マイルCS2025予想
クイーンアンS(G1)で2着にハナ差と僅かながらも辛勝

南川 麒伊知郎
17期 予想歴26年

◎ドックランズ
  9着/13人気

○オフトレイル4着/7人
▲ジャンタルマンタル1着/1人
△ソウルラッシュ6着/2人
×マジックサンズ
×ロングラン


まずは血統の傾向について…これまでに6頭(1984年と1985年勝ち馬ニホンピロウイナー、1991年と1992年勝ち馬ダイタクヘリオス、1997年と1998年勝ち馬タイキシャトル、2003年と2004年勝ち馬デュランダル、2006年と2007年ダイワメジャー、2020年と2021年勝ち馬グランアレグリア)もの馬が2連覇していることを特徴として挙げられるが、そのうち2003年と2004年勝ち馬デュランダルと2006年と2007年勝ち馬ダイワメジャーの2頭においては、「父サンデーサイレンス×母父ノーザンテースト」という配合も共通していた。その後もサンデーサイレンスとノーザンテーストの血脈を併せ持つ馬の好走例は多く、2015年モーリス(父母父×母父父父父)、2019年インディチャンプ(父父×父母母父)、2023年ナミュール(母父父×母父母父)、2024年ソウルラッシュ(父母母父×母父父〔サンデーサイレンスとノーザンテースト反転〕)といった時代を象徴する絶対的なマイル王の血統構成としても定着した印象がある。なお、2022年にセリフォスが勝利したことで、ダイワメジャーはレース史上初となる父仔制覇を達成。今後はダイワメジャー系として歴史を紡いでいくか注目だろう。ほか、1993年勝ち馬シンコウラブリイ(父)、1997と1998年勝ち馬タイキシャトル(母父)、2001年ゼンノエルシド(父)、2014年ダノンシャーク(母父)と古くからカーリアンの血を引く馬が勝ち馬として名を連ねており、勝利こそつかめなかったものの同血脈を保持する2009年マイネルファルケ(父母父)も14番人気2着と波乱を演出している。

本命は4走前クイーンアンステークス(G1)で2着にハナ差と僅かながらも辛勝をしたドックランズ。
父は2017年ハンガーフォードステークス勝ち馬Massaat。
代表産駒は2022年パットエデリーステークス3着馬Mascaponeや2025年バースデイカードハンデキャップ3着馬Coco Jambooなどがいる。
母は未出走馬Icky Woo。
母父は1996年セレブレーションマイル勝ち馬Mark of Esteem。

父Massaat ×母父Mark of Esteemの配合はこの馬だけ。


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