14期 予想歴42年
◎ファウストラーゼン
18着/13人気
○クロワデュノール1着/1人
▲トッピボーン13着/12人
△エリキング5着/8人
今週からCコースへと仮柵が移動し、傷んだ部分がカバーされる。しかしながら、最たる問題はそこではない。先週のオークスは良馬場開催ではあったが、ここ10年の中で最も遅い時計での決着となった。800㍍を過ぎてからペースが落ち着くと、12秒台後半のラップが1000 ㍍続いている事からも、かなり体力消耗のキツい馬場状態だったと推測できる。
先週土曜日は良馬場スタートで雨が降ったが、結局良馬場でのオークス開催となった。しかし、今週は金曜夕方の時点で重馬場の発表。そこから、更に降雨が追加される。土曜日の夜には止む予報になっているが、朝まで湿度の高い状態が続き、気温も上がらないらしい。良くてオークス時程度、普通に考えればそれよりも酷い馬場状態での開催と考えられる。事前予想をかなり見直す必要があると言えよう。
オークスでは10番人気のタガノアビーが3着に入り穴を開けている。
タガノアビーは父、母父共に非サンデーサイレンス系。かなりサンデーサイレンスの影響が少ないタイプを狙うのも面白いかも知れない。
◎ファウストラーゼン
(血統)
父モズアスコット
母父スペシャルウィーク
(オプション)
「2000→2400㍍」距離延長。
前走の皐月賞はレース後半からペースが爆上がりし、後半1000㍍が57.7。捲りの基本は、ペースが落ち着いているタイミングで仕掛ける事であり、その逆をやれば当然潰れる。11.4→11.5→11.8→11.4→11.6という流れの中、1角で殿だった馬が3角までに捲り切った訳で、その間にどれほどの脚を駆使したかを考えれば、ファウストラーゼンの競馬内容がいかに壮絶なものだったかが理解出来るはず。
今回は、馬場が悪化する事により、オークス同様に各ジョッキーが慎重になり、ペースが落ちつくタイミングが発生するし、勝負をギリギリまで待つという淡白な展開すら考えられる。必ずや楽に捲れるチャンスが到来するはずだ。
今回はデムーロへの乗り替わりとなる。基本体力系の馬との相性が良いジョッキー。ちょっと捲り競馬がマンネリ化しているので、意外と別の戦法を取って来る可能性も。
スローの先行策で、精神的に「苦→楽」+鮮度。いつも通りの捲りでも、捲りやすく「苦→楽」。普通に差しても、体力的に「苦→楽」。今回何をやってもプラス要素になりうる。ここは思い切って狙ってみたい。
○クロワデュノール
(血統)
父キタサンブラック
母父ケープクロス
(オプション)
「2000→2400㍍」距離延長。
気の良さあり、体力も豊富なタイプ。皐月賞は差し有利の競馬。先行し、他馬の目標になる厳しい競馬での2着で強い内容。力量最右翼で、適性もこの馬寄りにシフトしそう。軸として狙えば無難。
▲トッピボーン
(血統)
父リアルスティール
母父ハービンジャー
前走は、休み明けを好時計で激走した反動が出た形。今回はストレス、疲労が抜けたタイミングで、人気急落の反発に期待が持てる。
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