小倉2歳S2008予想
小倉2歳S 芝・ダート兼用スプリント血統を狙い撃つ!!

軍神マルス
08期 予想歴10年

◎ノアウイニング
  6着/7人気

○デグラーティア1着/3人
▲マルカゼウス8着/10人
×ツルマルジャパン
×シルクナデシコ


★傾向分析★
2004年 タイム 1'08"2 1FAve=11.37 3FAve=34.10
テン33.4-上がり34.8 『前傾』
1着コスモヴァレンチ・・・マイネルラヴ×ブレイヴェストローマン=ミスプロ×ネヴァーベンド 3-4
2着ケイアイフウジン・・・アフリート×Wolfhound=ミスプロ×ヌレイエフ 2-1
3着コスモフォーチュン・・・マイネルラヴ×グルームダンサー=ミスプロ×レッドゴッド 1-2

2005年 タイム 1'09"1 1FAve=11.52 3FAve=34.55
テン33.6-上がり35.5 『前傾』
1着アルーリングボイス・・・フレンチデピュティ×End Sweep=ヴァイスリージェント×ミスプロ 1-1
2着セントルイスガール・・・Silver Hawk×Storm Cat=ロベルト×ストームバード 2-4
3着トーホウアモーレ・・・アグネスタキオン×マルゼンスキー=サンデーサイレンス×ニジンスキー 2-2

2006年 タイム 1'08"4 1FAve=11.40 3FAve=34.2
テン32.5-上がり35.9 『前傾』
1着アストンマーチャン・・・アドマイヤコジーン×Woodman=グレイソヴリン×ミスプロ 2-1
2着ニシノマオ・・・サクラバクシンオー×ニホンピロウイナー=プリンスリーギフト×ハビタット 5-4
3着スーサンライダー・・・アグネスタキオン×ナリタブライアン=サンデーサイレンス×ロベルト 3-3

2007年 タイム 1'09"3 () 1FAve=11.55 3FAve=34.65
テン33.5-上がり35.8 『前傾』
1着マルブツイースター・・・サクラバクシンオー×ウォーニング=プリンスリーギフト×マッチェム 3-2
2着ミリオンウェーブ・・・フジキセキ×スマコバクリーク=サンデーサイレンス×ミスプロ 3-4
3着マイネレーツェル・・・ステイゴールド×サクラユタカオー=サンデーサイレンス×プリンスリーギフト 10-10

テンは33秒台前半-上がりは35秒台といった流れになりやすく、『前傾』の流れ。展開上は差し・追込有利な展開のはずだが、4コーナーで5番手以内につけていないと連対の資格がないという傾向がみてとれます。ここもローカルコースの鉄則が当てはまると考えます。

血統の傾向としては、芝・ダート兼用の血統のヴァイスリージェント系やレッドゴッド系、そしてダート血統ミスプロ系の活躍。ストームバード系も相性よさそうです。
テン速く前で押し切る流れに強い血統がそのまま傾向として現れています。

ステップの傾向は、新潟2歳Sと違い未勝利戦勝ちあがりの馬が馬券の圏内に多数きています。
特に開催後半に勝ち上がった馬の成績が良いようです。開催前半に必要なのが馬場が荒れていないから『スピード』、後半は馬場の荒れから『パワー』と考えると、小倉2歳Sに必要なのは『スピード=短距離適性』と『パワー=ダート適性』が必要ということと考えます。

それから外枠が有利な傾向。内枠の人気馬より、外枠からすんなり先行して押し切るようなタイプを軸にするのが正解と考えます。

★予想★
◎ノアウイニング・・・クリプティックラスカル×ストームオンザルー=ミスプロ×リファール
前3走とも小倉芝1200m好走馬。8月後半の馬場にも対応し1'09秒台での好走を続けている点や、好走の多いミスプロ系、外枠・先行脚質も好走傾向から期待する。

○デグラーティア・・・フジキセキ×Dehere×サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔4-k〕
前走フェニックス賞1着馬。フジキセキ×Dehereの配合で、ともに短距離向きのきつい流れでも好走する血統配合からも『前傾』の流れに向くと考える。

