産経大阪杯2011予想

シーバス
09期 予想歴13年

◎ヒルノダムール
  1着/1人気

○キャプテントゥーレ5着/2人
▲エイシンフラッシュ3着/3人
×ドリームジャーニー
×ミッキードリーム


阪神外回りで行われる重賞ばかりで辟易していたが、このレースは内回り。
阪神コースは直線でヨーイドンの外回りよりも、コーナーで勝負処を迎える内回りの方が
見ている分には絶対に面白いと思うのだが。。。

本命はヒルノダムール
近3走は相手を考えれば十分に善戦と言えるものだが、
勝ち切れないあたりに詰めの甘さも感じる内容。
皐月賞を見るに、一瞬の末脚が武器の馬で外回りコースは不向きと評価している馬だけに、
内回りのコースに変わる点は大きなプラスと捉えたい。
若干間隔が空いたが、冬場もコンスタントに使われており状態面の不安も少ない。
他の有力馬が斤量を背負う中で57kgで出走できる点も大きな魅力。

対抗はキャプテントゥーレ
前走は理想の形に持ち込むも勝ち馬には完敗の内容。
しかし、後のドバイWC勝ち馬相手では仕方なかったか。
休み明けながらもしっかりと連を確保したあたり、まだまだ衰えは無いだろう。
一昨年、昨年と朝日CCを勝利しており、阪神芝2000mは2戦負け無しの得意のコース。
他にハナに拘る馬がいないメンバー構成で、前走に引き続きここも単騎逃げ濃厚。
4歳のG1馬2頭が59kgを背負う中で58kgという斤量も決して重くは無い。

3番手はエイシンフラッシュ
前走は出遅れが全て。
それでもメンバー2位タイの末脚を使って勝ち馬から0.4秒差の7着なら悪い内容では無かった。
ダービーでの印象からスローの瞬発力勝負向きと思われがちだが、
血統的にはむしろ消耗戦でこそ力を発揮するタイプ。
休み明けの皐月賞で3着しているように小回りコースも苦にしない。
今回は休み明けで初の斤量となる59kgと課題も多いが、
ハイレベルの4歳世代において、もっとも総合的に力を持った馬と評価している馬だけに、
メンバーの揃ったここでもなんとか格好を付けて欲しい。

4番手はダノンシャンティ
前走は叩き2戦目も斤量、距離など不安材料も多かった中、
3着ヒルノダムールと0.2秒差となんとか格好は付けた。
本質的にはマイル~中距離の馬だろうし、距離短縮となる点はプラスだろう。
叩いての上積みにも期待できる。
しかし、故障明けの馬に59kgの斤量はいかにも重い。
内回りよりも外回りの方が良いタイプでここは地力に頼る面も大きいだろう。

5番手はドリームジャーニー
前走は出遅れたとはいえ、いかにも内容が無い1戦。
デキも悪かったのだろうが、得意のコースでのあの内容だけに残念な結果だった。
2年前に朝日CCを勝っており、内回りの阪神芝2000mは条件的にもベストに近いが、
昨年の大阪杯ではまさかの3着。
昨年から斤量が1kg軽くなるのはプラスだが、
順調度となると昨年よりも良いとは到底言えない。
地力を評価して人気が落ちれば買い目に加えても良いが、
現状の過剰人気の印象で馬券は切りか。

穴はダイワファルコン
昨夏からの成績を見れば明らかで、東京では詰めが甘いが中山ではしっかりと結果を残しており、
小回りコース向きと馬と断定してよい。
中山ほどではないが、阪神の内回りコースも小回りの部類で、
初コースだが適正は十分に有りそう。
弥生賞3着、皐月賞8着の実績もこのメンバーに入ると大きく見劣るが、
上位人気馬が斤量を苦にするようなら一角崩しも。

ミッキードリーム
休養前の実績を考えればここでやれても不思議ではないが、
前走を見る限りここでガラリ一変は考えにくい。
もう少し叩いてからだろう。


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