14期 予想歴42年
◎ランスオブカオス
5着/4人気
▲サトノカルナバル6着/7人
△チェルビアット3着/12人
×ヤンキーバローズ
2024年 12.3→10.7(−1.6)→11.3(+0.6)
12.0→11.4(−0.6)→11.2(−0.2)→11.5
2023年 12.4→10.6(−1.8)→11.3(+0.7)
12.1→12.0(−0.1)→11.5(−0.5)→11.9
2022年 12.2→10.5(−1.7)→11.4(+0.9)
11.8→11.1(−0.7)→11.5(+0.4)→12.3
2021年 12.2→10.2(−2.0)→11.3(+1.1)
11.6→11.4(−0.2)→11.4(±0.0)→11.9
2020年 12.3→10.4(−1.9)→11.4(+1.0)
12.0→11.3(−0.7)→11.2(−0.1)→12.0
上記は過去5年のレースラップを記したもの。上段は前半3ハロン、下段は後半4ハロンである。
傾向として、先行争いが熾烈になり、すんなり単独でハナを奪う事が出来ない展開となる。その先行争いの激しさは、2ハロン目のラップの異様な速さからも見て取れ、その年の安田記念よりも常に速い。その後.一息入れる為にガクッとペースが落ちる。府中のマイルG1的な流れなら、このタイミングから11.5前後のラップが続くので、その辺が府中のマイルG1らしからぬ流れと言えよう。
残り600㍍地点から動きがあり、一気に加速。直線では末脚合戦、ゴール前では力尽き踏ん張り合いになっている事が、ラップ分析から窺える。簡単に説明すれば…
急加速→減速→加速→末脚比べ→踏ん張り合い
…といった流れになる。「加速→減速→加速」といった体力消耗の激しい流れとなる為、クラッシック的な底力が問われやすくなっている。そんな理由から、牡馬クラッシック路線のレースで好走した馬や、クラッシックで活躍馬を出した種牡馬の産駒が良く走っているのも特徴だ。
小回り向きの加速力が要求されている事もあり、ダンチヒやヌレイエフの血を持つ馬の活躍も顕著だ。
ジャンタルマンタル 皐月賞3着 父母ヌレイエフ系
シャンパンカラー 父ドゥラメンテ 母ダンチヒ系
ダノンスコーピオン 父ロードカナロア 父父父母ヌレイエフ系
シュネルマイスター 弥生賞2着 父ダンチヒ系
基本的な考えはこんな感じだが、エプソムCのセイウンハーデスの勝ちっぷりが、鮮やか過ぎる印象を受けた為、シルバーステート産駒にヤマを張ってみたい。
◎ランスオブカオス
(血統)
父シルバーステート
母父ローエングリン
(オプション)
多頭数内枠、「G3→G1」格上げ、「先行→差し」位置取りショック。
血統背景の中で、良い所取りをした馬で、体力あり、スピードあり、パワーあり、精神力ありといった非の打ち所がないタイプ。
上がりは常に3位以内。圧巻だったのは朝日杯で、どスローの前残りとなった競馬。1、2着馬は、前に障害が無く、且つ道中楽をしていた。一方こちらは、余力を残した馬達を掻き分けながらポジションを上げて来た訳で、どちらが強い競馬をしていたかと言えば、当然こちらに軍配が上がる。
前走のチャーチルダウンズCにしても、勝負所で馬群に包まれ、4角でポジションを落とす不利があったが、直線で驚異的な加速を見せ、馬群を割って突き抜けている。
そんな競馬振りから、ちょっとここでは抜けた存在だと考える。
鞍上は2年目だが、ヘタレ揃いの関西ジョッキーの中ではかなり、冷静で且つ思い切りの良い騎乗をする。前走のチャーチルダウンズCにしても、しっかりタイミングを見計らって馬群を割って来た。ユニコーンSでも勝負所で進路を失う展開となったが、慌てず騒がず、内が開くのを待つ余裕を見せている。
そんなジョッキーだけに、武豊を超える史上最年少G1制覇の偉業を成し遂げる可能性も十分と考える。
馬券は、ランスオブカオスの単勝を中止に組みたてたい。
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