エリザベス女王杯2010予想
エリザベス女王杯 スタミナタイプとヴァイスリージェント系。

軍神マルス
08期 予想歴12年

◎メイショウベルーガ
  2着/2人気

○アパパネ3着/1人
▲アニメイトバイオ15着/3人
×スノーフェアリー


★傾向分析★
2000年 タイム 2'12"8 (良) 1FAve=12.07 3FAve=36.22 前半5F=60.6
テン35.5-中盤63.4(3F換算38.04)-上がり33.9 『加速・中弛み』
1着ファレノプシス・・・ブライアンズタイム×Storm Cat=ロベルト×ストームバード 〔13-a〕 4-3
2着フサイチエアデール・・・サンデーサイレンス×Mr.Prospector=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔20-a〕 2-2
3着エイダイクイン・・・メジロマックイーン×ホリスキー=マイバブー×ニジンスキー 〔16-b〕 16-17

2001年 タイム 2'11"2 (良) 1FAve=11.93 3FAve=35.78 前半5F=58.5
テン35.2-中盤59.7(3F換算35.82)-上がり36.3 『前傾』
1着トゥザヴィクトリー・・・サンデーサイレンス×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔9-f〕 10-10
2着ローズバド・・・サンデーサイレンス×Shirley Heights=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔1-w〕 14-13
3着ティコティコタック・・・サッカーボーイ×ブライアンズタイム=ファイントップ×ロベルト 〔4-g〕 8-8

2002年 タイム 2'13"2 (良) 1FAve=12.11 3FAve=36.33 前半5F=60.8
テン36.0-中盤63.6(3F換算38.16)-上がり33.6 『加速・中弛み』
1着ファインモーション・・・Danehill×Troy=ダンチヒ×フェアウエイ 〔11〕 3-2
2着ダイヤモンドビコー・・・サンデーサイレンス×Alydar=サンデーサイレンス×レイズアネイティヴ 〔6-a〕 5-4
3着レディパステル・・・トニービン×Blushing Groom=グレイソヴリン×レッドゴッド 〔1-l〕 6-7

2003年 タイム 2'11"8 (良) 1FAve=11.98 3FAve=35.94 前半5F=57.5 
テン34.4中盤60.1(3F換算36.06)-上がり37.3 『前傾』
1着アドマイヤグルーヴ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔8-f〕 9-7
2着スティルインラブ・・・サンデーサイレンス×Roberto=サンデーサイレンス×ロベルト 〔10-d〕 6-6
3着タイガーテイル・・・Priolo×Prince Rupert=ノーザンダンサー×セントサイモン 〔5-f〕 13-13

2004年 タイム 2'13"6 (良) 1FAve=12.15 3FAve=36.44 前半5F=61.0
テン36.2-中盤62.0(3F換算37.20)-上がり35.4 『加速・中弛み』
1着アドマイヤグルーヴ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔8-f〕 9-7
2着オースミハルカ・・・フサイチコンコルド×リンドシェーバー=ニジンスキー×レイズアネイティヴ 〔3-l〕 2-2
3着エルノヴァ・・・サンデーサイレンス×Sadler's Wells=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔4-n〕 13-13

2005年 タイム 2'12"5 (良) 1FAve=12.05 3FAve=36.14 前半5F=60.0
テン35.1-中盤62.7(3F換算37.62)-上がり34.7 『中弛み』
1着スイープトウショウ・・・エンドスウィープ×ダンシングブレーヴ=ミスプロ×リファール 〔5-j〕 10-10
2着オースミハルカ・・・フサイチコンコルド×リンドシェーバー=ニジンスキー×レイズアネイティヴ 〔3-l〕 2-2
3着アドマイヤグルーヴ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔8-f〕 9-7

2006年 タイム 2'11"6 (良) 1FAve=11.96 3FAve=35.89 前半5F=57.4
テン34.8-中盤60.1(3F換算36.06)-上がり36.5 『前傾』
1着フサイチパンドラ・・・サンデーサイレンス×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔8-f〕 7-4
2着スイープトウショウ・・・エンドスウィープ×ダンシングブレーヴ=ミスプロ×リファール 〔5-j〕 11-11
3着ディアデラノビア・・・サンデーサイレンス×Potrillazo=サンデーサイレンス×ナスルーラ 〔2-u〕 8-7
1着降着カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー 〔4-m〕 8-7

