天皇賞(秋)2025予想
血統イメージに騙されるな

夏影
14期 予想歴42年

◎シランケド
  4着/6人気

○ミュージアムマイル2着/3人
▲アーバンシック5着/11人
△マスカレードボール1着/1人
×メイショウタバル


 今週の天気は金曜日に雨が降るが、土日は晴れ予報。良馬場での開催が期待できそうだ。
 良馬場開催の傾向は明らかで、とにかく瞬発力タイプがとにかく来る。それこそ、府中2000㍍で行なわれるようになったミスターシービーの時代から、ずっとこの傾向は続いている。波乱決着も決まって末脚勝負型の穴馬が来ており、ギャロップダイナ、レッツゴーターキンなど良い例となっている。
 逆に逃げ馬の勝鞍はなく、逃げ粘り2着もダイワスカーレットやパンサラッサなど、世代最強クラスや世界トップレベルのレースで勝ち負けするような力量を持った馬だ。そういったタイプでないと勝ち負けは厳しい。

そんな訳で、今週の注目馬はコレ。

◎シランケド

(血統)
父デクラレーションオブウォー
母父ディープインパクト

(オプション)
生涯初牡馬混合G1

 かなり血統イメージからかなりズレたタイプ。母系は早熟傾向の強いブラジル血統でありながら、この馬自身が奥手な成長曲線を見せているところ。前走の新潟記念にしても、長いホームストレッチの距離を丸々利用して、菊花賞馬を差し切っている事からも、かなりヨーロッパ指向の強い馬と言えよう。「ウォーフロント✕ブラジル」というよりは、「サンデー✕ブラッシンググルーム」というイメージ。過去の馬に例えるなら、クロノジェネシスに近いタイプではなかろうかと考えている。バゴの母父であるヌレイエフの代わりにダンチヒ系が入り、爆発力の威力が更に増しているようなイメージさえある。


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