マイルCS2010予想
さらなる栄光の軌跡を

春日部
08期 予想歴14年

◎キンシャサノキセキ
  13着/3人気

○ガルボ15着/15人
▲ゴールスキー3着/6人


2強という拮抗状態になると、競馬ファンはよく最強論争を繰り広げる。
例えば、ウオッカvsダイワスカーレット。
国内での連対率では、ウオッカ68%/ダイワスカーレット100%と
直接対決含めてダイワスカーレット優勢だが
実績とレーティングでは、断然ウオッカである。
さらには、きのこの山vsたけのこの里。
チョコレート含有量では、きのこの山1.8g/たけのこの里1.3gと
内容量含めてきのこの山優勢だが
人気と売り上げでは、断然たけのこの里である。

さて、このような永遠に終わらないような議論を繰り広げても
競馬予想には何もプラスにならない。
だが、敢えて言わせてくれ。
明治製菓最強のお菓子は
キノコでもタケノコでも、はたまたカールでもなく
「ガルボ」であると―――――。

しかも最近ガルボボールという新兵器が登場し
チョコたっぷり68%。おいしさ100%
既存のガルボチップスがザクザクと歯ごたえのある食感に
染み込むチョコレートが売りだったのに対し
ガルボボールはふわっと感を出しつつも
噛むことで溢れ出るチョコレートの味わい。
どうみてもガルボ圧勝です、ありがとうございました。
毎日をもっと美味しく、馬券ももっと美味しく。
そういう事で今回はガルボに重い印を打ちたい。

【見解】
さて、第27回マイルCSの予想。
本命は残念ながらガルボではなく、無難に◎キンシャサノキセキである。
そう、またなんだすまない。
休み明け2戦目は過去3勝、セントウルSを使えなかった分
ここに来て調教が素晴らしく、完璧なまでの絶好調ぶりだ。
短距離一線級で長らく上位をキープし続けている軌跡に加え
南半球生まれで実質7歳春、まだまだ衰えは無いはずだ。
距離が不安視されるかもしれないが、それは先行策が多かった頃の話で
昨年末、阪神Cでの一人舞台を見ればわかるように
仮に多少の出遅れやガス欠を起こしたとしても
実力が1も2も抜けているので問題ない。
妖精王ムーアの力も加われば圧勝もあり得るだろう。


堅軸が決まったことで対抗以下をどうすべきか。
マイル界の実力図は春が終わった段階で
実績と伸び脚がダントツのスーパーホーネットと
それを3連勝で撃破したショウワモダンが、やや抜けているように思えた。
だが、前者は引退し、後者は春の力を取り戻せずに迷走中。
ゆえに出走馬は金紗沙を除いてほとんどが実力拮抗状態と言って良い。
そこで期待したいのが、3歳牡馬の覚醒である。

ここで本日の主役、◯ガルボの登場だ。
シンザン記念勝ち、人気薄。まさにメイショウテゾロを思い出す。
粘りでも追い込みでも、とにかく決め手が無い―――
そんな馬だが、チョイ差し雪崩込みの可能性は残されている。
富士Sでは同じ先行位置を走っていた今年の安田記念馬と
昨年のマイルCS2着馬を、直線で置き去りにして
逃げに近い先行勢で唯一残った。
10月4週の芝レースは全般的に、良馬場にしてはタイムが悪い。
前半1000m58秒3を早い展開と考えれば下記のようになる。

富士S通過順
――――オーバーペース――――
01-01 マイネルファルケ 12着
02-02 ガルボ ③着
03-03 ショウワモダン 14着
――――ベストペース――――
03-04 ライブコンサート ②着
03-04 サンカルロ 8着
06-06 リルダヴァル 4着
――――スローペース――――
10-09 ブレイクランアウト 5着(故障引退)
13-12 ダノンヨーヨー ①着

津村騎手が馬の能力を100%引き出せれば、成長分込みで一発逆転可能。
仮にこの富士Sのレースレベルが高かったとしたら…と思うと
ガルボはマジで買いたい5秒前だ。

参考レース映像
http://www.youtube.com/watch?v=SrY-T7kn6Js&feature=related

さて、単穴には同じく3歳牡馬▲ゴールスキー。
底を見せていない強さでいえばダノンヨーヨーだが
この馬も忘れてはならない。
前走清水Sは本番と同じコースの条件戦。
普通、マイルCSは準OP勝ち上がり後すぐに出られるレースでは無い。
今回出走が叶ったからには、かなり面白い存在になりそうだ。

そして抑えは、最後の3歳牡馬△トゥザグローリー。
1800mのカシオペアSやラジオNIKKEI賞を見ると最後の1ハロンで垂れている感じ。
長距離でも良い追い込みを見せているが、実はマイルがベストという可能性も。
一方古馬からは富士S組の△ダノンヨーヨーと△ライブコンサート。
そして、海外で戦ってきたメンバー的に一流馬とは言い難いが
昨年と同じく前走より斤量減で走りやすい△サプレザまで抑える。

【印と買い目】
◎ ⑰ キンシャサノキセキ
◯ ⑭ ガルボ
▲ ⑮ ゴールスキー
△ ⑨ トゥザグローリー
△ ③ ライブコンサート
△ ⑧ ダノンヨーヨー
△ ⑯ サプレザ

三連複フォーメーション
⑰-(⑨⑭⑮)-(③⑧⑨⑭⑮⑯)

キンシャサを軸の中心として
2頭目を3歳牡馬3頭とした三連複12点勝負。


先日、桜花賞馬ブロケード死亡のニュースが伝わってきた。
「金襴緞子が泥にまみれて、ゴールへゴールへと向かいます」
という杉本アナの名実況は、何度も桜花賞史のビデオで眺めたものだ。
金紗沙がチョコにまみれて、ゴールへゴールへゴールスキー。
重賞5勝GI4連対。辿った栄光は、もはや奇跡というよりも輝かしい軌跡。
モハメド・アリも草葉の陰で見守ってくれているはずだ。
しかしながらガルボ最強とは言ったものの
明治製菓で一番オイシイお菓子は、やっぱりアポロだと思う。完


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