母にニジンスキーと、3本のノーザンダンサーラインがあり、いかにもヨーロッパ的な持続力型といった感じ。
血統に見合う条件で、劇的な変わり身に期待してみたい。
✕グロンディオーズ
ダイヤモンドSでこの馬を評価した理由は…
・超長距離の経験が無い事。
・前走2000㍍の重賞を使った事。
…である。
その状況で鞍上からGOサインが出されれば、超長距離向きスピードではなく、中距離のスピードを繰り出して来ると予測しての評価である。
実際、このレースで上がり34秒台を叩き出したのは、グロンディオーズとオーソリティのみ。
共に超長距離経験の無かった馬である。
グロンディオーズは7番人気と能力的に低評価だった訳で、そんな馬が長距離戦で中距離のスピードを繰り出したとなれば、無理が祟って当然。
間隔開き疲労面は癒えても、馬には当然「辛かった記憶」というものが残っている。
それ故に、超長距離向きの「手を抜いた走り」を覚えてしまう事が考えられる。
そんな状態で、900㍍の距離短縮でレースに挑んだらどうなるか?…終始流れに乗れずにレースを終える可能性が高くなる事は予測出来るはず。
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