2007年 タイム 2'11"9 (良) 1FAve=11.99 3FAve=35.97 前半5F=60.60
テン36.2-中盤61.6(3F換算36.96)-上がり34.1 『加速・中弛み』
1着ダイワスカーレット・・・アグネスタキオン×ノーザンテースト=サンデーサイレンス×ノーザンテースト 〔4-d〕 1-1
2着フサイチパンドラ・・・サンデーサイレンス×Nureyev=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔8-f〕 3-3
3着スイープトウショウ・・・エンドスウイープ×ダンシングブレーヴ=ミスプロ×リファール 〔5-j〕 6-5

2008年 タイム 2'12"1 (良) 1FAve-12.01 3FAve=36.03
テン35.1-中盤61.8(3F換算37.08)-上がり35.2 『中弛み』
1着リトルアマポーラ・・・アグネスタキオン×コマンダーインチーフ=サンデーサイレンス×リファール 〔9-e〕 5-3
2着カワカミプリンセス・・・キングヘイロー×Seattle Slew=リファール×ボールドルーラー 〔4-m〕 6-5
3着ベッラレイア・・・ナリタトップロード×Baldski=ファイントップ×ニジンスキー 〔3-o〕 8-8

2009年 タイム 2'13"6 (良) 1FAve=12.15 3FAve=36.44
テン36.0-中盤60.8(3F換算36.48)-上がり36.8 『前傾・一貫』
1着クィーンスプマンテ・・・ジャングルポケット×サクラユタカオー=グレイソヴリン×プリンスリーギフト 〔4-r〕 1-1
2着テイエムプリキュア・・・パラダイスクリーク×ステートリードン=ネヴァーベンド×ヌレイエフ 〔1-x〕 2-2
3着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 9-3

まず流れが『前傾』になろうとも『加速』や『中弛み』となっても、血統の傾向は欧州型のスタミナ型の持続血統(=ノーザンダンサー系)がよく好走している点。ダンシングブレーヴ系(=リファール系)、ニジンスキー系、ダンチヒ系の父系を持つ馬が好走していることから、スタミナ型が有利な流れがあると考えます。
サンデーサイレンス産駒の好走も多いですが、母父はトニービン、ヌレイエフ、ロベルト、サドラーズウェルズなど欧州型のスタミナ血統の血を持つ馬でした。

また桜花賞に必要なスピードではなく、オークスに必要なスタミナが適性に向くと考えます。
2000年以降の好走馬は桜花賞好走馬もいますが、オークスを好走した馬エリザベス女王杯では多いと感じます(=01年1着トゥザヴィクトリー・2着ローズバド、02年3着レディパステル、03年2着スティルインラブ、05年1着→06年2着→07年3着スイープトウショウ、06年1着→07年2着フサイチパンドラ、06年3着ディアデラノビア06年1着降着→08年2着カワカミプリンセス、08年3着ベッラレイア、09年3着ブエナビスタなど)。このことからもスタミナ適性が必要といえると思います。

牝系の傾向は、No.〔3〕〔4〕〔8〕の牝系が好走馬多し。

ステップからの傾向は、秋華賞組と府中牝馬S組に好走馬が多いです。
秋華賞組からは、秋華賞とオークスのどちらも好走しているタイプがよく好走(=ローズバド、アドマイヤグルーヴ、スティルインラブ、フサイチパンドラ、カワカミプリンセス、ブエナビスタなど)。
府中牝馬Sは3着内好走馬。1800mの非根幹距離という点でエリザベス女王杯の2200mにつながる流れがあると考えます。そこで好走できるということは調子が良いということと思うので。

