安田記念2011予想
ちょっと手広く。

サニーのすけ
08期 予想歴15年

◎サンカルロ
  13着/11人気

○スマイルジャック3着/3人
▲サムザップ11着/13人
×ジョーカプチーノ
×ダノンヨーヨー


展開的にはどうなるのでしょうか。やはりシルポートとジョーカプチーノから考えて行くのがいい気がします。

×ジョーカプチーノ
陣営は前走のコメントで「中途半端になってしまった。次は無理に引っ張ることはしない。」とシルポートをけん制しています。前走は好発を決めながらシルポートに行かせるような形。テン乗りでしたし試した感もありました。
マイルのG1を勝っている馬ですが過去の話。最近はスプリント界へ進出していた馬ですので即マイルでという感じはしません。スプリント戦でも決まった形で結果を残しているわけではありませんので何とも中途半端な感じ。


△シルポート
ジョーカプチーノが無理に押さえないと言っている限りはシルポートも楽ではありません。しかし1400mに使ったことによってマイルでより楽に先行できるんじゃないですかね。
陣営のレースの使い方も好感です。賞金的にも日程的にも京王杯SCを使う必要なんてどこにもないんですが、
「この馬は間隔を詰めたほうが走ります。」
と言って使いました。
結果、慣れない1400mで58キロを背負って2着。本番で背負う斤量も経験できて、距離短縮でおそらく行きっぷりもよくなる。そして陣営の言う間隔が詰まるとなれば条件は揃います。とにかく行くだけですね。
とにかく展開次第なので勝つか負けるかハッキリしそうな馬ですけど、結構2,3着も多い馬なので馬券にしのばせるのがよさそうな気がします。


◎サンカルロ
ちょっと狙いすぎですかね。
もうすっかりマイルのイメージがないんですけど、もともとマイルの方がよかった馬。そういう馬はこのレースでは嫌われる傾向にありますので人気面ではおいしいのかなと。
陣営は京王杯の後「サマースプリント路線へ」と表明しましたが、急遽ここへの参戦を表明。完全内有利の馬場で前が詰まって外に出すしかなくてほとんどレースをしていないから消耗が少ない、という判断でしょう。
ずっと乗ってきた吉田豊から横山典へ。新たな一面を引き出してくれないものか。ブラックホーク的なやつ頼むわ。


○スマイルジャック
京都のマイルCSよりはこっちの方がいいですよね。ただ善戦止まりというか中途半端な馬なんですよね。後ろで溜めれば着実に伸びますが、前に行っても馬群を割ってそこそこ伸びてしまうので、いまだに自分の形というものがない感じですよね。
いまだG1を勝っていない若い騎手というのも相まって、後ろから行って届かなければ「展開が・・・」、前に行けば何かに差される。ホントに中途半端。
思い切って六甲Sのような大外ぶん回しをやってくれればいいと思うんだけど。


▲エーシンフォワード
Mr.外枠。まぁここぞというレースではまず2ケタ馬番ですよね。前走にしても外枠で前に壁を作れずに終始持っていかれ気味。スプリント戦を使った弊害と言えばそうなのかもしれませんけど、ある程度の運が必要。まだ枠は出ていないのですけど内枠ならば。


△アパパネ
エーシンフォワード同様この馬も外目の枠を引くんですよね。ただこの馬は逆にそれが揉まれないで競馬ができるという利点だったと思われます。
3歳時までは牡馬混合のレースを使う必要性がなく、今回はマイラーズカップ以来2度目となるわけですがあの時も外枠。結局揉まれる競馬というのはしていないわけで、しかも牡馬混合となればそういう競馬になった時にどういう結果になるのかはわからない。
ただ力は認めざるを得ないのと、それを撥ね退ける底力があっても不思議はないので人気でも押さえる。


