安田記念2025予想
ダービー卿CT (G3)で2着にクビ差と僅かながらも辛勝

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎トロヴァトーレ
  17着/8人気

○ジャンタルマンタル1着/2人
▲シックスペンス12着/3人
△ウォーターリヒト9着/5人
×ジュンブロッサム
×ロングラン


まずは血統の傾向について…2023年にはキズナ産駒ソングラインがレース史上4頭目となる2連覇を達成。同馬の父系ディープインパクトは、2011年勝ち馬リアルインパクトを皮切りに種牡馬として安田記念を4勝(2017年勝ち馬サトノアラジン、2020年勝ち馬グランアレグリア、2021年勝ち馬ダノンキングリー)と好相性を示すが、晩年の勢いにも目を見張るものがあった。ほか、近年の血統傾向としてはストームキャットの血を引く馬が上位を賑わせており、前述したソングラインも父キズナを介して同血脈を保持。2017年サトノアラジン(7番人気)、2018年モズアスコット(9番人気)、2021年ダノンキングリー(8番人気)など、人気薄で勝利をつかんだ勝ち馬の多くが、母父にストームキャット系種牡馬を配されていることもポイントといえるだろう。

本命は前走ダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で2着にクビ差と僅かながらも辛勝をしたトロヴァトーレ。
父は2018年京都記念3着馬レイデオロ。
代表産駒は2023年ベゴニア賞3着馬カフェグランデや2023年葉牡丹賞3着馬レイデラルースなどがいる。
母は未出走馬シャルマント。
母父は2003年フロリダダービー勝ち馬エンパイアメーカー。

父レイデオロ×母父エンパイアメーカーの配合は2024年JRAウルトラプレミアムブエナビスタカップ勝ち馬ムルソーなどがいる。


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安田記念2025回顧
高野友和調教師は、G1通算9勝目

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:ジャンタルマンタル
次走危険:ガイアフォース


安田記念をジャンタルマンタル号で制覇された高野友和調教師。安田記念を制覇した高野友和調教師は、G1通算9勝目。

ジャンタルマンタルの母母スピードワゴンは2006年レミントンパークブリーダーズカップ2着馬で、3代母ラジカは1989年クイーンシティオークス2着馬。
まさにマイルに必要なスピードはここからきていると言っても過言ではない。

因みに高野友和調教師は福島県出身で、競馬と無縁の家庭で育ち、中学時代に競馬好きの友人とテレビを見たのがきっかけで、福島競馬場近くにある福島県立福島高等学校から帯広畜産大学に進学(馬術部に入部)し、卒業後ノーザンファーム空港に3年間勤務。
2002年7月栗東松田国英(調教師として2002年東京優駿勝ち馬タニノギムレットや2004年東京優駿勝ち馬キングカメハメハなどを管理)厩舎で厩務員デビュー、当月に調教厩務員に昇格、その1ヶ月後8月に調教助手になり、2011年に開業。
同年3月20日、阪神7Rでエーシンジャッカル号が1着となり、開業から僅か、4戦目でJRA初勝利を挙げ、2014年秋華賞でショウナンパンドラ号が重賞初制覇を果たすとともにG1初制覇を果たしたして、現在に至るってワケ。

まずは安田記念初制覇おめでとう。


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