また傾向分析していて気付いたことですが、好走馬は翌年も好走するということ。
98年→99年連覇メジロドーベル、99年→00年連続2着フサイチエアデール、03年→04年連覇→05年3着アドマイヤグルーヴ、04年→05年連続2着オースミハルカ、05年1着→06年2着→07年3着スイープトウショウ、06年1着→07年2着フサイチパンドラ、06年1着降着→08年2着カワカミプリンセス。
牝馬限定GⅠでトップクラスの馬の力関係が変わらないという点とコース適性という点から、翌年も好走する原因ではと考えます。
ですが、やっぱり老馬の法則に通じるものがあり、3歳で好走した馬は4歳でも好走できる(=成長から考えても充実期と思うので)けど、4歳以降で好走した馬は血統から考えて高齢でも力が落ちないタイプ(=オースミハルカの父はカーリアン系で高齢でも侮れない)でないと5歳以降での好走は難しいのではと考えます(=アドマイヤグルーヴ、スイープトウショウはパフォーマンス落ちたので)。

あと『前傾』になった年は、サンデーサイレンス×ヌレイエフが好走していること(=トゥザヴィクトリー、フサイチパンドラ)。それぞれ違う馬が好走しているので、流れとコースに合う配合なのでは?と考えます。

★予想★
スタミナタイプを上位に評価。ヴァイスリージェント系の勢いに期待。

◎メイショウベルーガ・・・フレンチデピュティ×Sadler's Wells×ヴァイスリージェント×サドラーズウェルズ 〔3-d〕
前走京都大賞典1着(=京都芝2400m)。前走はスタミナタイプの好走の多い京都大賞典で1着好走し、牡馬相手の上位馬にとも互角に戦える能力を証明。スタミナ勝負ならどんとこいということで不動の本命に。
フレンチデピュティ産駒はヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向だが、前走ではプラス体重で好走なので問題なし。ヴァイスリージェント系のセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、本馬も牡馬と互角に戦いセカンドステージの充実さを感じさせる。母父Sadler's Wellsは、成長力に富み底力を発揮する。5歳でも能力の衰えは少なく侮れない。
No.〔3〕の牝系は、古馬にて本格化する成長力のある牝系。4歳時の秋が最も充実するが、5歳前半は能力を維持して好走する。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。この特性にも期待して評価する。

○アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント 〔9-f〕
前走秋華賞1着(=京都芝2000m)。牝馬3冠を達成し(=オークスと秋華賞好走から)、スタミナの証明も十分と考える。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父Salt Lakeはヴァイスリージェント系で仕上がりが早く、2~3歳の時期なら重賞でも勝負になる。ヴァイスリージェント系は距離に融通性があり、前走内容からも中距離までは対応可能。母父ヴァイスリージェント系からも勢いのあるうちは怖い存在。馬体重が大幅に減らない限りは同じようにパフォーマンスは期待できると考え、対抗評価。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。この特性から今回も調子は維持と考え期待する。

▲アニメイトバイオ・・・ゼンノロブロイ×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔19〕
前走秋華賞2着(=京都芝2000m:0.1秒差)。オークス4着(=東京芝2400m:0.5秒差)で秋華賞2着の内容からはスタミナ型と考えて期待する。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、初年度産駒のため種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高い。産駒は淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、比較的堅実なタイプが多い。その中でも産駒の上位人気馬が好走しやすい順張り血統である。母父フレンチデピュティは、勢いと鮮度が重要なヴァイスリージェント系。距離の融通性も広い。ヴァイスリージェント系は鮮度と勢いが重要なので、前走好走ならば要注意。また本馬もそうだが、馬体重の増減に注意が必要で、減りっぱなしや増減幅が大きい馬は信頼性が落ちる傾向あり。馬体重は減り始めているので今後のパフォーマンスはやや落ちるかもしれないが、大幅馬体重減でなければ、勢い的には今回も期待できると思います。
No.〔19〕の牝系は、淡々と流れる厳しい流れにに強いタフな牝系。分枝記号はなしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。