×ダノンヨーヨー
ヨレる癖のある馬。大きいレースで勝つまでとは思いません。前哨戦で乗り替わりをして癖を見てもらったのにそのジョッキーが乗れない不運。果たして1回で乗りこなせる馬なのか?と問われたら疑問符がつきますよね。
勝ったらウィリアムズが「DVDを見ました」発言がまたでるんでしょうね。


あとは香港馬。

×ビューティーフラッシュ
キャセイパシフィックJCマイル 4着
香港マイル 1着
チャンピオンズマイル 4着

△サムザップ
キャセイパシフィックJCマイル 2着
香港マイル6着
チャンピオンズマイル10着

キャセイパシフィックJCマイル
http://www.youtube.com/watch?v=BJ6w9h-r4Ac

香港マイル
http://www.youtube.com/watch?v=AgtEMM4AQzU

チャンピオンズマイル
http://www.youtube.com/watch?v=7wkI20s7BUg

基本的には全部前残り。
サムザップは香港マイルとチャンピオンズマイルでは後方からの競馬になってしまって結果を出せず。キャセイパシフィックJCマイルのように内に潜り込んで先行できれば一発もありそう。日本で実績のあるプレブル騎手になるのもいい。

ビューティーフラッシュは早くも今年5戦目。ドバイ遠征もしていて上がり目はなさそう。ずっと乗っているモッセ騎手が来日しないのも減点材料。


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枠順が出ました。
エーシンフォワードはやはりMr.外枠。とても残念な8枠17番。印を下げるというかとても買う勇気がありません。消します。
サムザップの印を格上げさせます。


まとめ
◎サンカルロ
○スマイルジャック
▲サムザップ
△アパパネ
△シルポート

×ジョーカプチーノ
×ダノンヨーヨー
×ビューティーフラッシュ

3連複BOX ◎○▲△△ 計10点


消しを3頭書いておいてアレですがこれも買っておきます。抜けたらシャレにならないので。

馬連 ◎-総流し


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安田記念2011回顧
古馬は情けない

サニーのすけ
08期 予想歴15年

次走危険:リアルインパクト
次走危険:ストロングリターン


シルポートがいつものように行く。ジョーカプチーノ陣営の「逃げる」はやはり口三味線で突っつく形に。突かれて結構飛ばす形に。
正直この展開になったら後ろはシメシメという感じになるはずなんだけど・・・決勝点のカメラをみても内は馬場が悪いはずなのに全然止まらない。
作られた馬場での高速決着で枠と位置取りで決まったレース、高い評価をしてあげるのは酷。レースレベルは3でもいいけど2にしておきましょう。


1着 リアルインパクト
2歳時からマイルは長いと言い続けているんですが勝たれてしまっては困りますねぇ。朝日杯、NHKマイルCは内枠でうまく立ち回ってマイルをこなしていますけど、さすがにこの枠では厳しいだろうと思っていたんだけど、前が飛ばす形になってくれてスッと内に入れることができましたね。ここは戸崎騎手の好判断でしょう。
最内じゃなくて3頭目ぐらいを走れたのはよかったのでしょう。初めて58キロの斤量を背負う馬も多かった中で54キロで乗れたことも大きいし、府中のマイルというのは時計が速くなると短い距離が向く馬でも対応できますのでマイルが絶対OKとはまだまだ言い難い。NHKマイルCも最内枠で高速決着でしたしね。
逆に言うとレースの巧さはあると思うので内枠であればという感じ。特にスプリンターズSは中山ですしね。いやしかしスプリント戦に行くのかな。堀厩舎だからキンシャサロードで行くのならいいけど、マイル戦にこだわるなら・・・


2着 ストロングリターン
これも堀厩舎ですか。よさげな馬が入ってくるけどクラシックには縁遠くて路線変更で距離短縮が合う厩舎ってことでいいのかな。関西でいうと安田厩舎的なやつ。わかりやすい。
京王杯にしても今回にしても枠を利して内でじっとして追い込んできたという同じようなレース。果たして今後外枠を引いたときにどのように競馬をしてくれるかという楽しみはありますけど、1200mでという感じはしないしどの路線に行くのかは注目。おそらく関屋記念とか京成杯AHとかだと思うけど・・・ここ2戦ハマってる感じが否めなくて・・・


