天皇賞(春)2025予想

ムトト
15期 予想歴19年

◎ジャンカズマ
  14着/12人気

○ビザンチンドリーム2着/6人
▲マイネルエンペラー5着/8人
△サンライズアース4着/2人


①馬場
降雨はなく、馬場は乾いて軽くなる見込み。

②展開
ハナ固執型不在。サンライズアースも前に馬を置きたいし、ジャンカズマも同様。
大きく前がかりにはならず例年並みのイーブンペースか。

③過去レース
【24年】
【1着】リオンディーズ×マンハッタンカフェ
【2着】エピファネイア×デュランダル
【3着】キズナ×キングヘイロー
【4着】ハービンジャー×ディープインパクト

【23年】
【1着】ディープインパクト×ロイヤルアンセム
【2着】キズナ×キングヘイロー
【3着】オルフェーヴル×トニービン
【4着】ノヴェリスト×クロフネ

【22年】
【1着】ドゥラメンテ×モティヴェイター
【2着】キズナ×キングヘイロー
【3着】リオンディーズ×マンハッタンカフェ
【4着】キングカメハメハ×ディープインパクト

キズナ×キングヘイローのディープボンドが4年連続圏内。これはすごい。特定馬がリピートする、特性の問われるレースということか。
傾向として、23年からの馬場改修以降も以前から言われている「トニービン持ち」が来る(シルヴァーソニック)のと、それを含めた欧州血統が強い。
ディープボンドはダンシングブレーヴ持ちで、ダンヴレ持ちではメイショウサムソンが07年勝ち馬、
14年ホッコーヴレーヴが単勝万馬券で3着馬ときている。22年勝ち馬タイトルホルダーは母父モティヴェイター、21年ワールドプレミアは母父アカテナンゴと重厚。
19-20連覇のフィエールマンは母リュヌドールで、ジャパンカップにも出走した仏G1馬になる。20年2着のスティッフェリオも母父ムトトで長距離に適性があった。

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まず特徴的なのは菊花賞馬が不在ということで、世代問わず菊花賞馬不在の春天は
過去20年振り返っても18年(レインボーライン)、11年(ヒルノダムール)、10年(ジャガーメイル)の3つだけ。
18年の人気馬シュヴァルグランはJC勝ち、有馬3着の実績があり、11年はダービー馬エイシンフラッシュ、
菊2着JC馬ローズキングダム、有馬3着トゥザグローリーといて、0年は有馬3着エアシェイディがいた。
つまり当年のこのメンバーはダノンデサイル、タスティエーラ、アーバンシックがいないことで
JC1~3着馬不在、有馬1~3着馬不在、菊花賞馬不在と春天史上一二を争う実績に乏しいレベルのメンバー構成になった。
菊2着のヘデントールさえ、0.4差もつけられている。さらに3着のアドマイヤテラも不在となる。
なんとなく手薄な春天には慣れてしまってはいるが、思ったより手薄感がある。
なお18年はマカニビスティーが4着、10年はメイショウドンタクが3着と人気薄が食い込んできている。
両馬とも重賞で圏内なしでマカニビスティーに至っては芝未勝利だった。
つまりメンバーレベルそのものが低めだと、実績は問われないことになる。取捨の際に格は不要。
更には当年の実績馬で見ると宝塚記念馬ブローザホーンはレースに気が向きにくくなってくる使い込まれた
エピフファネイア産駒で、ディープ産駒ジャスティンパレスはずぶくなってきて決め手ももう一つ。
菊出走の4歳勢を中心視しつつ、幅広くみてみる。


◎ジャンカズマ

前走ダイヤモンドSは2番手からだらだら粘りこんで2着。スタミナを見せた。
53キロから斤量増だが、馬体重は500キロ近くそれほど影響はなさそう。
過去に07年2着エリモエクスパイアがダイヤモンドS53キロ2着から斤量増で激走している。
ハービンジャーは昨年に3勝クラスを勝ち上がったばかりのスマートファントムが0.5差4着と迫っていた。
母父アドマイヤベガでトニービン持ち。ソニンクの牝系で、近親にロジユニヴァース、ディアドラなどがいて
血統に奥行きもある。

②多分、サンライズアースを行かせた番手を進むのでは。
道中息を入れて下り坂からリードの貯金を作る。

○ビザンチンドリーム

同じトニービン持ちシルヴァーソニックが同じレッドターフCから参戦で3着。
ビザンチンは菊5着だが、不利を受けた中上がり最速。
スムーズなら違ったし、脚質から外枠歓迎。

▲マイネルエンペラー
③京都長距離に良いゴールドシップでブライアンズタイム持ち。
①ジャンカズマの3番手追走か。こちらも◎が残る展開なら。

△サンライズアース
③長距離適性のある父レイデオロに母父マンハッタンカフェ、牝系はシュヴァルグランのいるハルーワソングと
血統よし。前走の反動がこわいが。


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天皇賞(春)2025回顧
外国人Jうまし

ムトト
15期 予想歴19年

次走危険:ビザンチンドリーム


1着~4着を4歳が独占。やはり4歳勢が強かった。レースとしてはサンライズアースがハナを叩かず◎ジャンカズマ単騎になり、スローに落とせなかったあたりジャンカズマはすでに厳しかった。にしてもばてるのが早すぎるような。ゲート入りを嫌がっていたし、メンタルがG1向きではないか。
そして向こう正面から入れ代わり立ち代わりの流れ。ジャスティンパレスが上り坂から仕掛ける。この仕掛けは謎だが、出遅れのリカバリーに、ジャステンパレス自身決め手がなくなっているから焦ったのかも。騎乗としてはまずかったが、もう能力的にも厳しいからこその早仕掛けとみる。おそらく最も合うG1とは思うので、今後出番は厳しいか。
下り坂からロングスパートはマイネルエンペラーで、ゴールドシップ産駒のスタミナを活かした騎乗。直線先頭で見せ場を作った。結果的にかわされたが強い内容。マイネル目標にショウナンラプンタが仕掛け、さらにそれを目標にしていたヘデントールが捉え、
直線勝負で急襲にかかる○ビザンチンドリームの追撃をかわす。前が入れ代わり立ち代わりの流れで、じーっと我慢できたレーンのマジック的騎乗ととそれを可能にする脚を持っているヘデントール強しで、鞍上込みでここは逆らえない存在だったか。力のある先行馬(サンライズアース、マイネルエンペラー)がいて、ジャンカズマ◎はダメだった。長距離G1ならではの前の駆け引きを考慮するべきだった。ビザンチンドリームで考えていたけど思ったより穴人気でひよってしまった。
ビザンチンはトニービン持ちで(ジャンポケは春天によい)、エンジンのかかりが遅い。いったんかかると今日みたいに切れるので京都外回りで強く、次いで狙えるのは東京。内回りの宝塚は割引したい。宝塚凡走で京都大賞典あたりで狙えるか。


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