△セラフィックロンプ・・・マンハッタンカフェ×ロイヤルスキー=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔4-r〕
前走府中牝馬S2着(=東京芝1800m:0.1秒差)。近2走は人気薄ながらも連続好走中で、前走府中牝馬S好走馬として好走に期待できると考えて評価する。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。淀みない流れを踏ん張るか前半に脚を溜めてロングスパートで持久力を活かすタイプが、距離延長で好走するパターンが多い。母父ロイヤルスキーはボールドルーラー系で、強さと脆さが同居するパワー型の早熟マイラー血統。芝・ダート兼用型だが、安定感があるのはダートで芝はムラ駆けが多い。
No.〔4〕の牝系は、古馬での成長能力に優れた牝系。スタミナを活かしての好走も多い。分枝記号rは、あらゆる条件を平均的にこなすタイプ。様々な経験が活きやすいタイプでもある。


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エリザベス女王杯2010回顧
エリザベス女王杯 スノーフェアリーについて。

軍神マルス
08期 予想歴12年

次走狙い:メイショウベルーガ
次走狙い:アパパネ


2010年 タイム 2'12"5 (良) 1FAve=12.05 3FAve=36.14

ラップ
①12.7-②11.2-③12.3-④12.3-⑤11.6-⑥12.1-⑦12.1-⑧11.9-⑨11.8-⑩12.7-⑪11.8
1FAveとの誤差
①+0.6 ②-0.9 ③+0.2 ④+0.2 ⑤-0.5 ⑥±0 ⑦±0 ⑧-0.2 ⑨-0.3 ⑩+0.6 ⑪-0.3
テン36.2-中盤60.0(3F換算36.00)-上がり36.3 『一貫』

『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△

1着スノーフェアリー・・・Intikhab×Charnwood Forest=ロベルト×マッチェム 〔1-K〕 7-7
2着メイショウベルーガ・・・フレンチデピュティ×Sadler's Wells=ヴァイスリージェント×サドラーズウェルズ 〔3-d〕 9-10 
3着アパパネ・・・キングカメハメハ×Salt Lake=ミスプロ×ヴァイスリージェント 〔9-f〕 6-6
4着リトルアマポーラ・・・アグネスタキオン×コマンダーインチーフ=サンデーサイレンス×リファール 〔9-e〕 4-4
5着ヒカルアマランサス・・・アグネスタキオン×A.P. Indy=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔16-d〕 12-14

流れは、テン-上がりのラップ差と中盤の淀みない流れから『一貫』の流れ。展開的には差しが最も恵まれ、次いで先行、逃げ・追込には厳しい流れ。

1着スノーフェアリーは、前走英セントレジャー4着(=英国芝2920m:0.5秒差)からの好走。近年海外から参戦する外国馬は好走しても3着という傾向と、欧州の時計の掛かる馬場での好走が多く、日本の時計の速い高速馬場に対応出来るのか?という疑いから軽視してしまいましたが、圧勝といえる内容であっさりと好走。外国人ジョッキーということもあり内をロスなく回る騎乗も好走要因と思うが、それにしても強い内容でした。
IntiKhab産駒はロベルト系で、短距離から芝2400mまでを守備範囲とする芝向き血統。ロベルト系のお約束というか、根幹距離よりも非根幹距離の方が強さを発揮する特性も活きたと考える。父系の中にミスプロ系やダンチヒ系を内臓しているため、一瞬の脚も使え好位差しが得意。成長は仕上がりも早く、3歳~4歳がピーク。母父Charnwood Forestはマッチェム系で、2歳から走り、その後に精彩を欠いても、古馬になって復活するのがウォーニング系。マイラー血統ながら、抑えが利く産駒は中距離もこなす。芝の重は上手い。父の非根幹距離適性と、母父マッチェム系と考えると前走からの距離短縮はプラス要因で、かつ時計の早い日本の馬場でも好走できる血統であったと、今は反省しています。
No.〔1〕の牝系は、クラシック春シーズンにある程度完成し、その後は緩やかに成長する牝系。本馬は3歳馬で、成長曲線も今がピークとも思えるので、侮ったことは反省です。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。この特性も侮ってしまった要因の一つでしたが、時計の掛かる馬場も好走できる能力の高い名牝だと反省します。

