NHKマイルC2025予想
ニュージーランドトロフィー(G2)で0.0秒差の2着

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎アドマイヤズーム
  14着/1人気

○ランスオブカオス5着/4人
▲アルテヴェローチェ13着/8人
△マピュース7着/5人
×マジックサンズ
×ティラトーレ


まずは血統の傾向について…これまでに種牡馬として複数回勝利実績のある馬は、ダイワメジャー3勝【2012年カレンブラックヒル、2016年メジャーエンブレム、2019年アドマイヤマーズ】、ディープインパクト2勝【2014年ミッキーアイル、2018年ケイアイノーテック】、クロフネ2勝【2015年クラリティスカイ、2017年アエロリット】、アグネスタキオン2勝【2006年ロジック、2008年ディープスカイ】、フレンチデピュティ2勝【2001年クロフネ、2007年ピンクカメオ】、キングマンボ2勝【1998年エルコンドルパサー、2004年キングカメハメハ】の6頭。フレンチデピュティ~クロフネ父仔が種牡馬として存在感を示しているが、ディープインパクトも直仔リアルインパクトが2020年1着ラウダシオンを、キングマンボも直系曾孫世代にあたる2022年1着ダノンスコーピオン(父ロードカナロア)や2023年1着シャンパンカラー(父ドゥラメンテ)を出している。ほか、2014年の17番人気で2着馬タガノブルグ(3代父)、2017年の13番人気で2着馬リエノテソーロ(父母父)、2019年の14番人気で2着馬ケイデンスコール(父母父)、2022年の18番人気で3着馬カワキタレブリー(4代父)と近年はストームキャットの血脈を持つ人気薄の激走が目立つことを覚えておきたい。
本命は前走ニュージーランドトロフィー(G2)で0.0秒差の2着とかなり惜しい競馬をしたアドマイヤズーム。
父は2015年マイルチャンピオンシップ勝ち馬モーリス。
代表産駒は2021年スプリンターズステークス勝ち馬ピクシーナイトや2022年エリザベス女王杯勝ち馬ジェラルディーナなどがいる。
母は2013年ノベンバーステークス3着馬ダイワズーム。
母父は2005年有馬記念勝ち馬ハーツクライ。
父モーリス×母父ハーツクライの配合は2023年桜花賞3着馬ペリファーニアなどがいる。


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NHKマイルC2025回顧
橋口慎介調教師は、G1初制覇となった

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:パンジャタワー
次走危険:マジックサンズ


NHKマイルカップをパンジャタワー号で制覇された橋口慎介調教師。NHKマイルカップを制覇した橋口慎介調教師は、G1初制覇となった。

母母アコースティクスは未出走馬で、本馬の近親に2009年東京優駿(日本ダービー)勝ち馬ロジユニヴァースがいる。
ちょっと遠い近親〜産駒には2023年ヴィクトリアマイル勝ち馬ソングラインや2019年ナッソーステークス勝ち馬ディアドラなどオープン馬が多数いるソニンク牝系。
まさに良血馬と言っても過言ではない。

因みに橋口慎介調教師は滋賀県出身で、JRAの騎手になろうと受験したが、視力が足りず不合格になり、高校へ進学。高校卒業後にリムリック大学に進学、2000年栗東池添兼雄(大阪杯を参照)厩舎で厩務員デビュー、その後2000年11月に調教助手になり、持ち乗り助手として2004年全日本2歳優駿勝ち馬プライドキムなど担当、2014年12月に調教師試験に合格、2015年3月から7月まで角居勝彦(大阪杯参照)で、10月から父の橋口弘次郎(1992年天皇賞・秋勝ち馬レッツゴーターキンや1996年菊花賞勝ち馬ダンスインザダークなどを管理)厩舎で技術調教師を務め、2016年3月1日に橋口弘次郎厩舎の馬とスタッフを受け継ぎ開業。
2016年グレイスフルリープ号で重賞初制覇(サマーチャンピオン)、2018年にグレイスフルリープ号でG1級初制覇(JBCスプリント)で今日に至るってワケ。

今年は39勝をマーク。まずは今年初G1制覇おめでとう。


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