3着 ○スマイルジャック
よく追い込んできましたがね。スーパーホーネット2世ですねぇ。通ったコースがもっと内だったら・・・せっかく内を引いたのにもったいない。
併せる形になっていたらまた違っていたんでしょうけど一緒になって伸びてくる馬がいなかったのもねぇ・・・他の差し馬たちも情けなさ過ぎるよ。


4着 クレバートウショウ
名前の通りクレバーな内立ち回り競馬でここ最近は奮闘していますね。今となってはマイラーズカップ人気なさすぎですが。今後もレースの巧さを生かして行くのでしょう。
でもスプリンターな感じはしないし夏に活躍の舞台はあるのかな・・・どこを使うのか注目しておきましょうか。米子Sだとは思いますけど。


5着 ×ジョーカプチーノ
この馬が粘れてしまうんだからマイラーというよりもスピリンと向きのレースだったんだろうなぁと思ってしまいます。レースとしてはNHKマイルCのような展開になってくれたのに差されたのは、あの時よりも後ろが強かったというだけな感じ。普通です。


6着 △アパパネ
主役が不在のマイル界とはいえ牡馬との戦い。高速決着の後の中2週でこれだけやれたのなら上々でしょう。
しかしパターン通りですよね。叩きで負けて本番で勝って、続戦して負ける。ローズS→秋華賞→エリザベス女王杯と同じです。
早くも秋はエリザベス女王杯が目標と発表しました。毎日王冠あたりを叩いてエリザベス女王杯でしょう。またお得意の毎日王冠ちょい負けのエリ女で好勝負のパターンでしょう。
Vマイルと同じ高速馬場を使った後ですから脚のケアを入念に行ってほしいものです。


7着 リディル
道中は引っかかって、直線では最内を突いて詰まり通し。それでも最後は7着なのだからいかに枠の有利不利があるかというのを示した馬になりましたね。
中舘さん、前に行かないのならばアンタを乗せる意味なんてないんだよ。


8着 △シルポート
思ったよりもつつかれましたね。短い距離向きの馬たちが多かったですから仕方ないですね。G1ではもうちょっと舐めてもらわないと苦しいのでしょう。


9着 ×ビューティーフラッシュ
11着 ▲サムザップ
こんなもんですかね。香港馬というのはデカい&筋骨隆々というイメージがありましたけどサムザップは小ぢんまりとしていましたね。特にありません。


10着 ×ダノンヨーヨー
こんな乗り難しい馬によく重い印を打てるなと思って新聞等を眺めていました。ウィリアムズ騎手のコメントで「ムチを入れたら左右にヨレて集中していなかった」とのこと。やっぱりなとしか思いません。
出負けもありましたけどそれがなくてもヨレてダメだったでしょうね。


12着 エーシンフォワード
外枠は不運でしたね。この枠だといわゆる「前に壁を作れない」ってやつで。それを嫌ってか後ろからの競馬。何かやってやろうという気持ちは見えましたので一定の評価を。


13着 ◎サンカルロ
直線を向いたときの手応えで正直馬券当たったと思いましたけどね。パッタリ止まってしまいました。せっかく片側ブリンカーとか騎手替わりで真っすぐ伸びてくるチャンスだったのに、ビービーガルダンの強烈な外弾きによってやる気をなくしてしまったのかな。もしくはただ単に距離か。また来年重い印つけるわ。



しかしテン乗りの3歳馬に勝たれるとは情けないですね。それだけ戸崎が上手かったけどいかに短距離界のレベルが低いかを露呈しましたね。これではキンシャサノキセキの香港スプリント招待されずも頷けます。


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