エリザベス女王杯2025予想
札幌記念(G2)で0.2秒差の2着

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎ココナッツブラウン
  5着/3人気

○パラディレーヌ2着/4人
▲オーロラエックス16着/8人
△ライラック3着/9人
×エリカエクスプレス
×ケリフレッドアスク


まずは血統の傾向について…近年はディープインパクトとハーツクライの2種牡馬が気を吐いているが、これにキングマンボ系を加えた三つ巴状態にある。ディープインパクト産駒は、2012~2013年にジェンティルドンナがレース史上初となる2連覇を飾り、2015年ショウナンパンドラ、2021年コントレイルと勝利を積み重ねて種牡馬としての最多勝記録を更新。一方、ハーツクライ産駒は、2017年シュヴァルグラン、2019年スワーヴリチャードの2頭が勝ち馬として名を連ねるが、どちらも4歳時に3着、5歳時に1着とステップアップするリピート好走であることも興味深い。ディープインパクト、ハーツクライ、どちらも残された産駒は少ないため、今後は父系祖父あるいは母父としての動向が注目される。すでに系統として綿々と成果を上げているのがキングマンボで、1998年エルコンドルパサー、2005年アルカセットと直仔2頭が勝利するほか、2010年ローズキングダム(父キングカメハメハ)、2018年&2020年アーモンドアイ(父父キングカメハメハ)、2022年ヴェラアズール(3代父キングマンボ)と孫や曾孫世代からも勝ち馬を出した。また、2005年アルカセット、2018年アーモンドアイの2頭は、芝2400mの日本レコードを更新するタイムで勝利していたことも念頭に置くべきだろう。

本命は前走札幌記念(G2)で0.2秒差の2着とかなり惜しい競馬をしたココナッツブラウン。
父は2015年皐月賞3着馬キタサンブラック。

代表産駒は2023年洛陽ステークス勝ち馬ジャスティンスカイや2024年すばるステークス勝ち馬テーオーステルスなどがいる。

母は2012年由比ヶ浜特別2着馬ルアーズストリート。
母父は2004年京成杯3着馬キングカメハメハ。

父キタサンブラック×母父キングカメハメハの配合は2023年桜花賞2着馬コナコーストなどがいる。


tipmonaとは?

最新記事一覧

次の予想をみる >