2着メイショウベルーガは、前走京都大賞典1着(=京都芝2400m)からの好走。今までも牡馬相手の上位馬とも互角に戦える能力を有し、好走もしていたが、逆に牝馬限定の緩い流れで取りこぼすようなタイプでした。今回は持続した流れで本領発揮できたと考える。
フレンチデピュティ産駒はヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向だが、前走ではプラス体重で好走なので問題なし(=今回も+4kgで充現在は充実している状態と思われる)。ヴァイスリージェント系のセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、本馬も牡馬と互角に戦いセカンドステージの充実さを感じさせる。母父Sadler's Wellsは、成長力に富み底力を発揮する。5歳でも能力の衰えは少なく侮れない。次走JCや有馬記念でも侮れない馬だと考え、期待します。
No.〔3〕の牝系は、古馬にて本格化する成長力のある牝系。4歳時の秋が最も充実するが、5歳前半は能力を維持して好走する。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

3着アパパネは、前走秋華賞1着(=京都芝2000m)からの好走。オークスと秋華賞をともに好走するような馬は、スタミナ適性が高く好走も多い。このタイプの3歳馬は今後も要注意と考えます。
キングカメハメハ産駒はミスプロ系だが、凱旋門賞での好走も多いキングマンボ系で欧州型の要素を兼ね備えている。格の高いレースでの究極のスピード競馬になると本領を発揮し、厳しい展開ほど持ち前の底力を活かす。ダンシングブレーヴ系に近い特性と考える。母父Salt Lakeはヴァイスリージェント系で仕上がりが早く、2~3歳の時期なら重賞でも勝負になる。ヴァイスリージェント系は距離に融通性があり、今回も好走したので中距離までは対応可能と思われる。母父ヴァイスリージェント系からも勢いのあるうちは怖い存在。馬体重が大幅に減らない限りは同じようにパフォーマンスは期待できると考え、今後にも期待。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面叩いて一変が少ないタイプ。

4着リトルアマポーラは、前走府中牝馬S7着(=東京芝1800m:0.4秒差)からの好走。08年エリザベス女王杯1着好走馬で、コース適性があった馬。ただし好走馬は「老馬の法則」に従いやすく、牝馬はその影響が顕著のようで過去に好走した馬よりも、勢いのある新勢力を狙うのがエリザベス女王杯の傾向のようです。
アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。本馬は前走7着だが、0.4秒差とギリギリ好走できる状態にあったと思われ、また過去に好走した馬が好走しやすい適性重視の重賞でもあるため4着好走となったと考える。母父コマンダーインチーフはリファール系で、小回りでコーナー4つの加速しにくいコースに抜群の適性を秘めている。直線の長くコーナー2つのコースは決め手の甘さがでてしまうが、ローカルコースの中距離はこの甘さを出さずに、短い直線をぐいっと出る一瞬の脚が武器となる。道悪も得意。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系だが、3歳秋~古馬になり本格化する。小回りコース鬼門だが、広いコースは好走が多い。分枝記号eは、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。

5着ヒカルアマサンサスは、前走クイーンS8着(=札幌芝1800m:0.5秒差)からの好走。
アグネスタキオン産駒はスピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。本馬は前走8着だが、0.5秒差とギリギリ好走できる状態にあったと思われる。また4着リトルアマポーラ、5着本馬とアグネスタキオン産駒が上位に好走していて、過去にも07年1着ダイワスカレーットも好走していて、過去4年でも好走馬は多い。好走しやすい血統であると思われます。母父A.P Indyはボールドルーラー系で、平均ペースで流れる中距離向きで、瞬発力よりも全体的なスピードで勝負する。決まった距離やコースを得意とする産駒が多く、夏に強い特性あり。
No.〔16〕の牝系で、叩き良化型のステイヤー特性を有している牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。

エリザベス女王杯のポイントは、
①流れは様々だが、好走する馬はスタミナを活かした競馬が得意なタイプが多い。
②欧州型血統のスタミナがポイント。ノーザンダンサー系(=ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系、リファール系など)が好走しやすい。
③No.〔3〕〔4〕〔8〕が好走の多い牝系。
④3歳馬は、オークスと秋華賞をどちらも好走したような馬が適性高い。
⑤府中牝馬S組は、好走馬が好走しやすい。
⑥「老馬の法則」は活きやすい。前年好走馬は着順を下げやすい。


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