日経新春杯2011予想
固い馬場がカギでは

スナフキン
09期 予想歴28年

◎ルーラーシップ
  1着/2人気

○コスモヘレノス12着/6人
▲ビートブラック10着/4人


この冷え込みで馬場が固いと思われますから、さらに先行有利にと考えます。
後方一気は難しくなり、ヒルノダムールを下げます。
先行寄りに展開が傾いた場合にはありますが・・・

前残り重視で、好位追走が可能なルーラーシップから。
コスモ、ビートへ、押さえでヒルノを。
ワイドなのでローズは消します。

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ローズキングダムの58キロは、G1を勝利した上での科せられるハンデ。
繰り上がりでも1着賞金を渡した以上、それ以後は相応の斤量となります。
JCを勝ちに等しいと見ている橋口師にとって、楽観視しているところは気になります。
勝っててないのに・・・

仕切り直しの参戦となったルーラーシップと昨年秋は交えることはなく、なにか対戦評価を勝手に下しているものにも見えます。
仮に有馬にローズキングダムが出ていてもデムーロの奇襲策になす術なしと考えられます。

菊花賞では同タイムのビートブラックに、4角でロスのあったヒルノダムールには外から1馬身差まで詰められています。

JCでは遠征後のヴィクトワールピサを相手にしたもの。

年度代表馬ブエナビスタはローズキングダムのように坂路でビシビシすることは必要なく、いつも軽め。
それでもあのパフォーマンスが出来るのは能力の違いを示すものでしょうし、有馬のあの差し脚は真似できないと思われます。

実質3歳時の勝利は神戸新聞杯のみ、ほぼ馬券対象内に来ていても何か足りないのもがあるからでしょう。
陣営は酷量を免れたつもりでも、実際はJCのあの不利がなくても2着が想定でき、なら今回科せられるべき斤量は57キロ前後なのが現力量と言えるはずです。

そうすると1.5キロ以上の貯金があるルーラーシップとヒルノダムールに有利と思えてしまいます。
この両馬はこれまで若駒S、ダービー、鳴尾記念と甲乙付けがたいレースぶりで、結果は位置取りの差や立ち回り次第でした。

この3頭の道中の並びならローズキングダムがサンドされる形でしょうから、流れが向いた方にハンデを生かして先着する可能性はあるのでと考えます。

揺れたルーラー陣営ですが、1週前ではまだ出走がが決まっていない現状だったので、デキ重視で勝てる見込みを探ったのなら出走=勝ちに来ますから、相手はローズ1頭。

そのルーラーシップの出方がレースを左右しますし、持久力戦に持ち込みたいコスモヘレノスの積極策から緩まない流れの見込みです。

そうなると満を持して脚をタメるヒルノダムールが有利に。
菊花賞で距離の不安を跳ね除けたと思うし、クラシックディスタンスの2キロ差は大きいはず。
皐月賞の4着までが2400mで好走しているのに一番タフな外外を回ったダムールに距離の懸念はしなくていいのでは。

ハイペースの若葉Sはデキひとつでの2着も、融通性がなければできないこと。2400mに悲観しなくていいと思うより、ここベストな条件じゃないかなあ。

ローズキングダムは過去最高に思えた有馬記念の馬体からは今回下がるのは仕方ないけど、細かったダービーでも好戦しているので大丈夫?
ペースが上がると、勝ちにこだわった時の斤量の重みが問われそうな気がしています。
これまで予想のファクターだって斤量は無視していいものじゃない。
言い替えれば実績斤量じゃなく繰り上がりの仮装斤量ですから・・・

軽くはないと思うし、ここに実績馬が出ないのはそういうことでしょ。
逆らって見ちゃおうかな?


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