17期 予想歴26年
◎タスティエーラ
8着/2人気
○マスカレードボール1着/1人
▲ブレイディヴェーグ10着/4人
△シランケド4着/6人
×メイショウタバル
×ホウオウビスケッツ
まずは血統の傾向について…2011年にトーセンジョーダンが記録した1:56.1という勝ちタイムは、2023年にイクイノックスが更新(1:55.2)するまで、長きにわたりJRAの芝2000mレコードとして君臨。また、トーセンジョーダン(母母クラフティワイフ)の従兄には2009年天皇賞・秋で8歳にしてG1初制覇となったカンパニー(母母クラフティワイフ)がおり、どちらもトニービンの直系という点でも共通する。2着に4馬身差をつけた2013年ジャスタウェイ(父母父に内包)しかり、天皇賞・秋では多くのトニービン内包馬が記憶に残るパフォーマンスを披露してきた。ほか、2020年に史上2頭目となる連覇(2002年と2003年勝ち馬シンボリクリスエス以来)を達成したアーモンドアイ(父父に内包)をはじめとして、2015年1着ラブリーデイ(父に内包)、2018年1着レイデオロ(父に内包)など、近年はキングカメハメハの直系も幅をきかせている。一方、ディープインパクト産駒は【1-9-3-44】と勝ちあぐねる傾向にあり、2021年には1番人気コントレイルが2着、2番人気グランアレグリアが3着に敗れた。瞬発力特化型よりも持続力を兼ね備えたタイプが狙い目といえ、2021年1着エフフォーリア、2022年と2023年1着イクイノックスの血統構成を鑑みても、オールドファンには懐かしい『府中のトニービン』の格言が健在といえるだろう。
本命は前走クイーンエリザベス2世カップ(G1)で2着に1馬身1/2をつけて快勝をしたタスティエーラ。
父は2018年ドバイシーマクラシック7着馬サトノクラウン。
代表産駒は2023年アネモネステークス勝ち馬トーセンローリエや2023年スイートピーステークス勝ち馬ウヴァロヴァイト。
母は2016年ベゴニア賞6着馬パルティトゥーラ。
母父は2001年富良野特別勝ち馬マンハッタンカフェ。
父サトノクラウン×母父マンハッタンカフェの配合は2025年エルフィンステークス勝ち馬ヴーレヴーなどがいる。
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