日本ダービー2010予想

編集長おくりばんと
08期 予想歴20年

◎ルーラーシップ
  5着/4人気

○レーヴドリアン11着/9人
▲ヒルノダムール9着/3人
×ダノンシャンティ
×ペルーサ


予定していたアリゼオは、私が思ったよりもだいぶ人気になってしまっていて、、これなら普通に自分が強いと思う馬を買おうという気持ちにもなってしまう。
私も基本的には東京2400というのは各馬が力を出しやすくて、強い馬が勝ちやすいコースだと思っているので。

そうすると、この世代で走り方を見て一番衝撃を受けたのはヴィクトワールピサとルーラーシップ。後者はかなり人気がないので買おうと思います。

あまりにも跳びが大きいのでいつもゲートの不安は付きまとう。毎日杯のようなゲートになってしまったらいくら東京2400とはいえ間に合わないと思うが、このオッズならそのリスクを取ることもできる。
こういう跳びなら距離延長、広いコースはプラスだと思うし。もしも前走のくらいの積極的な競馬をできれば、能力を出し切れると思う。

レーヴドリアンは、以前から後方一気の競馬に拘っていて、というかそれしかできないのかもしれないが、そういう不器用なところに個人的には好感を持っている。そういう意味で広いコースで、距離はこれくらい伸びたほうがよいはずだし、どれくらい末脚を使ってくれるか、期待して見守る。

ヴィクトワールピサは強いと思うので何も問題を感じないが、手が回らなかった。もし崩れるとしたら左回りくらいしか考えられないが・・・

-------------------------------------------------
「アローム、エルレイナ、ワコーチカコ、ライブハウス、プリンセスメール、マルカアイリス、、、、」
どのアナウンサーだったかは憶えていないけれど、
ベガが勝った桜花賞の発走地点で、
出走馬紹介の前に、
故障によって出走叶わなかった馬の名前を次々と、何頭も何頭も読み上げていくという実況があった。
期待されながらも、心ならずも大舞台に立てなかった馬たちの名前、、、
なぜか未だに憶えているのは、
何か物哀しい響きがあって、とても印象的な実況だったからだと思う。

今年は史上最高に盛り上がるダービーとして評判で、たしかに私もそう感じるけれど、
それでもなお「リディル、ダノンパッション、サンライズプリンス、トーセンファントム、、」
といった出走できなかった期待馬たちのことを思うと、
やはり競走馬というのは、強い馬というのは、奇跡的な存在なのだなあというのと、いかに出走できた馬たちが幸運なのか、ということを思わざるを得ません。
そしてもしも彼らも出走できていったら、、と一瞬考えてしまいます。

そして、個人的には、
NHKマイルカップの走りを見ていて、
ダービーはサンライズプリンスを本命にしようと思っていたので、、残念な気持ち。

KUROSHIMAさんも回顧で似たようなことを書いていた気がするが、
サンライズプリンスは、大飛びで、素晴らしいスピードを持っていて、
もうちょっと長めの距離で、それを持続できるタイプの馬ではないかと、
サイレンススズカやダイワスカーレットやタップダンスシチーのような後続に有無を言わせない競馬をできる馬になれる可能性があると思っていたのでとても残念。
ダービー一本に絞っていたら、、と、たらればの話もしたくなってしまいます。


この馬が出れなくなってしまった今となっては、
まあやっぱり後ろ掛かりな構成にはなっていると感じます。
差し馬たちはいずれ劣らぬ凄い末脚を持った馬だと思うので、
私はそれに順番をつけるのは得意ではないので、
やはり馬券の買い方としては、違うことをする馬を買います。


アリゼオ
やはり上位と比べたら一歩足りない馬だと思います。
単純にこの馬の戦法と展開に期待するのみです。
新馬戦でヒルノダムール以下を豪快に差し切る競馬をしてしまったので、
これも差し馬になるのかと思ったら、
その後は継続して、前前からの競馬をしています。
これが私は正解だと思っています。
首が高めで、素晴らしい末脚を使えるタイプには思えないので、
平均的に脚を持続するタイプの馬ではないかと感じるからです。

皐月賞も大外枠にも関わらず、正直にそういう競馬に拘っていました。
個人的にはそのときも本命にしていて、納得のいく戦法でしたが、
あと一頭分前、一頭分内を回れていたら、
3着はあったのではないかなあという内容でした。
ちょっと真面目すぎる外を回る競馬だったので・・

なので、展開の助けがあれば、全然足りない馬という感じはしません。
恐らくこの馬が一番迷いなく、
積極的な競馬をしてくれるのではないでしょうか。
あとはCコースがどんな馬場になるか、
どこまで粘れるか、期待しています。


ハンソデバンド
前走は何だったのでしょうか?
陣営も全くわかっていないようなので、当然私にもわかりません。
基本的に馬というのはわからないものだと思うので、
ロジユニヴァースの皐月賞同様、
一度くらいは完全に目をつぶってあげてよいと思っています。
ダノンシャンティ、アリゼオを振り切ったときには、
この3頭はそれなりのレベルと感じたので、
前前の競馬で、
これもどこまで粘れるか、、


せっかくこれほどのメンバーが揃ったので、
まともな方の予想もしておくと、
東京2400という意味では、
ヴィクトワールピサとルーラーシップが良いのではないかと思っています。
その次のヒルノダムール。
ダノンシャンティとペルーサにはちょっと懐疑的です。

ペルーサは、ゼンノロブロイに似ていてやはり東京2400どんぴしゃの走りに見えなくて、
後方一気タイプでもない感じがしています。
前走は、時計に関しては、ちょっと以上に速い馬場だったということ、
着差については、相手がそこまで強くなかったのでは?と思うので。

ダノンシャンティについては、
マイルでの競馬が最強に強い内容だったと思うので、
その馬が2400でも同じようなことができるというのはちょっと疑問です。
やはり現代の競馬は適性が大事だと思いますし、
馬の筋肉も骨格もひとつですから、
どんな距離でもコースでもああいうことができるとは思いません。
マイルで速い流れの競馬がどんぴしゃだったのではないでしょうか。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >