ジャパンカップ2010予想
JC 日本開催なんだから、地の利は日本馬にあるでしょう!!

軍神マルス
08期 予想歴12年

◎エイシンフラッシュ
  8着/5人気

○ブエナビスタ2着/1人
▲ペルーサ5着/3人


★傾向分析★
1998年 タイム 2'25"9 (良) 1FAve=12.16 3FAve=36.47
テン36.7-中盤73.6(前半35.8-後半37.8)-上がり35.6 『加速・一貫』
1着エルコンドルパサー・・・Kingmambo×Sadler's Wells=ミスプロ×サドラーズウェルズ 〔5-h〕 3-2
2着エアグルーヴ・・・トニービン×ノーザンテースト=グレイソヴリン×ノーザンテースト 〔8-f〕 5-4
3着スペシャルウィーク・・・サンデーサイレンス×マルゼンスキー=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔3-l〕 5-4

1999年 タイム 2'25"5 (良) 1FAve=12.13 3FAve=36.38
テン36.3-中盤72.5(前半36.1-後半36.4)-上がり36.7 『一貫』
1着スペシャルウィーク・・・サンデーサイレンス×マルゼンスキー=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔3-l〕 9-6
2着インディジェナス・・・Marju×Averof=ノーザンダンサー×ハイペリオン 〔11〕 3-6
3着ハイライズ・・・High Estate×High Line=レイズアネイティヴ×ハイペリオン 〔9-e〕 6-6

2000年 タイム 2'26"1 (良) 1FAve=12.18 3FAve=36.53
テン38.0-中盤72.5(前半37.4-後半35.1)-上がり35.6 『加速』
1着テイエムオペラオー・・・オペラハウス×Blushing Groom=サドラーズウェルズ×レッドゴッド 〔4-m〕 7-7
2着メイショウドトウ・・・Bigstone×Affirmed=ノーザンダンサー×レイズアネイティヴ 〔4-p〕 3-3
3着ファンタスティックライト・・・Rahy×Nijinsky=レッドゴッド×ニジンスキー 〔14-c〕 9-10

2001年 タイム 2'23"8 (良) 1FAve=11.98 3FAve=35.95
テン36.3-中盤71.8(前半36.8-後半35.0)-上がり35.7 『加速・一貫』
1着ジャングルポケット・・・トニービン×Nureyev=グレイソヴリン×ヌレイエフ 〔11-g〕 11-10
2着テイエムオペラオー・・・オペラハウス×Blushing Groom=サドラーズウェルズ×レッドゴッド 〔4-m〕 6-6
3着ナリタトップロード・・・サッカボーイ×Affirmed=ファイントップ×レイズアネイティヴ 〔18〕 13-14

2002年 → 中山開催のため参考外

2003年 タイム 2'28"7 (重) 1FAve=12.39 3FAve=37.17
テン37.7-中盤73.6(前半36.4-後半37.2)-上がり37.4 『ハイレベル』
1着タップダンスシチー・・・Pleasant Tap×Northern Dancer=リボー×ノーザンダンサー 〔23-b〕 1-1
2着ザッツザプレンティ・・・ダンスインザダーク×Miswaki=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-b〕 2-2
3着シンボリクリスエス・・・Kris S.×Gold Meridian=ロベルト×ボールドルーラー 〔8-h〕 8-9

2004年 タイム 2'24"2 (良) 1FAve=12.02 3FAve=36.05
テン35.9-中盤73.3(前半35.5-後半37.8)-上がり35.0 『加速・中弛み』
1着ゼンノロブロイ・・・サンデーサイレンス×Mining=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-b〕 7-6
2着コスモバルク・・・ザグレブ×トウショウボーイ=ヌレイエフ×プリンスリーギフト 〔5-d〕 2-2
3着デルタブルース・・・ダンスインザダーク×Dixieland Band=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔3-d〕 9-11

2005年 タイム 2'22"1 (良) 1FAve=11.84 3FAve=35.52
テン34.7-中盤71.1(前半35.5-後半35.6)-上がり36.3 『前傾』
1着アルカセット・・・Kingmambo×Niniski=ミスプロ×ニジンスキー 〔10-c〕 9-9
2着ハーツクライ・・・サンデーサイレンス×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔6-a〕 15-13
3着ゼンノロブロイ・・・サンデーサイレンス×Mining=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔2-b〕 13-13

2006年 タイム 2'25"1 (良) 1FAve=12.09 3FAve=36.27
テン37.0-中盤73.8(前半36.8-後半37.0)-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着ディープインパクト・・・サンデーサイレンス×Alzao=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 11-7
2着ドリームパスポート・・・フジキセキ×トニービン=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔1-t〕 5-4
3着ウィジャボード・・・Cape Cross×Welsh Pageant=ダンチヒ×ハイペリオン 〔12-b〕 9-7

2007年 タイム 2'24"7 (良) 1FAve=12.06 3FAve=36.18
テン35.6-中盤74.8(前半37.2-後半37.6)=3F換算37.40-上がり34.3 『加速・中弛み』
1着アドマイヤムーン・・・エンドスウィープ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔7-f〕 6-4
2着ポップロック・・・エリシオ×サンデーサイレンス=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス 〔7-c〕 4-4
3着メイショウサムソン・・・オペラハウス×ダンシングブレーヴ=サドラーズウェルズ×リファール 〔3-l〕 9-4

2008年 タイム 2'25"5 (良) 1FAve=12.13 3FAve=36.38
テン36.6-中盤74.5(前半38.0-後半36.5)-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着スクリーンヒーロー・・・グラスワンダー×サンデーサイレンス=ロベルト 〔1-x〕 5-5
2着ディープスカイ・・・アグネスタキオン×Chief's Crown=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔23-b〕 11-9
3着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 3-3

2009年 タイム 2'22"4 (良) 1FAve=11.87 3FAve=35.60
テン35.2-中盤72.1(前半36.0-後半36.1)-上がり35.1 『中弛み』
1着ウオッカ・・・タニノギムレット×ルション=ロベルト×ネヴァーベンド 〔3-l〕 4-5
2着オウケンブルースリ・・・ジャングルポケット×Silver Deputy=グレイソヴリン×ヴァイスリージェント 〔13-c〕 15-18
3着レッドディザイア・・・マンハッタンカフェ×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-b〕 11-11

JCは『加速』もあれば、『一貫』もありいろいろな流れになっているが、一つ言えることは日本馬は一流の成績をおさめた日本最強クラスの馬しか連対していないということ。
3歳馬はGⅠ連対(=98年1着エルコンドルパサーはNHKマイルC馬、01年1着ジャングルポケットはダービー馬、03年2着ザッツザプレンティは菊花賞馬、04年2着コスモバルクは皐月賞2着馬、06年2着ドリームパスポートは皐月賞&菊花賞2着馬、08年2着ディープスカイはダービー馬、09年3着レッドディザイアは秋華賞馬)が最低条件と思われる。

古馬の好走馬は3歳時にクラシック連対馬であれば4歳時に好走できる可能性は高いという傾向あり。特に4歳時に古馬GⅠで勝っているような馬であれば堅軸と考える(=98年2着エアグルーヴ、99年1着スペシャルウィーク、00年1着テイエムオペラオー、04年1着ゼンノロブロイ、06年1着ディープインパクト、07年3着メイショウサムソン、08年3着ウオッカ、09年2着オウケンブルースリなど)。
特に宝塚記念好走馬はJC適性あり。過去の好走馬も宝塚記念とJCのどちらも好走している馬が多いので要注意(=同じ年に好走:スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、メイショウドトウ、タップダンスシチー、ハーツクライ、ディープインパクト、アドマイヤムーンなど)。
またアドマイヤムーンやハーツクライはクラシック好走が少ないタイプでしたが海外GⅠ馬だったことから、海外GⅠ馬は外国馬と同じと考えて良いのではと思います(=その中で日本の芝適性は確実にあると判断すべきかも)。

クラシック不出走で好走した馬は、メイショウドトウやタップダンスシチーなどがいます。古馬になってからの好走であることと、外国産馬であった点が非常に興味深く外国馬と同じようにみなすべきではないか?と考えます。

外国産馬(外国馬も含む)の好走馬は、すでに日本で実績のある血統の系統であった馬。短距離やマイルに実績なあったようなタイプの血統馬に好走が多いようです。
また2000mで2'00"前後での時計があるような馬にも要注意。欧州の時計の掛かる馬場だけの強さは日本の速い馬場には適さないため、速い時計で好走経験のある馬には人気薄でも注意が必要と考えます。

またここも連続して2年好走した馬が多いですが、着順が前年よりも上回ったのはスペシャルウィーク(=3歳時3着→4歳時1着)とウオッカ(=4歳時3着→5歳時1着)のみの結果です。ともに牝系は、No.〔3-l〕なのが興味深いところですが、基本は3歳時よりも4歳時に着順が上がる可能性は成長力から十分にあると考えますが、古馬に至っては前年よりも着順を下げる傾向が強く、ここでも『老馬の法則』は活きるものと思われます。

★予想★
今回で30回目となるJCですが、近年の傾向としては日本馬優勢の傾向が強く、日本で開催されるならその馬場に対応しやすい血統が走りやすいと考えて日本馬を上位に考えています。

◎エイシンフラッシュ・・・King's Best×Platini=ミスプロ×ハンプトン 〔8-a〕
前走神戸新聞杯2着(=阪神芝2400m:0.0秒差)。前2走は極上の上がりを繰り出し、上がり勝負にも対応できることを証明。本来は菊花賞出走予定でしたが、直前で回避となり、やや間隔が開いての出走となる。菊花賞でも重い印をつける予定だったので、間隔を開けて消耗していない今回のローテーションはプラスと考えて期待する。人気はダービー馬なのにだいぶ落ちているが、能力を発揮できる状態ならば突き抜ける可能性は高いと考えます。
King's Best産駒はキングマンボ系で、全体的なスピードを武器に距離は問わず淀みないペース向きの自力勝負血統。キングマンボ系なので2歳戦から走れる仕上がりの早さを持ち合わせるが、3歳春クラシックシーズンまでは詰めの甘い点がある。ダービー時期は実が入る時期でもあり、それ以降に本格化を始め成長力は十分。キングマンボ系は東京芝GⅠ血統でもあり、レコード決着のようなスピード競馬にも対応可能な上、道悪馬場も得意な進化系。東京芝2400mのダービーやJCでも好走馬が多い(=JCでは、98年1着エルコンドルパサー、05年1着アルカセットなどが好走)。母父Platiniは、重厚なドイツ血統でのスタミナ型のタイプ。ドイツ血統は近年の東京芝GⅠで好走が多く、馬場適性が高いと考える(=05年ダービー1着ディープインパクト、09年オークス1着ブエナビスタ・09年2着レッドディザイアなどは母系がドイツ血統)。この点は今回のコース適性にも活かせると考える。また母系がドイツ血統馬が、それぞれ3歳秋シーズンも活躍していることからも成長能力に期待して期待する。
No.〔8〕の牝系は、早い時期から走るが人気を背負うと少し信頼性に欠ける点がある。小回りコースよりは広いコース向き。3歳春シーズンよりも秋シーズンに期待が出来る成長力を秘めた牝系で、叩き良化型が多い。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

○ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕
前走天皇賞秋1着(=東京芝2000m)。前々走宝塚記念2着好走していて、JCに向けての適性の高さは証明済み(=ステップ的に天皇賞秋好走馬は好走しやすいし、宝塚記念好走馬はJCでも好走しやすいつながりがある)。
スペャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は33秒台~34秒台の末脚を連発していて性能の良いエンジンを積んでいる様子。母父Caerleonは、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。現在は差し一辺倒ではなく、先行して押し切れる自在性も兼ね備え、イメージとしてはダイワスカーレットMk-Ⅱ。末脚勝負にも対応できるし好位押し切りも可能で、秋シーズンも中心に出来る馬と考える。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある。休み明けはやや割引だが、能力で好走するようなら次走は状態が大幅に上がると考えられる。この特性から前走好走したので今回は好走必至と考える。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

▲ペルーサ・・・ゼンノロブロイ×Candy Stripes=サンデーサイレンス×レッドゴッド 〔6-a〕
前走天皇賞秋2着(=東京芝2000m:0.3秒差)。東京芝コースは6戦(3-1-0-2)で適性は高いのだが、スタートが悪く4着以下になった2戦(=ダービー、毎日王冠)は全て出遅れ。前走も出遅れたが、最速上がり33秒6で2着好走。上がりは毎回鋭くスタートが決まればと思うが、能力的にはGⅠを取れるだけの能力は秘めていると考える。ただ今回もスタートで後手に回り、届かずの内容は十分にあると考えるべきと思いますが、JCならスタミナと速い上がりを繰り出す適性が必要なので、能力発揮しやすく適性も高いと考えて評価します。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、初年度産駒のため種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高い。産駒は淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴なのだが、本馬は母父の影響なのか東京芝コースのスローペースの瞬発力勝負向き。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有していると考える。母父Candy Stripesはブラッシンググルーム系で、底力の要求される重賞に向いた本格派血統。距離適性は様々だが、1600m~2400mが守備範囲で、断然芝向き血統。重賞挑戦などで相手強化はプラス要因となる。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をする。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

△ローズキングダム・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-w〕
前走菊花賞2着(=京都芝3000m:0.2秒差)。東京芝コースは2戦(1-1-0-0)で、芝2400m戦も2戦(1-1-0-0)で、能力を発揮するには最良のコース。クラシック好走歴のある3歳馬はJCでの好走も多く、本馬のイメージはクラシック好走ながらも今一つ届かないという点でドリームパスポートMK-Ⅱ。ドリームパスポートもJCで好走したし、適性は似ると思うので期待する。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入る。距離に関しても融通性があり、やはり大レースに強く底力もある。菊花賞→JCと距離短縮になることは本馬にとってはプラス要因と思われる。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。前走1着好走で勢いは十分でした。母ローズバドはオークス2着で秋シーズンも秋華賞2着と好走していて、近親ローゼンクロイツは菊花賞3着好走。秋シーズンの好走も可能と証明したが、なかなかGⅠで1着が取れないローズ一族。その一族の特性からヒモ候補筆頭。
No.〔1〕の牝系で、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。クラシック春シーズンが勝負の牝系なので、今後の成長能力は他の牝系に比べると少し劣る部分があると思うが、現時点の完成度の高さに期待する。

他に気になる馬は、ヴィクトワールピサ、ナカヤマフェスタ、オウケンブルースリ。
ヴィクトワールピサは、前走凱旋門賞7着(=仏国芝2400m)。10年皐月賞馬でダービー3着馬と、クラシック好走した3歳馬で好走できる下地はあると考える。ただダービーで上位2頭と上がり勝負への適性面でやや開きがある分と海外2戦を使った分の疲労度を考えると好走できる可能性が少ないと考えて評価を落としました。また中山芝コース適性が高いネオユニヴァース産駒ということも評価を下げた要因です。
ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、基本的には小回りコース向きが多いが、09年ダービー1着馬ロジユニヴァースを輩出しているダービー好走血統。鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く(=アンライバルド、ミクロコスモスなど)、本馬もこれまで34秒台前半の上がりを連発している。この点もネオユニヴァース産駒は要注目。母父Machiavellianは持続する流れに強い特性を持ち、その上でキレる末脚を繰り出す。一瞬の脚に優れた短距離・マイラー血統なのだが、抑えが利けば中距離もこなす。この点からも中距離の持続した流れに向くと考え、緩い流れからの瞬発力勝負の適性がやや劣ると判断した理由です。
No.〔8〕の牝系は、古馬で真価を発揮するタイプが多い。3歳秋シーズンは成長力が豊富。人気よりも伏兵の方が好走しやすいタイプなので(=それでも上位人気での好走が多い)、断然人気ではやや信頼は落ちる点がある。東京芝2400m出の好走も多く(=シンボリクリスエス、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、フサイチパンドラなどがいる牝系なので)、距離延長は問題なく成長力に優れた牝系と考える。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。近走内容からこの特性の分割引。

ナカヤマフェスタは、前走凱旋門賞2着(=仏国芝2400m)。10年宝塚記念1着馬で、JC好走できる適性は秘めていると思われる。ただ凱旋門賞2着好走の分余力があるか?ということで不安な点があり、また上がり特化のレースに対応できる上がりの証明が少ない分評価を落としました。ステイゴールド産駒は中山芝コース向きの産駒も多く、本馬も小回りコース向きな要素を含んでいてイメージはドリームジャーニーMK-Ⅱ。
ステイゴールド産駒はスタミナ型のサンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性はステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。このあたりの特性が上手く嵌ったとも思われる。また母父タイトスポットはリボー系で、成長力のある中長距離血統。リボー系は、肉を切らせて骨を絶つ的なタフなレースでこそ本領を発揮するタイプが多く、その中でもタイトスポットは屈指の穴血統。嵌れば突き抜けるが、不発も多い。
No.〔3〕の牝系で、古馬での成長力も豊富で、東京コースなど広いコースでの好走が多い牝系。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。No.〔3〕の牝系は、4歳秋が最も充実しやすく東京コースで好走が多い傾向。

オウケンブルースリは、前走京都大賞典2着(=京都芝2400m:0.1秒差)。09年JC2着馬で、昨年は天皇賞秋4着からのステップだったが、今年は京都大賞典からのステップ。間隔が開くのだが長期休み明けでも好走していて、昨年よりは良いステップと考える。ただし「老馬の法則」から、2着以上にはなりにくいと考えて、評価を落としました。
ジャングルポケット産駒はトニービン系で、長い直線をぐんぐん伸びてくる末脚の長さや、一瞬のもたつきはトニービン系に共通する特徴。反面小回りコースの成績も良いタイプもいて、本馬は前者のタイプ。08年菊花賞馬でもあり、本格派のステイヤー。叩き良化型でもあり前走からの上積みに期待する。またジャングルポケットは、母父の特性も活かしやすい。母父ヴァイスリージェント系のSilver Deputyで、鮮度の高さと勢いが好走に重要。距離の融通性も高いのもヴァイスリージェント系の特徴。この特性には期待する。
No.〔13〕の牝系で、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもある。分枝記号cは、高い心肺機能をもち開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い特性あり。

ここからは好走可能かもしれないが、馬自身の能力が今回のメンバーではやや足りないと判断し評価をさらに下げた馬です。
シンゲンは、前走天皇賞秋6着(=東京芝2000m:0.8秒差)。
ホワイトマズル産駒はリファール系で、淀みない持続型の流れに強い欧州スタミナ型。淀みない流れの中長距離戦で高い能力を発揮する。スローペースの瞬発力勝負で負けても、厳しい流れならすぐに反撃する。ホワイトマズル産駒の怖い点は、人気薄の時に大きな仕事をしてしまうところ。母父サンデーサイレンスは、勢いに乗じて連続好走しやすい特性を持ち、鮮度の高い時によく好走する。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤータイプが多く、前走好走ならば更なる上昇が期待できる。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプも多く厳しい流れで力を発揮する

ジャガーメイルは、前走天皇賞秋降着して18着(-東京芝2000m:2.1秒差)。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は母父サンデーサイレンスということもあり速い上がりを繰り出せるので、広いコースで末脚を活かすタイプ。緩い流れで瞬発力勝負は向くと考える。クラシック以上の距離で本領を発揮していて、ステイヤータイプなので、叩き良化型と思いますが、前走の内容からどれだけ巻き返せるのかが疑問なので評価を下げました。ただし母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性があり、今回はこの特性に期待できない分評価を下げました。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。牝系の成長能力から古馬6歳での更なる上昇?に不安があるため、評価を落としました。

メイショウベルーガは、前走エリザベス女王杯2着(=京都芝2200m:0.7秒差)。
フレンチデピュティ産駒はヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向だが、前走ではプラス体重で好走なので問題なし。ヴァイスリージェント系のセカンドステージ突入の牝馬は、牡馬混合戦でも互角以上に戦い(=サンアディユ、スリープレスナイトなど)、本馬も牡馬と互角に戦いセカンドステージの充実さを感じさせる。母父Sadler's Wellsは、成長力に富み底力を発揮する。5歳でも能力の衰えは少なく侮れない。
No.〔3〕の牝系は、古馬にて本格化する成長力のある牝系。4歳時の秋が最も充実するが、5歳時は能力を維持して好走する。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。この特性には期待したいが、ここまで使い詰めていた内容と勝負は前走エリザベス女王杯だったと思えるので、ピークを越えた可能性がある分評価を下げました。

外国馬は、今年はサドラーズウェルズ系やネヴァーベンド系などスタミナは確かに豊富で厳しい流れ向きのタイプが多く、厳しい流れなら好走も可能と思うが、瞬発力勝負では分が悪いと考えて今回は嫌いたいと思います。
好走の可能性があるとすれば、マリヌス。Numerous×Panoramic配合で、ミスプロ×レッドゴッド系。外国馬の中では芝2400mでは持ち時計は一番速く、牝系はNo.〔1〕。日本でも好走の多い牝系でもあり、この点には期待できると考える。


tipmonaとは?

ジャパンカップ2010回顧
JC 有馬記念に向けて。

軍神マルス
08期 予想歴12年

次走狙い:ヴィクトワールピサ
次走狙い:ブエナビスタ
次走危険:ローズキングダム
次走危険:ペルーサ


2010年 タイム 2'25"2 (良) 1FAve=12.10 3FAve=36.30

ラップ
①12.8-②11.7-③11.9-④12.3-⑤12.0-⑥12.7-⑦12.9-⑧12.0-⑨12.2-⑩11.2-⑪11.3-⑫11.9
1FAveとの誤差
①+0.7 ②-0.4 ③-0.2 ④+0.2 ⑤-0.1 ⑥+0.6 ⑦+0.8 ⑧-0.1 ⑨+0.1 ⑩-0.9 ⑪-0.8 ⑫-0.2
テン36.4-中盤74.1(前半37.0-後半37.1)-上がり34.4 『加速・中弛み』

『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○

1着ローズキングダム・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔1-w〕 5-6
2着ブエナビスタ・・・スペシャルウィーク×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 12-10
3着ヴィクトワールピサ・・・ネオユニヴァース×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔8-d〕 2-2
4着ジャガーメイル・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔1-w〕 16-16
5着ペルーサ・・・ゼンノロブロイ×Candy Stripes=サンデーサイレンス×レッドゴッド 〔6-a〕 18-18

流れは、テン-上がりのラップ差から『加速』と中盤の弛みから『中弛み』の複合ラップ。上がり特化の瞬発力勝負の様相。展開的には、逃げが最も恵まれ、次いで先行、差し・追込には厳しい流れと考える。

