日本ダービー2025予想
京都新聞杯(G2)で2着に2馬身1/2をつけて楽勝

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎ショウヘイ
  3着/6人気

○マスカレードボール2着/3人
▲クロワデュノール1着/1人
△エリキング5着/8人
×ファウストラーゼン
×サトノシャイニング


まずは血統の傾向について…2018~2021年まで4連覇、種牡馬として東京優駿(日本ダービー)通算7勝の金字塔を打ち立てたディープインパクトだが、2023年(2020年産)のラストクロップを以て直仔の出走はなくなったため、今はまさに“時代の変わり目”といえる過渡期にある。一方で、2022年は2着にキタサンブラック産駒イクイノックスが入線するなど、相変わらずディープインパクト(母ウインドインハーヘア)に所縁ある血統背景を持つ馬の勝ち負けが続いている。ほか、近年は母系にシアトルスルーの血を引く馬の勝利も目立ち、2021年シャフリヤール(母父エッセンスオブドバイ)、2022年ドウデュース(母父ヴィンディケーション)の2頭は母父が同系統の種牡馬。なお、2021年にハナ差2着の惜敗に泣いたエフフォーリアも父父シンボリクリスエスを介してシアトルスルーの血脈を保持していた。
本命は前走京都新聞杯(G2)で2着に2馬身1/2をつけて楽勝をしたショウヘイ。
父は2020年宝塚記念4着馬サートゥルナーリア。
代表産駒は2024年ひいらぎ賞6着馬ブルーミングローズや2024年葉牡丹賞6着馬ショウナンサムデイなどがいる。
母は未勝利馬オーロトラジェ。
母父は2012年凱旋門賞2着馬オルフェーヴル。

父サートゥルナーリア×母父オルフェーヴルの配合はこの馬だけ唯一無二である(2歳馬は3頭デビューを控えている)。


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日本ダービー2025回顧
東京優駿を制覇した斉藤崇史調教師は、初制覇。

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:クロワデュノール
次走危険:ファンダム


東京優駿(日本ダービー)をクロワデュノール号で制覇された斉藤崇史調教師。東京優駿を制覇した斉藤崇史調教師は、初制覇。

クロワデュノールの母母ウッドライジングは平地・障害共に3勝ずつをマーク、5代母ウィンドミルガールは1964年イギリスオークス2着馬で同年のアイルランドオークス3着馬でもある。
まさに長距離に必要なスタミナはここからきていると言っても過言ではない。

因みに斉藤崇史調教師は神奈川県出身で、日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)の獣医学科に入学、在学中には騎乗技術への自信喪失から進路に迷いが生じたが、同大学のOBであった小松温泉牧場(現:小松トレーニングセンター)の場長から紹介されたアイルランドでの研修により、競馬界に進む決意を定めたとか。
大学卒業後はノーザンファーム早来に就職し、林厩舎で2年間を過ごす。
2008年2月栗東松永幹雄(騎手として1996年秋華賞勝ち馬イソノルーブルや1997年桜花賞勝ち馬キョウエイマーチなど騎乗、調教師として2009年小倉記念勝ち馬ダンスアジョイや2009年北九州記念勝ち馬サンダルフォンなどを管理)厩舎で厩務員デビュー、その2ヶ月後8月に調教助手になり、調教助手時代にはレッドディザイアの調教に携わり、2016年に開業。
同年3月19日、中京12Rでゴールドエッセンスが1着となり、開業から僅か、5戦目でJRA初勝利を挙げ、2020年11月8日にJRA通算100勝を達成して、現在に至るってワケ。

まずは東京優駿(日本ダービー)初制覇おめでとう。


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