▲マルカゼウス・・・フレンチデピュティ×Habitat=ヴァイスリージェント×ハビタット
前走8月後半の未勝利戦。2走とも前につけて踏ん張る展開から、外枠・5番手以内という好走傾向には当てはまりそう。フレンチデピュティ産駒で、『前傾』には向くはずだし、ハビタット系も好走馬(07年2着ニシノマオの母父)もいるので適性は向いているはず。好走に期待する。

ツルマルジャパンは、前走内容より小倉より新潟コース向きと考え(=阪神コースも新潟コースものびのび加速していくコース)、内枠、マンハッタンカフェが芝1200m?という点でマイナスと考えて消しにて勝負。


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小倉2歳S2008回顧
小倉2歳S やっぱり芝・ダート兼用血統。

軍神マルス
08期 予想歴10年

次走狙い:デグラーティア
次走狙い:ツルマルジャパン


タイム 1'09"1 (良)
1FAve=11.52 3FAve=34.55

ラップ
①11.9-②10.2-③11.1-④11.9-⑤11.6-⑥12.4
1FAveとの誤差
①+0.4 ②-1.3 ③-0.4 ④+0.4 ⑤+0.1 ⑥+0.9
テン33.2-上がり35.9 『前傾』

『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎

1着デグラーティア・・・フジキセキ×Dehere=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔4-k〕 5-6
2着コウエイハート・・・バブルガムフェロー×アフリート=サンデーサイレンス×ミスプロ 5-3 
3着ツルマルジャパン・・・マンハッタンカフェ×Storm Cat=サンデーサイレンス×ストームバード 1-1

今年もテン33.2-上がり35.9と『前傾』の流れで、展開上不利なはずなのだが前に位置した馬が好走する「ローカルコースの鉄則」に沿った結果に。

デグラーティアは、前走フェニックス賞1着馬。また例年好走の多い外枠でもあり、フジキセキ×Dehereという父×母父ともに芝・ダート兼用の2歳戦から走れる配合で、ステップからも血統からも適性が高かったと評価します。フジキセキ産駒なので集中力が高く使って良くなる馬が多いし、母父Dehereはヴァイスリージェント系で2歳戦~3歳春までは堅実に走る馬が多いので今後も期待する。

コウエイハートは、前走ひまわり賞1着馬。今年は1~3着馬はオープン戦好走馬。例年ひまわり賞好走馬の出走は少なく好走馬も少ない傾向でしたが、8月後半の馬場での好走は評価すべきだったのかも。バブルガムフェロー産駒は、サンデーサイレンス系でもダート部門を受け持つ馬力型パワー血統。開催後半の時計の掛かる馬場向きで、母父ミスプロ系のアフリートにも向いたのだと考える。この手の馬場と血統で合いそうな馬に今後注意と反省します。また2歳戦の鬼の山内厩舎なのも好走の要因か!?

ツルマルジャパンは、前走新潟コースのマリーゴールド賞1着馬。血統からは母父Storm Catはこのレースと相性良し(03年1着メイショウボーラー、05年2着セントルイスガールなど)にて好走できる可能性はあったが、断然人気での3着。適性は新潟2歳Sの方が高かったと考える(=新潟2歳S好走馬は1着セイウンワンダーと3着バンガロールがともにツルマルジャパンに負けているので)。マンハッタンカフェ産駒で本質はステイヤー型の可能性を秘めていると思うので、広いコースの東京などでの巻き返しに注意していきたい馬と考えます。母父Storm Catは2歳戦なら連続好走可能なはずなので。

来年への反省として、
①外枠が絶対的に有利(=外枠先行馬)。
②血統は前につけて踏ん張れるタイプ向き。ミスプロ系、ストームバード系、ヴァイスリージェント系は特注。サンデーサイレンス系なら短距離対応可能でダートも走れるタイプのフジキセキ
など。
③フェニックス賞好走馬。
④8月後半の小倉コースの好走馬。ひまわり賞好走馬は、間隔詰めても好走できるタイプと、血統で考えること(=好走血統ならば良し)。


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