1着ローズキングダムは、前走菊花賞2着(=京都芝3000m:0.2秒差)からの好走。本馬は、ダービー2着・菊花賞2着とクラシック好走歴があり、傾向には合致していた馬。東京芝コースは2戦(1-1-0-0)で、芝2400m戦も2戦(1-1-0-0)で、能力を発揮するには最良のコース。クラシック好走歴のある3歳馬はJCでの好走も多く、本馬のイメージはクラシック好走ながらも今一つ届かないという点でドリームパスポートMK-Ⅱ。今回はブエナビスタ降着により1着となったが、このあたりは運があったと考える。当然ドリームパスポートにやはり似ている適性を有していると思うので、次走有馬記念出走なら人気でも過信禁物と考える。特に秋4戦目となり余力の点でも不安は残るし、JCは上がり特化の瞬発力勝負タイプ向きだが、有馬記念は小回り持続型の適性が問われやすいと思う点で適性が異なると思う分、今回よりはパフォーマンスは下がると考える。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入る。距離に関しても融通性があり、やはり大レースに強く底力もある。菊花賞→JCと距離短縮になることは本馬にとってはプラス要因と思われ、クラシック距離が本領発揮しやすい適距離と考える。またキングカメハメハ産駒は、今年東京芝2400mのオークス・ダービー・JCと好走し、サンデーサイレンスのようにこのコースで強さを発揮。今後も活躍馬を多数輩出する可能性は十分で、サンデーサイレンス以上に活躍する可能性もあると思います。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。前走1着好走で勢いは十分でした。母ローズバドはオークス2着で秋シーズンも秋華賞2着と好走していて、近親ローゼンクロイツは菊花賞3着好走。秋シーズンの好走も可能と証明したが、なかなかGⅠで1着が取れないローズ一族。今回は運に助けられた分はあるが、瞬発力勝負なら今後も崩れにくい馬と考えます。
No.〔1〕の牝系で、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。クラシック春シーズンが勝負の牝系なので、今後の成長能力は他の牝系に比べると少し劣る部分があると思うので、連対をはずし始めたら注意が必要と思います。

2着ブエナビスタは、前走天皇賞秋1着(=東京芝2000m)からの好走。前々走宝塚記念2着好走していて、JCに向けての適性の高さは証明済み(=ステップ的に天皇賞秋好走馬は好走しやすいし、宝塚記念好走馬はJCでも好走しやすいつながりがある)で、今回も本馬が好走したことからもこの傾向は証明できたと考える。次走有馬記念はリピーターが好走しやすいレースでもあり、余力がある馬が好走しやすい傾向からも、秋3戦目で09年2着好走の本馬にはプラス要因が多く、次走も期待可能と考える。
スペャルウィーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、本来はエンジンの掛かりが悪く末脚が不発に終わることも多いのが産駒の特徴なのだが、本馬は33秒台~34秒台の末脚を連発していて性能の良いエンジンを積んでいる様子。母父Caerleonは、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。現在は差し一辺倒ではなく、先行して押し切れる自在性も兼ね備え、イメージとしてはダイワスカーレットMk-Ⅱ。末脚勝負にも対応できるし好位押し切りも可能で、秋シーズンも中心に出来る馬と考える。
No.〔16〕の牝系は、叩き良化型のステイヤー特性がある。休み明けはやや割引だが、能力で好走するようなら次走は状態が大幅に上がると考えられる。この特性から秋3走目となる次走にも期待。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。

