宝塚記念2025予想
大阪杯(G3)で0.3秒差の3着

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎ヨーホーレイク
  17着/5人気

○ベラジオオペラ2着/1人
▲ドゥレッツァ9着/4人
△ソールオリエンス6着/8人
×メイショウタバル
×プラダリア


まずは血統の傾向について…現行コース(阪神芝2200m)で施行されるようになった2007年以降、ステイゴールドが種牡馬として5勝【2009年勝ち馬ドリームジャーニー、2010年勝ち馬ナカヤマフェスタ、2012年勝ち馬オルフェーヴル、2013年&2014年勝ち馬ゴールドシップ】を挙げる活躍を見せているが、これは宝塚記念の歴史のなかでも最多となる記録だ(次点はヒンドスタンが4勝【1963年勝ち馬リュウフォーレル、1964年勝ち馬ヒカルポーラ、1965年勝ち馬シンザン、1966年勝ち馬エイトクラウン】)。ステイゴールド産駒は、2009年ドリームジャーニー&2012年オルフェーヴルによる兄弟制覇(史上初)、単勝37.8倍で大金星を挙げた2010年ナカヤマフェスタ、レース史上初となる2連覇(2013年&2014年)を飾ったゴールドシップなど、その存在感をおおいに示している。なお、2023年にはドリームジャーニー産駒の10番人気スルーセブンシーズが2着に好走し、単勝1.3倍の人気に応えたイクイノックスを上がり3ハロン最速の末脚でクビ差にまで追いつめていた。ほか、古くからトニービン内包馬も人気不問で好走しており、2022年タイトルホルダー、2023年イクイノックスと該当馬が目下2連覇だった。また、前者はコースレコードを更新するタイムで勝利していたが、以前のコースレコードホルダーも母父にトニービンを配された2011年アーネストリーであったことは気にとめておきたい。ちなみに、直系から勝ち馬は出ていないものの、2018年にノーブルマーズ(父ジャングルポケット)が12番人気3着、2006年の京都施行時もナリタセンチュリー(父トニービン)が10番人気2着と2桁人気で波乱を演出している※2024年は京都芝2200mで行われました。

本命は前走大阪杯(G3)で0.3秒差の3着とやや惜しい競馬をしたヨーホーレイク。
父は2005年有馬記念2着馬ディープインパクト。
代表産駒は2011年NHKマイルカップ2着馬コティリオンや2015年桜花賞2着馬クルミナルなどがいる。
母は2004年兵庫ジュニアグランプリ3着馬クロウキャニオン。
母父は1995年ジェロームハンデキャップ勝ち馬フレンチデピュティ。

父ディープインパクト×母父フレンチデピュティの配合は2016年東京優駿(日本ダービー)勝ち馬マカヒキなどがいる。


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宝塚記念2025回顧
宝塚記念を制覇した石橋守調教師は、G1初制覇。

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

次走狙い:ベラジオオペラ
次走危険:メイショウタバル


宝塚記念をメイショウタバル号で制覇された石橋守調教師。宝塚記念を制覇した石橋守調教師は、G1初制覇。

メイショウタバルの3代母メイショウサチカゼは1997年雪割草特別2着馬で、叔父に2012年京都大賞典勝ち馬メイショウカンパク。
まさに関西圏が強いのはここからきていると言っても過言ではない。

因みに石橋守調教師は福岡県出身で、1985年に同期の柴田善臣(現騎手)や須貝尚介(元騎手、現調教師)と共に競馬学校卒業、栗東境直行(騎手として1971年朝日チャレンジカップ2着馬ダイイチオーや1976年関西銀杯2着馬ヤマサンツバメに騎乗、調教師として1987年阪神障害ステークス勝ち馬ダイテンスパルタや1993年ウインターステークス勝ち馬ローリエアンドレなどを管理)厩舎で初騎乗初勝利を飾り、7年目の1992年にミスタースペインで京阪杯を初重賞制覇、ライブリマウントとのコンビで1995年のフェブラリーステークス(当時G2)や帝王賞などを7連勝、因みに第1回ドバイワールドカップにも遠征してる。中央でのG1初勝利はデビューから22年目の2006年で、メイショウサムソンとのコンビで皐月賞、東京優駿の(日本ダービー)クラシック二冠制覇、翌2007年天皇賞・春も制覇した。
2013年4月栗東河内洋(騎手として1979年菊花賞勝ち馬ハシハーミットや2001年皐月賞勝ち馬アグネスタキオンに騎乗、調教師として2008年関屋記念勝ち馬マルカシェンクや2009年札幌記念勝ち馬ヤマニンキングリーなどを管理)厩舎で技術調教師、2014年に開業。開業時の厩舎スタッフには、小原義之(騎手として1994年小倉記念勝ち馬ホクセイアンバーや2002年小倉大賞典勝ち馬タマモヒビキに騎乗)や芹沢純一(騎手として2000年福島記念勝ち馬ゴーイングスズカや2008年福島記念勝ち馬マンハッタンスカイに騎乗)がいる。
2021年9月25日、中京9R野路菊ステークスでロン号が1着となり、JRA通算100勝目を達成して、現在に至るってワケ。

まずは宝塚記念でG1初制覇おめでとう。


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