勝ったウインマリリンは3番手から抜け出して快勝。得意の内枠ではありましたが、距離短縮では毎回惨敗していたので、この人気では手が出ません。

2着ウインキートスはインの中団で脚をためる理想的な競馬。これで負けるなら仕方ないです。

レイパパレは大阪杯で走りすぎたので、しばらく難しいでしょう。このままかもしれません。
レースレベル：3    
→次走危険馬:レイパパレ  

今年のオールカマーは、ウインマリリンが道中番手追走から、狭いインを突いて抜け出し優勝。
春の日経賞に続き、春秋のクラッシックトライアル連覇となった。

ウインマリリンのポジション取りは、２→３→３。
ウインキートスのポジション取りは、６→８→５。
各馬が動き出す３角で、追い出し我慢した馬が１〜２着。
かなり体力消耗の大きい馬場だなぁ…といった印象を受けた。
特に勝馬ウインマリリンは、経済コースの好位から、ラストぎりぎりのタイミングまで追い出しを待つ超省エネ競馬を敢行、馬の強さ以上に鞍上の手腕がひときわ光った。

競馬っ振りで１番目を引いたのは、やはりグローリーヴェイズ。
15→４→３と豪快な捲りを見せて来た。
グローリーヴェイズの体力を存分に生かしたデムーロらしい騎乗。
ただ体力消耗の激しい馬場状態ゆえ、早いタイミングから派手に体力を放出してしまっては、最後は流石に保たなくなる。
負けはしたが、次走に向けては申し分ないステップとなった。
今回体力的に「辛い」と感じたはずなので、次走天皇賞(秋)ならば、「2200→2000㍍距離短縮」、「捲り→差し位置取りショック」等の体力補完がかなり生きてくる。

レイパパレは予想の段階で話した通り、競馬のマンネリ化によるモチベーションの低下が深刻な状態。
ただ、対処法がいろいろあるのも事実。

・牝馬限定路線、マイル路線への路線変更

・海外遠征

・思い切って後方から競馬をさせてみる

次走天皇賞(秋)なら、致命的と言われる大外枠に入って、意外な結果が得られるかもしれない。
枠順の悪さと距離短縮ステップにより、後方の位置取りになれば占めたもの。
未だやった事のない差し競馬に、新鮮味を感じない訳はないはずだ。
距離短縮＋位置取りショックによる体力補完の効果も加わる。
レイパパレを見限るのは、次走の競馬を見てからでも遅くはない。

ウインキートスは、14kg減がプラスに働いた格好。
そのお陰で、「先行→差し」位置取りショックが可能となった。
馬体大幅減に加えて、ショック後の反動は必至。

かなりシビアなレースで、力量だけでなく、馬の心身状態も非常に問われた。
トライアルとしては、かなり負担が高いレースだったという印象を受けた。
レースレベル：5
→次走狙い馬:グローリーヴェイズ,レイパパレ
→次走危険馬:ウインキートス  

ウインマリリン普通に強かったなあ。
最後の直線もちょっとつまずきましたが外に切り替えて再び追い出すとあっさりと抜け出しましたね。
完勝でしょう。夏場にじっくりと馬体調整をされたようで春よりも強くなったとあれば、エリザベス、有馬辺りでも狙える馬になっているかもしれません。

ウインマリリンよりもびっくりしたのがウインキートス。でもこれは多分グローリーヴェイズとレイパパレの脚の止まり具合が思ったよりあって経済コースを回ってこれたウインキートスが最後抜け出せたのでしょう。札幌記念も使っていたし

グローリーヴェイズはデムーロ騎手のまくりはまあ成功と言えるでしょうがそのおかげで最後に脚が上がった感じ。そこまで前哨戦に必死にならなくてもという感じですが。

レイパパレは完全に距離ですね。最後の200ぐらいで先頭に立った時はそのまま勝つかと思いましたが。
決着タイムも良馬場の普通ぐらいの時計だし、阪神の2200は勝ちきれそうに無いですね。

本命押ししたランブリングアレーは思ったよりも伸びませんでしたね。ちょっとこの馬には2200は長いのか？
レースレベル：4
→次走狙い馬:ウインマリリン  
→次走危険馬:レイパパレ  

昨日、北川 麟太郎クンとリモートで話してたんです。
北川「明日のオールカマーなんですけどね。」
南川「1枠にウインが2頭いるんやけど…」
北川「僕はウインはウインでもキートスを狙います。」
南川「まさかウインウイン（Win-Win）で来ないやろなぁ」
北川「まさかねぇ…」
とやりとりしてたんです。
今日中継見てたらマジかよ、「Win-Win」で決まったんで、北川に連絡したらウィンウィンのワイドを買いはぐったと聞いて正直がっかりしました。

でも、横山武史騎手オールカマー制覇おめでとうございます！
レースレベル：5
→次走狙い馬:ウインマリリン,ウインキートス
→次走危険馬:レイパパレ,ランブリングアレー