3着ヴィクトワールピサは、前走凱旋門賞7着(=仏国芝2400m)からの好走。10年皐月賞馬でダービー3着馬と、クラシック好走歴のある3歳馬で傾向には合致。今回は展開が有利に働く分はあったが、今後にも期待できそうな内容で復調の兆しも見られたことは良いと考える。次走有馬記念なら、小回り中山コースでの好走も多いネオユニヴァース産駒だし、脚質的に前にて立ち回れる器用さが活きると思うので、更なる前進が見込めると考えます。
ネオユニヴァース産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、基本的には小回りコース向きが多いが、09年ダービー1着馬ロジユニヴァースを輩出しているダービー好走血統。鋭い瞬発力を繰り出すタイプには能力の高い馬が多く(=アンライバルド、ミクロコスモスなど)、本馬もこれまで34秒台前半の上がりを連発している。この点もネオユニヴァース産駒は要注目で、速い上がりを使えるタイプには大物が多い。母父Machiavellianは持続する流れに強い特性を持ち、その上でキレる末脚を繰り出す。一瞬の脚に優れた短距離・マイラー血統なのだが、抑えが利けば中距離もこなす。この点からも中距離の持続した流れに向くと考え、緩い流れからの瞬発力勝負の適性がやや劣ると考えましたが、今回は展開利で上手くカバーできたし、次走有馬記念ならこの点がプラス要因に変わるので期待したいと思います。
No.〔8〕の牝系は、古馬で真価を発揮するタイプが多い。3歳秋シーズンは成長力が豊富。人気よりも伏兵の方が好走しやすいタイプなので(=それでも上位人気での好走が多い)、断然人気ではやや信頼は落ちる点がある。東京芝2400m出の好走も多く(=シンボリクリスエス、エアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ、フサイチパンドラなどがいる牝系なので)、距離延長は問題なく成長力に優れた牝系と考える。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持ち、特にトライアルレースなど前哨戦快勝→GⅠは必殺のローテーションとなる。次走はこの特性にも期待。

4着ジャガーメイルは、前走天皇賞秋降着して18着(=東京芝2000m:2.1秒差)からの好走。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は母父サンデーサイレンスということもあり速い上がりを繰り出せるので、広いコースで末脚を活かすタイプ。緩い流れで瞬発力勝負は得意。クラシック以上の距離で本領を発揮していて、ステイヤータイプなので叩き良化型。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性があり、今回はこの特性に期待できない分評価を下げました。やはり0.5秒差で5着以内の方が好走率は高いと考えます。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。

5着ペルーサは、前走天皇賞秋2着(=東京芝2000m:0.3秒差)からの好走。東京芝コースは6戦(3-1-0-2)で適性は高いのだが、スタートが悪く4着以下になった2戦(=ダービー、毎日王冠)は全て出遅れ。前走も出遅れたが、最速上がり33秒6で2着好走。今回もスタートが悪く最後方から上がり最速33秒3(=ブエナビスタも同じく上がり最速33秒3)。追込しても上がりは毎回鋭くスタートが決まればと思うが、能力的にはGⅠを取れるだけの能力は秘めていると考える。スタートが悪い分、次走有馬記念ならばかなり大幅な割引をしなければならないと考えるので、スタートが普通になるまでは今後も届かずの内容は多そう。
ゼンノロブロイ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、初年度産駒のため種牡馬鮮度も高く戦う意欲は高い。産駒は淀みない流れを前で展開好走するタイプもいれば、鋭くキレるタイプもいて、人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴なのだが、本馬は母父の影響なのか東京芝コースのスローペースの瞬発力勝負向き。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有していると考える。母父Candy Stripesはブラッシンググルーム系で、底力の要求される重賞に向いた本格派血統。距離適性は様々だが、1600m~2400mが守備範囲で、断然芝向き血統。重賞挑戦などで相手強化はプラス要因となる。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をする。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。

JCの傾向は、
①基本は日本開催なので、海外馬よりも日本馬を軸に考えるべし。
②ハイレベルなGⅠなので、GⅠ好走歴のあるような日本最強馬を考えること。
③3歳馬は、クラシック好走歴があることが最低条件。
④古馬は、3歳時にクラシック好走歴があり、古馬になってもGⅠ好走しているような馬なら堅軸。
⑤宝塚記念好走馬は適性が高い。天皇賞秋も好走ならなお良い。
⑥サンデーサイレンス系向きの瞬発力勝負になりやすい。
⑦『老馬の法則』が活きやすい。


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