皐月賞2025予想
弥生賞ディープインパクト記念(G2)で0.0秒差の2着

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎ヴィンセンシオ
  9着/6人気

○クロワデュノール2着/1人
▲エリキング11着/5人
△ファウストラーゼン15着/8人
×ドラゴンブースト
×ニシノエージェント


まずは血統の傾向について…新種牡馬や産駒初出走の種牡馬が勝ち負けとなるケースも多く、一概に種牡馬傾向を語ることのできない難解な一戦。近年の結果に重きを置けば、2022年2着イクイノックス、2023年1着ソールオリエンスと初年度産駒から2年連続で連対馬を出しているキタサンブラック、母父として2021年2着タイトルホルダー、2023年1着ソールオリエンスを出したモティヴェーターが注目に値する血脈といえるだろう。ほか、ディープインパクトやキングカメハメハ、ハーツクライも上位入線馬の多くが保持する血脈であり、2021年を例に挙げれば1着エフフォーリアはハーツクライ、2着タイトルホルダーはキングカメハメハ、3着ステラヴェローチェはディープインパクトといった具合に、うまく住み分けられていることも興味深い。

本命は前走弥生賞ディープインパクト記念(G2)で0.0秒差の2着とかなり惜しい競馬をしたヴィンセンシオ。
父は2016年ドバイターフ勝ち馬リアルスティール。
代表産駒に2022年デイリー杯2歳ステークス勝ち馬オールパルフェや2023年セントライト記念勝ち馬レーベンスティールなどがいる。
母は2019年蛍池特別2着馬シーリア。
母父は2004年京成杯3着馬キングカメハメハ。

父リアルスティール×母父キングカメハメハの配合は2025年初凪賞2着馬レッドリベルタなどがいる。


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皐月賞2025回顧
高柳大輔調教師は、皐月賞で初クラシック制覇

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:ミュージアムマイル
次走危険:ドラゴンブースト


皐月賞をミュージアムマイル号で制覇された高柳大輔調教師。皐月賞を制覇した高柳大輔調教師は、皐月賞で初クラシック制覇となった。

ミュージアムマイルの4代母ハッピートレイルズの一族に1993年マイルチャンピオンシップ勝ち馬シンコウラブリイ(その産駒に2001年中京記念勝ち馬ロードクロノス、2000年チューリップ賞2着馬レディミューズなど)や1997年エプソムカップ勝ち馬タイキマーシャル、2003年京都牝馬ステークス勝ち馬ハッピーパス(その産駒に2012年東京スポーツ杯2歳ステークス勝ち馬コディーノや2016年フローラステークス勝ち馬チェッキーノなど)、といった重賞勝ち馬が名を連ねる。

因みに高柳大輔調教師は北海道日高町出身で、2歳上の兄が高柳瑞樹調教師、大学は京都産業大学に進学し、4年生の時に全日本学生馬術大会に出場した実績も持つ、大学卒業後にノーザンファームに就職。2003年栗東大久保龍志(2006年ダービーグランプリ勝ち馬マンオブパーサーや2007年菊花賞勝ち馬アサクサキングスなどを管理)厩舎で厩務員デビュー、2005年5月から安田隆行(騎手時代は1990年スワンステークス勝ち馬ナルシスノワールや1991年皐月賞と東京優駿【日本ダービー】勝ち馬トウカイテイオーに騎乗、調教師に転向後、2011年スプリンターズステークス勝ち馬カレンチャンや2012年香港スプリント勝ち馬ロードカナロアなどを管理)厩舎に移籍、2017年9回目の挑戦でJRA調教師免許試験に合格。
2018年に音無秀孝(騎手時代は1985年優駿牝馬【オークス】勝ち馬ノアノハコブネや1987年カブトヤマ記念勝ち馬ユウミロクに騎乗、調教師に転向後、2006年高松宮記念勝ち馬オレハマッテルゼや2007年皐月賞勝ち馬ヴィクトリーなどを管理)厩舎、角居勝彦(2005年アメリカンオークス勝ち馬シーザリオや2006年メルボルンカップ勝ち馬デルタブルースなどを管理)厩舎、矢作芳人(2011年NHKマイルカップ勝ち馬グランプリボスや2016年ドバイターフ勝ち馬リアルスティールなどを管理)厩舎で技術調教師として働いていた。
そして2021年アンタレスステークスでテーオーケインズで初重賞制覇、2021年帝王賞で同馬で初G1制覇して、今日に至るってワケ。

一応前も言いましたが、ジョアン・モレイラ騎手には通年免許をとってほしいですが、この話は…
とりあえず、今年G1 3勝目達成おめでとう。


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