14期 予想歴41年
◎ベラジオオペラ
4着/3人気
○ローシャムパーク7着/7人
▲アーバンシック6着/1人
△プログノーシス11着/6人
ドウデュースの跛行による回避は非常に残念な事だが、種牡馬としても将来が有望視されている馬。今後は産駒の活躍に期待していただきたい。
馬の脚の骨は、鍛えられている部分は丈夫だが、普段負荷が掛かっていない部分は脆い。
跛行で脚を庇い普段とは違う走りになると、当然普段とは違う部分に負荷が掛かる訳で、その部分がポキっといくリスクが高くなる。
どこぞの記事では「英断」と書かれていたが、本来跛行で回避をするのは常識である。
さて、今年の面子からしてスローは必至、コースの内側もしっかりしているので、勝負所ではかなり内に密集した隊列になるのではないかと考える。
最後の直線が短く、急坂がある為に内を捌いた後からではスピードが乗り難い。基本は加速力のあるタイプで、先行馬有利と見る。トップスピードを生かすのであればイン差しは厳しい、4角で外から捲りたい。
今回取り上げてみたい血はキングカメハメハだ。キングカメハメハ産駒の傾向として、集中力が高く道中揉まれ強い。父母ミエスクからスピード、さらにその父にヌレイエフを持ちパワーや加速力もある。緩急がつきやすく、ゴチャつきやすい多頭数の小回りG1向きと言えよう。特に阪神や京都の内回りで行われる秋華賞では無類の強さを誇り、現在キンカメの血を持つ「キンカメ血統馬」が5連勝と快進撃を続けている。
☆過去10年の小回りコースG1の勝馬となったキンカメ血統馬
・ホープフルS
ドゥラエレーデ
サートゥルナーリア
・皐月賞
ジオグリフ
サートゥルナーリア
ドゥラメンテ
・秋華賞
チェルヴィニア
リバティアイランド
スタニングローズ
アカイトリノムスメ
デアリングタクト
アーモンドアイ
・大阪杯
ベラジオオペラ
・宝塚記念
タイトルホルダー
ミッキーロケット
ラブリーデイ
そんなキンカメ血統にさらなる加速力を付加したタイプ、ダンチヒ系の血も兼ね備えた馬に注目してみたい。モデルは2018年にブラストワンピース。4角4番手の位置から抜群の加速を見せ抜け出し、レイデオロの追撃を退けている。毎年内枠有利とされている都合上、やはり精神的な長所も生かしたい。母方よりはキンカメ直系馬、出来ればキングカメハメハそのものの産駒か、ロードカナロア産駒が理想だ。
◎ベラジオオペラ
(血統)
父ロードカナロア
母父ハービンジャー
(オプション)
多頭数内枠、「2000→2500㍍」
2歳春当時に比べ体力が付き、このクラスで先行して押し切る競馬が可能となった。もともとが前向きさのある馬で、精神的部分と体力的な部分が噛み合うようになり完成された感がある。
大阪杯は、距離短縮での逆位置取りショックによるG1勝利で強い内容。
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